くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

茨城県のコメで微量の放射性物質が検出

2011-08-20 23:34:54 | 生活
こんばんは、くろねこです。

 大体想定はしていましたが、茨城の収穫前のコメから、基準値以下のごくわずかな放射性物質(1㎏あたり52ベクレル)が出ました。1か所からだけですが・・・

 暫定基準値は1㎏あたり500ベクレルです。
個人的には、暫定基準値自体が数字高すぎると思います。もう少し厳しめにした方が消費者の信頼を得やすいと思います。
 このような事があると、多くの人がビビってしまいます。でもこのような時こそ冷静に対処しないと
「暫定基準値以下だから100%安全」、「少しでも放射性物質が出たから100%危険」という両極端な判断をしてほしくないんです。
 前者は政府が言い、後者は胡散臭いジャーナリストやら作家やら反原発左翼連中やヒステリー連中が騒ぐ(茨城で引っかかったので、今頃、鬼の首取ったようにお祭りバカ騒ぎしているでしょうね)。
放射線リスクのある地域では、どちらの言っている事もまともに聞いてはダメです。自爆行為になります

 放射性物質は取らなければその方が良い、かといってリスクゼロを求めて少しでも放射性物質のあるものを全部排除すれば、食べ物がなくなります。どちらも健康リスクが高くなるでしょう。中国が核実験をドンドン行っていたころの西日本のコメは・・・危なかったのでは?


基準値以下で微量の放射性物質が出たコメはどう食べるか?
福島(浜通り・中通り)や茨城や栃木県那須地域の皆さん。現実的に考えましょう。
まずは「暫定基準値以上か以下ではなく、数値データ」が大切です。

 例えば、1㎏あたり490ベクレルのコメと1㎏あたり52ベクレルのコメ、どちらも基準値以下の放射性物質が出ていますが・・・リスクは雲泥の差ですよね。低い数値ならば、問題ないと思います。下手に見た目だけの放射線リスクゼロを求めて、怪しげな西日本産のコメをネット購入して、結果的に健康リスク高くなってしまっては意味ありません。

 放射性物質は胚芽の部分に溜まりやすいです。(一番上の農林環境技術研究所データベースやら日本土壌肥料学会を読んでみてください)
玄米と白米で数値に大きな差があるはずです。

 コメの場合はちょっとした工夫でセシウムなどの放射性物質減らせます。
玄米で購入して、コイン精米機で「上白」に設定して精米します。玄米だと保存がききます。
ウチの場合玄米で1年分買っていますので、その場合の対処法です。

コイン精米機は3分・5分・7分・白米・上白という精米区分があるんですよ。
玄米で食べたり、5分つきのコメは、出来れば避けた方が良いでしょう


あえて北海道泊原発3号機の「調整運転→営業運転」を支持する!

2011-08-18 18:25:53 | 生活
こんばんは、くろねこです。

一部の反原発連中&共産党が暴走してトンデモばかりやらかしています
脱原発に傾きつつある国民を、バラバラにしようとしているのでしょうねー


道知事が営業運転容認
泊原発3号機 震災後、初めて

2011年8月18日(木)「しんぶん赤旗」

北海道の高橋はるみ知事は17日、道庁で記者会見し、北海道電力・泊原発3号機(泊村)の営業運転の容認を表明しました。
高橋知事の容認表明を受け海江田万里経済産業相は検査終了証を北電に交付。同3号機は検査最終段階の調整運転から営業運転に移行します。3月の東京電力福島第1原発事故以降、検査中の原発が営業運転を再開するのは初めてです。

~中略~

正当性ない
日本共産党真下紀子道議の話 営業運転強行は30キロ圏9町村の合意も、道民合意も欠落しています。3号機は実施過程において、道民世論をゆがめる「やらせ」が発覚しており、何ら正当性もないものです。特別委員会では質問の機会を拒否されましたが、今後も原発ゼロの北海道をめざし、道民の安全を守るために全力をあげる決意です。

再開許されない
市田書記局長が談話
日本共産党の市田忠義書記局長は17日、政府が泊原発3号機の営業運転再開を了承したことについて次の談話を出しました。


政府は、5カ月以上にわたって異常な「調整運転」を続けていた北海道電力・泊原発3号機の営業運転再開を強行した。世界最悪規模の東京電力・福島第1原発事故の全容も解明されていないなかで、政府が「安全」のお墨付きを与え、強引に営業運転再開を認めたことは断じて許されない。それに追随した高橋はるみ北海道知事の姿勢もきびしく批判されるべきである。

政府と北海道電力は、ただちに営業運転を中止すべきである。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-08-18/2011081801_01_1.html


参考
冬の電力 ひとまずメド 北電需要試算
朝日コム 2011年08月18日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108180006



北海道の泊原発3号機、実は震災前から調整運転でフル回転していまして、実質発電しています。
現状からすれば、定期検査中の原発再稼働はかなり厳しいと思います。
泊1号機2号機は今年の冬は動かせないでしょう。

で泊3号機が営業運転できないと、冬場の北海道で電力不足が起きます

北海道の電力需要のピークは冬です。

 泊原発3号機を止めなくても、火力発電所でトラブルが複数起きれば一気に電力不足になるでしょう。そうなると東北電力・東京電力からの融通が必要になりますが・・・
東北電力は全く余裕がありません。冬のピーク時に北海道電力に電気回せるのか?微妙です。東京電力管内ならば冬のピーク時で余力はあるでしょうが(東北電力を介して北電へ融通することもできるでしょう)。ただし津軽海峡がネック。送電できるMAXが60万キロくらいだったと思います。
これを増強とて今年の冬には間に合わない。

泊原発3号機を止めてしまうと、冬場の北海道で電力制限をかけることになる。
北海道の高橋知事があえて「悪役」になり、泊原発3号機の営業運転を再開させたことは、判断としては間違っていない。

 共産党さんや一部の反原発や左翼連中は、泊3号機を止めた場合、今年の北海道冬場のピーク時にどうするのか?具体的な良い案あるのでしょうか?

当然「共産党さんや共産党系の団体」は、冬場の北海道とて「暖房なし」ですよね

安全か危険かを決める事よりも、まず放射性物質の測定と除染

2011-08-09 21:21:44 | 生活
こんばんは、くろねこです。
非常に大切な事なので、全文コピーです。

児玉先生のコメントの中での
 時間がたたないとわからないので、今「安全」か「危ないか」に決着をつけるより、「測定と除染」に徹することが大事です
これが大切です。除染が遅れるほどリスクが高くなる事だけは確実です




放射線:「除染急げ」 東京大アイソトープ総合センター長

「7万人が自宅を離れてさまよっている時に、国会は一体何をやっているのですか!」。東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦さん(58)が7月下旬、衆議院厚生労働委員会で国の放射線対策を厳しく批判したことが反響を呼んでいる。がん治療薬開発のかたわら、「行動する研究者」として福島県南相馬市で除染活動を続ける児玉さんに、政府がなすべきことを聞いた。【聞き手・青野由利論説委員】

--今回の汚染はこれまでの考え方では対応できないと指摘していましたね。

◆私たちの推計では、福島第1原発からの放射性物質の放出量はウランに換算して広島原爆20個分に上ります。しかも、原爆に比べて放射線の減り方が遅い。少量の汚染ならその場の線量を考えればいい。でも、総量が膨大な場合、粒子の拡散を考える必要があります。これは「非線形」という難しい科学になり、予測がつかない場所で濃縮が起きる。だから、稲わらによる牛肉のセシウム汚染や、お茶、腐葉土の汚染といった問題が次々出てくる。

--食品の汚染にどう対応すればいいですか。

◆最先端技術を使えば、たくさんの食品の汚染を一度に画像で判定できます。こうした分野で日本の技術は世界一です。メーカーに聞くと3カ月でできるという。それなのに政府は何の対策も打っていない。これから、コメや海産物の問題も出てくるでしょう。食の安全を支えるために、最新の測定装置を緊急に開発し、各自治体に多数並べ、流れ作業で検知するといった対策が必要です。

--子どもがいる人は家の周りや学校の放射線にも不安を抱えています。

◆被災地のすべての自治体に「測定すぐやる課」と「コールセンター」を置くことを提案します。電話を受けたら、20~30分でいいから、家の周りや子どもが行く場所を一緒に見て回る。線量が高い場所はパッパと除染する。南相馬では、子どもだけを避難させ、家族がばらばらになっている人たちがいますが、海側などでは線量が低く、子どもがいても大丈夫な所はある。それをきちんと見て、緊急避難的な除染は「すぐやる課」が手伝うことです。

--低線量による内部被ばくの問題は専門家の間でも意見が異なり、混乱が生まれています。

がんは何十年かの間に複数の遺伝子変異が重なって起きます。チェルノブイリ(原発事故)でも、子どもの甲状腺がんの増加が統計学的に確かめられたのは20年後です。時間がたたないとわからないので、今「安全」か「危ないか」に決着をつけるより、「測定と除染」に徹することが大事です。

--国会では、局所的な緊急避難的除染と、地域全体を対象にした恒久的除染を分けて実施するよう主張しました。

◆子どもたちが安心して暮らせる環境を作るために、幼稚園などで緊急避難的に除染をしています。でも、側溝を洗った水は環境中に残る上、線量を下げるのにも限界がある。これらを根本的に解決する恒久的除染は巨大な事業になるので、「除染研究センター」を作り、まず問題点やコストを評価する。そして日本の総力を挙げ、最高の除染技術を福島に結集する。除染の方法などは住民の意見を取り入れて決める。利権がらみの公共事業にしてはだめです。何十兆円も出して「これしか除染できませんでした」ということは、日本の財政状況では許されません。

--緊急事態に、国の動きは遅すぎますね。

◆私たちは、除染した後の土を残しておけず、ドラム缶に入れて持ち帰っていますが、本来は法律違反です。現行法が今回のような事態を想定していないからです。旧来の法律で手足を縛られたままで、どうやって子どもが守れるでしょう。まき散らされた放射性物質を減らすために、法整備をしてくださいと言ってきました。それを4カ月もやらずに、国は何をやっているんですか、ということです。「食品の汚染検査」「測定すぐやる課とコールセンター」「緊急の除染」「恒久的な除染」、この四つをぜひ進めてください。

◇「国会何やってる」 委員会発言、ネットで話題に

児玉さんは東大医学部卒業後、内科医として臨床と研究の両方に携わってきた。96年から東大先端科学技術研究センター教授としてシステム生物医学を研究、11年からは同大アイソトープ総合センター長を兼務している。

アイソトープ(同位元素)を使ったがん治療薬開発に取り組んでいるため、内部被ばくにも詳しい。原発事故後、福島県南相馬市の依頼で毎週末、現地に足を運び、幼稚園などで放射線量測定と除染作業を続ける。

7月27日、衆院厚生労働委員会に参考人として出席。食品の放射能汚染で不安が広がる中、食品の放射線量測定に全力を注がず、子どもたちを守るための法整備も怠っていると、国の怠慢を厳しく批判。「放射性物質を減らす努力に全力を挙げることを抜きに、どこが安全だという議論をしても国民は絶対信用しない」と訴え、対策を具体的に提言した。その様子が動画投稿サイトなどで紹介され、話題となっている。

毎日新聞 2011年8月7日 21時54分(最終更新 8月7日 22時45分)
http://mainichi.jp/select/science/news/20110808k0000m040085000c.html  



 今起きている「放射線議論ごっこ」は、「安全だから・・・危ないから・・・」で極論ばかり
どうして極論ばかりが出るのかと言えば、日本人自体が絶対安全(リスクゼロ信仰)を求めたがるからなんです。
この問題は白黒つきません。灰色では不安なので、無理に白黒つけて安心したいだけなんですよ

 そんな不安な国民の状態を、煽りデマ屋さんたち(自称ジャーナリスト・一部大学の教授センセー・作家・怪しげな市民団体・一部反原発左翼連中)に、つけ込まれているのでしょう。低リスクの首都圏の一部住民が「自分たちだけリスクゼロ」を求めて、非現実的な事ばかりで騒いでいる。
 逆に、政府も何か出てくると国民がパニックになる(日本人はリスクゼロ信仰が強い)と見ているので、都合の悪い情報は隠す。今のところは安全です!安全です!と言っているだけ。民主・自民・創価の国会議員は政争に明け暮れ、共産党国会議員は赤い貴族の不破さんばかり眺めている。

結果、大至急必要な事がなかなか進まず、という悪い状況です。

 リスクを低減させるためには、放射線を正確に測定して、リスクの高い地域からドンドン除染をしていく。地味ですがこれしかありません


広島・長崎平和宣言≠脱原発

2011-08-05 23:43:56 | 社会
こんばんは、くろねこです。
 8月6日は広島原爆投下の日、そして8月9日は長崎原爆投下の日です。

私は広島・長崎共に「平和宣言」に、護憲左翼連中の脱原発を入れろなどの要求を退け、安易に「脱原発」を入れなかった事を評価します(まだ確定はしていませんが) 

 当然一部の左翼連中・脱原発連中・共産党連中は騒ぐでしょう(しかし共産党や左翼連中は、過去、原発や核を推進してきた立場です。共産国家の核ミサイル・原発は正しい。アメリカの核はトンデモだ。と過去に言っていましたこの総括していない以上、彼らが原子力関係で何を言っても全く説得力なし


福島原発の事故と、広島長崎に原爆が投下されたことは根本的に違います

何が違うのか?
 福島の原発事故は、自然災害に端を発した東電・経産省(日本政府)の「大過失」による原子力発電所の大事故。
 広島長崎の原爆は、アメリカが戦争で武器として日本人を大量に殺すために「故意」に使用したもの。


絶対にごちゃ混ぜにする訳には行きません。

広島・長崎は、今まで核兵器に対してノーと言っていた訳で、原子力発電については何も触れていなかったはず。
それを急に「平和宣言」で、原子力発電うんぬんが関係してくるのもおかしな話です

「原子力発電」にノーというのならば、広島長崎平和宣言とは別次元で考えるべきものでしょう。

 脱原発に「イデオロギー」が入ってしまったら、まとまるものもまとまらなくなる。結果的に原発依存が続くでしょう。
 それを望んでいるのは、国民生活など知ったことではない、「利権を守りたい原発ムラ・財界・一部自民党支持者」&「前衛である自分たちが正しいと主張したいだけの護憲左翼ムラの人たち」このトンデモ連中達です。


 私個人は本当に危惧しています。本当に不安です。


「韓流」ばかりで、大切な除染が忘れられている(怒)。

2011-08-03 00:13:49 | 生活
こんばんは、くろねこです。

今「韓流」や竹島が一部で話題になっているようですね。私は「韓流」など見もしません
どーでもいいことばかり騒いでいますね。

 単に見る人がいるから、テレビ局が「韓流ドラマやKポップ」をドンドン放映するのであって・・・
文句があれば「韓流ドラマやKポップ」みんなして見なければいいんですよ。

韓流ドラマでも視聴率が落ちれば打ち切りでしょう。

下手に騒いで、かえって世論の関心持たれて韓流ドラマの視聴率が上がってしまっては意味がない。

ぶっちゃけ、こんな騒ぎはどーでも良くて、高岡蒼甫さんの心が非常に心配です。これ以上は控えますが、嫌な予感がする
この問題はそっとしておいた方(緩やかなフェードアウト)が一番と思います


「韓流ドラマ」よりも、ネットの「しんぶん赤旗」見て、大爆笑した方が面白いですよ。
下手な漫才よりも面白いですよ

 「いますぐ読みたい日本共産党の謎」 篠原常一郎・著 筆坂秀世・監修 徳間書店
1200円+消費税

 を読まれてから、ネットの「しんぶん赤旗」読むと大爆笑できますw
だまされたと思ってやってみてください。
 もし失敗したとしても、本1冊分のコストだけです。リスクは非常に少ないです


さて前置きはこの程度にして

 国会議員のセンセー方は、放射性物質の除染なんか気にもしていないようです
今緊急ですべきことが置き去りになっています。せいぜい地元議員が声を上げている程度
放射線リスクのある地域の人間としては、「除染」が国会議員のリトマス試験紙です。

菅さんや左翼連中は除染など知ったことではなく、脱原発うんぬん
自民党や創価は、もぐもぐしていて、除染など知ったことではない

どちらもトンデモです

 茨城県民からすれば、自民党の石破さんは、今のままでは総理の資格ないです。菅さんと同じです。
もし石破さんに総理の器があるのならば、過去の自民党の原発政策の誤りを認め謝罪して、これからどうするのか?
 そのビジョンを出すと共に、今原発で苦しんでいる地域に対して出来る対策を全て打つように菅さんを追い込む。それでも菅さんが、除染対策もせず、今のように「脱原発ごっこ」しているならば、その時こそ不信任案。このくらい出来なくてはダメでしょう。

この程度のことを自民党支持者が言えない時点で、自民党はご苦労さんなのでしょうねー
自民党も共産党と共に化石になるのでしょう