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MOTO GP 第4戦 KTMダブルビクトリー

2008-05-19 21:58:25 | KTM FAN ROOM

(今年もなかなかおもしろくなってきました)
 ウエットからドライに変わった第4戦上海(5/4)の難しいコンディションを見事に制し、ミカ・カリオ優勝。青山博一も2位でチェッカーをうけ、ワンツーフィニッシュを決めた。
カリオは次第に乾いてきた路面のためにレインタイヤのグリップ力が低下する問題を抱えていたものの、今シーズン通算4回目のポディウムフィニッシュ、そして2度の優勝。チャンピオンシップポイントでも2位に21ポイント差をつけ、首位。青山もカリオをハードに攻めて2位でチェッカー、今期初のポディウムフィニッシュを果たした。
ミカ・カリオ (Red Bull KTM 250 優勝)
 「完璧すぎるね! ドライではライバルにそう大きなアドバンテージはなかったけど、ウエットでは速かった。もちろんラクなレースではなかった。」。カリオはバウチスタのクラッシュによりトップを走るが、ピットから出されるサインボードは、青山が2番手に上がってその差をどんどん詰めていることを知らせていた。「ターマックのファステストラインはたくさんのマシンが通過してどんどん乾いてきた。タイヤは次第にグリップを失ってきて、コントロールが難しくなったきた。チェッカーフラッグが見えた時は本当にうれしかったよ。」
 青山博一 (Red Bull KTM 250 2位)
 「予選では11位だったんだよ!?本当に最高の気分だよ! 決勝のグリッドにつく直前に、ぼくたちはリアスプロケットを交換してギア比を少し高めに変更したんだ。この変更は正解だったよ。エンジンも高回転まで回りすぎることがなく、リスクを減らしてフィニッシュまで走りきることができたんだ。そのかわり3速と4速ではちょっとギアが高すぎて加速が悪かったので、2番手に上がるのに手間取ってしまったよ。ミカとの差が開いてしまったけど、あきらめずにプッシュした。乾いたラインでレインタイヤが痛めつけられるし、そうなってくるとまだ濡れているセクションで滑ってしまう……。難しいレースだったけど、本当に良かった」。

 また ウエットでトリッキーとなったコースで行なわれた125ccのレースでは、Team Onde 2000 KTMのラファエル・デ・ロサがトップ5争いを続けていたが、13ラップにクラッシュ。なんとかレースに復帰して9位でチェッカー。I小山知良は13位という結果。(プレスリリースより)


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