KTM・ファンティックの茨城県正規代理店 モトビルド神原

国内4メーカー・輸入車取扱。ワンメークパーツご相談を。オフコース有り。*当分毎週火・水曜日休みます

東京モーターサイクルショー②

2013-03-27 01:37:20 | イベント・キャンペーン
・・・自分の居たポジションは“戦場の前線”だったんですね・・
東京モーターサイクルショーは 大きなオートバイメーカーにも小さなパーツメーカーにも最も大きく重要なイベントの1つ。
御客様が開場前、今か今かと居並ぶその目の前にKTMブースは構えてあり、開場後は皆様一目散に真っ直ぐKTMブースへおこしいただいているのかと感じるほどの賑わいでした。
当店モトビルド神原は たまたまKTMステージ前の390DUKEの前にスタンバイしていましたが そこから別の場所、すぐ隣の690DUKE Rへ移動することさえもできないほど御客様に囲まれました。こうなると徹底的に390の御案内に徹することに。
車格は125、200DUKEとかわりませんが よく見るとオレンジトレリスフレームは非なるもの、各角度が微妙に変えられて圧着面積が増えています。満タンでも150キロない車体に44PSが載るのですから 強度計算により各所独自に設計され 例えばスイングアームの形状も微妙に違います。エンジンの造りに妥協はなく シリンダーは鋳鉄などではなくてニカジルコーティングされたライナーがぶち込まれ ロッカーアームにはDLCコーティングが当然のように施されています。“もっと回せ”と挑戦的な本気のエンジンなのです。かつての名車、RZ350やガンマといった2ストの血沸き肉躍るようなそんな感覚が蘇り、いい年代の御客様と「絶対楽しいよねコレは!」と何回言い合ったことか。むしろベテランライダーにリアルに伝わるんですね390のすごさが。いえ、まだ誰も日本では乗ってはいませんよコレには。今回御用意した390だってプロトのようなもの。ワイヤリングは美しくなかったし、タイヤはメッツラーだったし・・実際はインドのタイヤが入ります。でもスペックを知ったうえで跨ったとき、それは想像に難くないんです。皆様ストンと跨ると「小せえ!」と一声を発する。「それはどっち?窮屈ですか?それとも振り回せそうですか?」とおうかがいすると「これは振り回せる、面白い!」とにこにことお答いただけます。そして43㎜の倒立フォークにプリロード調整機能付きモノショックにABSの装備・・。 さらに125や200DUKEには設定されなかった、サイドバッグのようなものがパワーパーツとして設定されそうで(←多分ですよ) ここから先はあくまでも私の見解ですが それだけトルクがあるわけですね390は。KTMというのはとにかく“マスは中央に”がセオリー、少しでもそれを侵すようなことは許さんという設計かと思うのですが 例えばサイドバッグにはお客様が何をどう入れるかわかりませんもんね、それをKTMは125や200には許さなかった。390ならどうぞどうぞ積んじゃって下さい、トルクフルだからということではないでしょうか。「400クラスの中で最高に軽くてパワフル、加速も減速にも余計な負荷がかからないから リニアに反応してくれる。広い視界は自由なライン取りの証でもあります。」「この390が55万円しないんですよ!売る方も信じられません・・」というような会話で延々盛り上がっていたわけです。「当店では125DUKEの試乗は二人乗りでやっていただくこともあります。とにかく足回りとサスがいい。390ならさらにいけるはずです」「アフターパーツは2週間あればエア便で来ますしその価格もしごく適正です。基本の補修パーツならだいたいは当店も在庫を持っています。アフターのシステムはかなりよく熟成されていますのでストレスはかかりません。もうこれ以上のモノがあるのか突っ込んでほしいくらいです」などと言い あげくには「イヤー18年前からKTMやってますけど その頃は高価で全然売れなくて。“キャッシュオンデリバリー”で 全額お預かりしてからモノは半年先とか・・でもモノは最高で大好きだったから細々でも自信を持って扱ってきました。でもまさかこんな時代がくるとは思いませんでした」などと吐露してました・・。 調子にのって「え、茨城は来やすいですよ、いなか道が空いていて。一回くれば近く感じます!。コースでオフ車で遊ぶこともできますし、シャシダイで愛車のパワーやトルクも測れます」などと店舗訴求もさせていただき・・。気が付くと あっという間に午後2時半で、更にあっというまに4時に。御挨拶しなければならないブースが他にあったのでタイムリミット、休憩を取らざるを得ませんでした。
御客様は遠方から時間をかけていらっしゃる。御来場のメリットが絶対なければなりません。 お伝えできなかったことがたくさんありました。690DUKEのスタンダードの普遍の良さやRとの選び方、新型ADVのスタンダードの電子デバイスやRとの違い、125や200DUKEにはABSやFディスクブレーキ大径化以外にも細やかな部分に変更があります。RC8Rにはスリッパークラッチが・・。熟成の990SUPERDUKEやSMTも・・KTMをもっともっとお伝えしなければと反省しています。ここは2輪の前線なのだから。

↓以下御来場いただいた松本充治さんからいただいたお写真です。(あまり撮れなかったので助かりました。22日金曜日の様子です)
会場風景

壇上の電動バイク

ドイツスーパーバイク選手権で20 11 シーズンでシリーズチャンピオンを獲得した1190 RC8 Rや ダカールラリーのチャンピオンマシン450RALLY

川村真理子選手も来てくれました!ADVの前で撮りたかったな~ 24日。

24日、皆様をお迎えしたスタッフ。みんなKTMが大好き!






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2 コメント

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Unknown (sue)
2013-04-05 06:27:15
こちらへ出向くのが遅くなりました。
最終日、いの一番に駆け付けたsueです。
当日はお話を頂きどうも有り難うございました。

すごい人・人・人でしたね。
あれだけの人がみんなバイクを買ってくれれば二輪業界も安泰なんでしょうけど?!

パワーパーツ、気になります。まだ390用のは出ていませんか?
サイドバック搭載画像の写真はネットで拝見しました。リリースされたら教えてください。
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390パーツ (もとびる)
2013-04-05 19:57:22
御来場誠にありがとうございました。最終日に1番手で390に跨っていらっしゃいましたね!パーツに関してまだ正式なアナウンスは受けていません。じれったいような楽しみがじわじわとやってくるような・・。あと少々お待ち下さい。
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