くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

滝・川≠マイナスイオン

2007-01-08 21:50:07 | 歴史・自然
こんばんは。くろねこです。

 数年前「マイナスイオン」一時期ブームになりました。体に良いとか・・・テレビ番組でブームになりましたよね。

 そんなマイナスイオンを発生させる機械が沢山発売されましたが・・・
 今はどうなっているんでしょうか?最近は落ち着いたのでしょうか?

 中学校の理科を思い出せば(ゆとり教育前)、根拠のないインチキとすぐに分かります。マスコミ報道や、宣伝に負けてついつい買ってしまった方、申し訳ありません。

マイナスイオンって何?
 定義がないんです(笑)
中学校で習っているのは、陰イオンです。

定義がないものを、どうやって発生させるのか???
 自分には、さっぱり分かりません。

テレビや雑誌でブームになり、言葉だけが、独り歩きすると恐ろしいですね。
 なんで技術屋さんが、本質ではインチキでも、目先のブームで売れれば良いという考えの人間に押し切られて負けてしまったのか・・・メーカーの開発者は悔しかったのではないでしょうか?とか考えました。

どうしてこんな事を、ふと疑問に感じたかと言うと…

 実は、正月早々凹む事がありまして、気晴らしに、川の土手を早歩きウォーキングしまして、すごく気持ちが楽になりました。
 その時に川の流れの音が良く聞こえる場所があるんです。

 勾配が若干あり、川幅が狭くなる場所は、流速が早くなります。(河川の流量が同じという条件)

 同じ音でも川の流れる音は苦痛に感じないんです。
ふと思い返して・・・滝の音騒音に感じませんよね。沢を水が流れる音、騒音に感じませんよね。

 そこで以前、滝や川はマイナスイオンを出すとか・・・無茶苦茶なこと言っていたなとか思い出したんですよ。

でふと思ったのが、
 自然の音(水の流れる音、波の音、鳥の鳴き声など・・・)や風景が、人間を精神的に楽にするのでは?と思ったのです。同じ音量でも人工的な音は・・・聞いていて疲れますよね。マイナスイオンが健康に良いのではなく、自然の多い場所が人間にとってストレス負荷が低いという事だと思います。

こんな立派な事を書きながら、いざ、家の電気製品を見てみたら・・・
見事に、ドライヤーがマイナスイオン仕様になっていた(汗

はっはっは。笑ってごまかす。