くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

マクドナルド(福祉)とモスバーガー(医療)

2007-01-14 09:41:43 | 福祉
おはようございます。くろねこです。

 マクドナルドが福祉で、モスバーガーが医療と言うイメージが自分の中にあります。この例えで通じるでしょうか?

 マクドナルドは安かろう悪かろう、モスバーガーは高価格高品質です。
モスバーガーはマクドナルドの戦略に振り回されず、独自路線を貫き相応の利益を得ています。マクドナルドは創業者が亡くなってから急激に業績が悪化しました。

 マクドナルドは、安かろう悪かろう路線で最初は勝ち組といわれましたが、一気に業績が落ちました。
 福祉がどうして労働条件が悪いのか?一時期のマクドナルド状態だからだと思うんです。

 福祉は、安かろう悪かろうボランティア、滅私奉公の専門家・・・難しい事も特に期待していない。こんなイメージがあると思うんです。
 滅私奉公で「弱い人を助けてやっているんだ」との業界全体の意識です。現状では、福祉専門職、援助専門職、ボランティア、これらの言葉自体が労働条件の向上にはマイナスイメージです。
 福祉スタッフがどう思っているかではなく・・・一般社会の人がどう思っているかが大切です。医療福祉の出資者は社会全体だからです。

 マクドナルドが最近業績が持ち直しているようです。期間限定の社会のニーズに見合った新商品を投入しています。値段は高いです。通常の商品も一気に価格を値上げしました。その直後から新聞のチラシにクーポンが入りました。最初は割引額が大きくて、チラシが入るたびに微妙に割引額が小さくなっています。実質徐々に値上げしています。

 値上げの感覚を少なくさせています。その間に期間限定の新商品を投入して、徐々にイメージチェンジをしています。安かろう悪かろうから・・・サービスに対する適正価格へと。

 応用できる部分あると思いますよ。

 社会全体の意識が変わることが、保険点数の変化へと結びつきます。