Kuchen Backen ~クーヘン バッケン~

田園の中にある小さな小さな手づくりケーキ屋さん

ボンボンショコラの説明つづき

2010-02-11 22:10:09 | クリスマス・バレンタインなどの情報
本当は昨日の内に記事をアップしたかったのですが、バレンタインのチョコ作りで少し体調を崩し気味で、しかも仕事が終わらず夜11時を過ぎてしまったので断念しました。
今日は10時少し前に終わったので、ブログを更新出来てよかった~

さて、先日の続きですが・・・
○小田屋しょうゆの白トリュフ
結城市にある、歴史あるお醤油屋さん。実はお店のお客様からここのお醤油のお話を聞いて、絶対にケーキに使いたいと思い、小田屋さんへさっそく行ってみました。
おばあちゃんが店番をしていて、とっても温かいお店です。
そのおばあちゃんから、お醤油について、蔵について、色々お話を聞いて、本物のお醤油をゲット。今回は3種類すべて買いました。
ここのお醤油は料亭にだけ卸してしるそうで、小田屋さんに足を運ばなくては買えない一品
醤油造りの蔵は、お家の方だけしか入れないそうです。
なぜなら、何百年もかけて生き続けている酵母菌が、外から持ってきた菌で死んでしまうからだそうです。
蔵の中はビッシリと酵母菌が壁一面に生えているそうで、その菌によって醤油が美味しくなるそうです。
そんな美味しい醤油をつかって、面白いショコラを作りました。
まるで塩キャラメルの様な・・・でも最後に鼻を抜ける香りは紛れも無く醤油なのです。
今回はホワイトチョコと合わせました。
ホワイトチョコのトリュフの中に、小田屋さんのお醤油で作ったホワイトチョコのガナッシュが入っております。是非、冒険してみてくださいね。

○チャイのホワイトトリュフ
紅茶にスパイスを入れて煮た、お馴染みのチャイをショコラにしました。
紅茶はミルクティーに向いている、スリランカのウヴァを使用。
華やかな香りというよりは、少しスモキーな香り。
紅茶に加えるのはシナモン。
今回はシンプルにシナモン1つに絞りました。
それは、チャイを煮出す時に使う、生クリームをキャラメルの香りにした為です。
予め、キャラメリゼして生クリームを加え、充分に香ばしさを出します。
キャラメルとシナモンの相性はバツグンで、私はよくりんごで使います。
こんかいはチャイ・キャラメル・ラテといった感じでしょうか。
ホワイトチョコでコーティングしたトリュフを割ると・・・チャイの香りがふわ~とお口の中いっぱいに広がります。


○完熟栃おとめの苺ミルク
当店がいつもお世話になっている、佐野市にある安部いちご園さんの完熟栃おとめをつかったショコラです。
いちごは1度ジャム状にしておき、ホワイトチョコのガナッシュと合わせます。
いちごとホワイトチョコの組み合わせは大好きです。
ほんのりキルシュ(さくらんぼのリキュール)が効いています。
見た目もピンク色で可愛らしいショコラです。

○カフェ
古河市の移動カフェジョイスカフェさんの深炒りコーヒー豆を使ったショコラです。
コーヒーの香りをスイートチョコとミルクチョコで作ったガナッシュに閉じ込め、ミルクチョコのコーティングを割ると、香り高いコーヒーの香りがふぁっと現れます。
焙煎したコーヒー豆の香りは、チョコレートの香りとお互いに高め合い、新しいチョコレートを発見したみたいです。


○日本酒の生チョコ
群馬県太田市にある今井酒造店の日本酒を使った生チョコです。
生チョコにはヴァローナの2種類のスイートチョコと1種類のビターチョコを使い、口溶けなめらかに仕上がりました。
日本酒の香りはチョコの香りより控えめなので、日本酒が入っている感じはあまりなく、食べ終わってから、ふわふわした感じがあるので、パクパク食べると、後ですっかり酔ってしまいます。
大人のお客様限定でお召し上がりください。


以上が今年のクーヘンバッケンのボンボン・ショコラになります。




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