くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

排除するのは簡単だがその後は?

2011-06-16 11:11:09 | 生活
こんにちは、くろねこです。

福島では野菜作るなとか・・・すごいこと言う人もいらっしゃいますが・・・
「原発の恩恵だけ受けている横浜」では、民度が高く高度な知性を持った一部の皆様方が、学校にクレームを入れているようです。

「給食の食材」で、福島産や茨城産があるからとんでもない!即排除せよ!と大暴れしているようです。
彼らのブログ読みながら(政治系ブログではありません)。なんだかなぁ~と思いました。
茨城県民としては、悲しいなぁ~~~

 それと同時に福島産・茨城産・栃木産・群馬産・千葉産の野菜を、東京や神奈川のごく一部の親が騒いで排除して、学校給食成り立つのでしょうか?
という素朴な疑問が・・・


横浜の連中が、「茨城・福島を排除→リスクゼロ」することは簡単でしょう。
でも排除したその後・・・何が起きるでしょうか?
 多分関東圏では野菜の確保が出来なくなると思います。単に彼らはバカ騒ぎして「自分たちでドンドン野菜の供給基地をつぶしている」だけなんですから
 結果的に子供の野菜不足による健康リスクが高くなると思います。当然西日本から野菜を調達すれば給食費は上がります。というか横浜に安定的に回す野菜なんてそもそもないでしょう。

今度は、西日本の人たちに「お前らの野菜をよこせ!私たちには権利がある!」とかバカ騒ぎするのでしょうかね~


話は変わり・・・
ネットで西日本野菜購入しているような人も首都圏にはいるようです
単に「西日本から発送された野菜」なのに。恐ろしいことを平気で出来るなぁ~と思っています。

小さい子供がいる家庭ヤバいのでは・・・本当に知らんぞ。

 現時点でのネットで野菜購入は非常に危険です。スーパーや八百屋に並んでいる基準値をクリアしている福島産や茨城産野菜よりも非常に危険でしょう。一番危ない野菜(訳あり品)をつかまされる可能性があります

 西日本産の野菜は、需要が増え品不足になっていると思います。冷静に考えれば、「関東までわざわざ運んで売る野菜の在庫」は、ほとんどないと思います。百貨店や高級スーパーでわずかの在庫程度(高価格)でしょう。 
 とくれば、西日本産でも地元で出荷出来ない品か?生産地不明の訳あり野菜が、西日本のネット通販・倉庫経由で東京・横浜へなんて可能性もあるんですよ。ネット上の商店など儲けるだけ儲けて、都合が悪くなれば、すぐに廃業可能ですからね。


もちろん、以前から個人的に西日本の農家と信頼関係があって直接原発事故前からコツコツ購入している場合は全く問題ありません。西日本産の野菜をどうしても購入したい場合は、ネット購入ではダメです。まず自分の足で現地に行き農家の人と話してからにしてください。それならば間違いないです
 都合が悪くなったから「売れ!」なんていう人間(急にネットで西日本の野菜を購入するような輩)が、真面目な農家から信用される訳ありませんよね。せいぜい悪徳業者の餌食になるだけのこと

ちなみに地元茨城キャベツがスーパー特売で「1個77円」です。
 多分西日本の皆さんは驚かれる価格でしょう。茨城産野菜南関東で避けられているんでしょう。だぶついています。何とか回っているだけでもよしというレベルです。
多分西日本では、スーパーのキャベツ「120~180円くらい」かな。どうでしょうね。

 で子供さんがいる家庭で、現実的にできる最善策は、色々な産地の野菜をバランスよく食べること。同じものを大量に食べないこと。野菜全体の摂取量を減らさないこと。これで全体的には健康リスク減らせることになると思います

 100%ノーリスクを求めると、最終的に食べるものはなくなってしまいます。


福島県伊達市、子供8千人に線量計配布へ

2011-06-11 01:27:03 | 生活
こんばんは、くろねこです。

福島原発は長期戦になります。放射線リスクとどう向き合うのか?どう付き合っていくのか?
上の記事の「ICRP Publication 111」は、そのための「指針」になるような文章です。
記事読んでいると頭がオーバーヒートしてしまうと思いますが・・・ぜひ読んでいただければ幸いです

さて・・・

伊達市、子ども8千人に線量計 不安解消に被ばく測定
東京新聞 2011年6月9日 20時12分

福島県伊達市は9日、福島第1原発事故で子どもがいる親の不安が高まっているとして、市内の小中学校と幼稚園、保育園に通う児童、生徒、園児約8千人全員に小型線量計を配布すると発表した。7月上旬にも始める方針。

子ども一人一人の被ばく放射線量を把握することで、健康管理に生かすとともに、保護者の安心につなげたい考え。福島県内では、町の一部が計画的避難区域となっている川俣町も小中学生と園児1500人全員に近く線量計を配布する予定。

伊達市は、計画的避難が進む同県飯舘村に隣接。市内の一部に放射線量が高い「ホットスポット」と呼ばれる地区があり、保護者から「子どもの被ばく線量が分かるようにしてほしい」との要望が相次いでいた。

市によると、配布対象は小中学生約6千人と園児約2千人。医療関係者が使っているバッジ型の小型線量計を衣服などにつけてもらう。

具体的な運用方法は今後、放射線アドバイザーを委嘱する専門家と協議。購入費を含む健康対策経費約3千万円は市が負担するが、最終的には東京電力に請求したいとしている。

市は現在、小中学校など70カ所で放射線量を測定しているが、仁志田昇司市長は記者会見で「子どもは学校だけで生活しているわけではないので(被ばく線量を)個人管理するほかないのではないか」と述べた。
 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011060901000628.html



本当に「官邸や文科省や文教委員会の国会議員ども(共産党議員まで含みます)」は機能不全です

結局、市が単独で放射線バッチの個人配布を判断しました。大変だったと思います
市の方針としては間違っていない。

大至急福島の浜通り・中通りの乳児から全小中学生に、放射線の簡易測定バッチを配布が必要です。
余力があれば栃木県北部と茨城県もお願いしたいです。工場はフル生産だと思いますが、対象人数が多いので時間がかかるでしょう。
かなり前から医療関係者や福島県の荒井議員は言っていましたが・・・


 リスクの高い地域ほど、正確に判断できる細かいデータが必要になります。
優先順位は
福島(中通り・浜通り)>茨城・栃木>埼玉県東部・千葉県北部・宮城南部・福島県会津地方>これでも測定器が余るようならば東京でも配布でしょう。

 今緊急ですべきことは、リスクの高い地域から順番に地表の放射線を細かく測定する。
汚染度に応じて、取るべき対策が違ってくるでしょう。そこに日常生活パターンで浴びた累積放射線データ(放射線測定バッチの個人データ)をかけあわせる。

そうすると、日常生活でどうしたらリスクを減らせるか?ぼんやりと見えてくるはずです。
放射線医学の専門家に監修してもらいながら、みんなで知恵を出し合うしかないでしょう

 放射線リスクのある地域の人(福島(浜通り・中通り)・茨城・栃木県北部)が、ブログ界隈のデマやら極論に惑わされてしまって、結果的に余計に被ばくしたり、日常生活が疲弊して、健康を害することがあっては意味がない。
 正確なデータを知り、被ばく量を減少させるためによりベターな対策を打つ。これしかありません。

 ただ低リスク(東京や神奈川)の人たちが「リスクゼロ」を求めて必要以上に騒ぎすぎて、結果的に高いリスクの地域の人たちをさらに苦しめる流れになることが心配ですね。



埼玉県蕨市で共産党系市長再選 ところで青森県知事選挙では・・・

2011-06-06 10:53:49 | 政治・経済
おはようございます。くろねこです。
どーでもいい事なんですが・・・取り急ぎ。

埼玉県蕨市で共産党系の市長が再選されたそうで、おめでとうございます
http://www.city.warabi.saitama.jp/hp/page000006500/hpg000006454.htm
で共産党支持者連中は、お祭り大宴会していると思いますが・・・
蕨市で勝ったと共産党支持者がツイッターなどで騒がない方が絶対に良いと思うけど(あぁ~ダメか。もう手遅れか・・・)
一般有権者も共産党支持者のツイッター見る可能性もあるし
ドン引きされて、ますます票が減るよん


ところで・・・
昨日行われた青森県知事選挙の共産党候補はどうなったのでしょうね???

青森県選管より
http://www.aomori-s1.jp/chiji/HTML_K/soukatsu_chi.html

共産党定番の「供託金没収」でしたよね~
まさか青森県知事選挙の共産党の選挙結果はなかったことにしてしまうなんて・・・・ことはないですよね

ということなので、蕨市で勝ったとあまり騒がない方が無難だと思います