くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

負けは、負け。

2010-07-14 00:15:47 | 政治・経済
こんばんは、くろねこです。

今回の選挙、「民主党エリート幹部連中」が大宴会で踊ってしまって
地方1人区が総崩れでした(自分の予想以上でした)。負けるのは想定していたが、まさかここまで地方1人区負けるとは・・・

 栃木の簗瀬さんまでが落ちてしまった。驚きました。参りました

さらに自民党が戦上手だった。
大島幹事長さすがです。限られた資源(悪条件)でフルに議席を獲得した。
敵ながらあっぱれとしか言いようがないです

自民党の大島さん、恐い顔ではなく、その辺の近所のおじさんみたく良い顔しています
マスコミ連中にずっとガチャガチャ文句ばっかり言われ続けて、幹事長として完璧な結果出せたんだから・・・嬉しいのは当然でしょう。

地方では、都市部のインテリ民主党執行部よりも、地元の自民党議員(&地元自民県会議員とのタック)の方がまだ「マシ」、ということで選挙区は自民に入れた地方の人も多かったのでは?とか思います。それが自民党が地方1人区で完全勝利できた背景だと思います


もし自民党でここまで負ければ・・・選挙責任者である幹事長辞任は当然です。
下手すりゃトップまで辞任です。
「やや負け」程度ならば幹事長続投も分かるが(議員総会でガス抜きして・幹部が頭下げて乗り切れると思うが・・・)
でも、ここまで完全敗北すれば、枝野幹事長続投では話にならないでしょう

選挙の最高責任者「枝野さん・玄葉さん・安住さん」たちが「党役職辞任&当分の間謹慎・テレビ出演も自粛」で、何とかまとまるしかないと思います(この辺が落とし所)
役職辞任やテレビで目立つ事をしない分、落選した議員の手当てとか応援とかをしてくれたら復活の目もあると思う。
無理かな???

 しかし枝野さんや玄葉さんたちが、屁理屈やら駄々こねて自ら辞めない場合は・・・残念ながら「党内政局」になってしまうのもやむを得ないでしょう(当然多くの国民からは反発が出るリスクも高いと思いますが・・・)

非常に心配な民主党はここまで


さて
 どーでも良い某政党の話に切り替えて・・・

今回の参議院の茨城比例票です(県の選管より)。
 票数は小数点以下端数切捨て・カッコ内は得票率

 幸福実現党  6,073(0.47%)
 みんなの党 188,676(14.55%)
 民主党   392,451(30.26%)
 女性党    8,723(0.67%)
 自由民主党 353,401(27.25%)
 新党改革   19,847(1.53%)
 社会民主党  40,533(3.13%)
 たちあがれ日本 28,220(2.18%)
 日本創新党   6,347(0.49%)
 国民新党    23,532(1.81%)
 公明党    176,388(13.60%)
 日本共産党   52,711(4.06%)


 自民・民主以外と言う人も一定数いて・・・比例では約40%強います。実はかなりいるんですよ。しかし「自民もダメ民主もダメ」と言う人(約40%)のうち、共産党は1割(得票率約4%)程度しか取れていない。ここまで共産党や社民党の数字が悪いとは思わなかったです。

 共産党は「生活が第一」ではなく「批判や反対が第一」になってしまっているからだろうか???


 左翼政党の有権者受けが悪い原因は・・・多分ご立派な批判や反対ばっかりで・・・有権者の不安を解消する策を考えない(正確に言えば考えようとしない)からでしょうか。。。 高度成長期は全体的に良くなったのだろうから、それでも良かったのだろうけど

自民もダメ民主もダメと「批判」を聞いても「安心」できませんよね。
もちろん「新しいものを求めている人」に対しては、「自民もダメ民主もダメ」と言う現状への批判が効果的でしょう。
でもこの人たちの票は、出来たばかりの「みんなの党」に流れるのは想定できます。

 逆に「不安を抱えている人」に対して「大企業が悪いんだ!自民党が悪いんだ!民主党が悪いんだ!自分達は正しいんだ!科学的なんだ!」とかいっても有権者の不安を解消するどころか・・・ますます不安にさせるだけでしょう。
 不安が強くなるほど、どうしても顔の見えて安心できる地元地方議員の推す人に入れてしまう事は仕方がないと思います

 日常生活で「不安解消」に必要な事は「答え」ではないんです。例え答えを提示されても不安なものは不安なんです。声を受け止めて一緒に考える事が必要なんです。口で言う事は簡単ですが・・・精神力スゴク使うし。自分は出来ていないな

 リアルで話した事のある左の人は、ブログ界隈の共産党支持者のような感じ(票減らし専門職)ではなかったです。ギャップが新鮮でしたが・・・「アラ拾いやら罵倒やら知識自慢」とかは全くナシでした。現場で頑張っている人をブログ界隈の左翼連中やらおえらさんが足引っ張っているのでしょう。もったいないです。
 ネットが普及して左翼票の減り方が増えたような気がします

 保守系の地方議員は確かに問題ある部分もあるが・・・利権屋以外の有権者の声を受け止める事は事実。現在の茨城自民党のように共産党化(津久井ならぬ岩井の方向ばかり見ているからなー)している場合は別ですが・・・
 ゴマすり県連幹部でない自民党県会議員はうまく立ち回らないと大変。独裁山口親分がいつ弱る(年のため)か、密かにじっとガマンして待ってる自民党県会議員が多いのだろうが・・・全く弱らず元気一杯。老人パワーは凄まじい


そうそう・・・

 最近はお中元シーズンで
ウチでも「カステラ」など、ありがた~く頂きましたが
ふと「カステラ」食べながら・・・

「不破さん」1番♪「本部(共産党本部)」は2番♪3時のおやつはしんぶん(しんぶん赤旗)だ♪

 上記のような、自分がガキの頃に沢山テレビで流れていた「カステラのCMフレーズ」が浮かんでしまいましたが・・・
すいません。やば・・・寒い事を書いてしまいました

いくらなんでも、ヤギじゃあるまいし、「しんぶん赤旗」は食べられないだろ。。。と言う突っ込みはナシです。

 共産党支持者でもないのに、こんなくだらん事をふと思いつく時点で、お前アホかと言われてしまいますねー

 冗談抜きで、今のままの意識では、次回の選挙あるいはその次で、共産・社民と言う政党は消えていくのかなと・・・

「イスラエル」と「トルコ」 どうなるんだろう???

2010-07-06 23:17:21 | 政治・経済
こんばんは、くろねこです。
日本から、ましてや茨城の田舎からは・・・
遠い遠いところの話。

ちょっと気になったので・・・

トルコ、断交を警告=イスラエルは謝罪と国際調査を―拿捕事件
7月5日15時38分配信 時事通信
 【エルサレム時事】トルコのダウトオール外相は5日までに、トルコ人ら9人が死亡した5月末のパレスチナ支援船拿捕(だほ)事件でイスラエルが謝罪しなければ、同国との外交関係を断絶すると警告した。トルコ紙ヒュリエトとのインタビューで語った。
 これに対してイスラエル政府高官は5日、「決して謝罪しない」と主張。ネタニヤフ首相もこれまで、同事件での兵士の対応を「自衛行為」とみなして謝罪を拒んでおり、両国関係が一段と緊迫する可能性が出てきた。
 トルコは事件後、駐イスラエル大使を召還、イスラエル軍機の領空通過を拒否するなど、厳しい措置を取ってきた。関係改善の条件として謝罪のほか、事件についての国際調査委員会の設置を求めている。 


最終更新:7月5日17時56分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100705-00000072-jij-int
以上

 これから国家間の大規模な戦争はなくなっていく代わりに、小さな争いなどがどんどん増えてくると思います。
 日本が、今回のトルコの立場ならばどう対応したら良いのか?難しい

 もしも現状ならば・・・アメリカが間に入って、双方妥協して手打ちにする可能性が高いでしょう。そんで護憲左翼連中が、アメリカやイスラエルはとんでもない!と毎度毎度のごとく形式だけ「お祭り馬鹿騒ぎ」しておしまい。

しかし、もしも日米安保がなかったら・・・
 日本はこのような問題に直面した時に、どう対応すればいいのでしょうか?
そんな簡単に答えを出せる問題でもない。

今のうちから、頭の隅っこに入れておくことは必要だと思います