般若心経

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2023-07-25 | Weblog

 ニ ラ

ニラ特有の香りのもとは、ネギやタマネギにも含まれる硫化アリルで、ビタミンB1の吸収を促進します。また、豊富に含まれるカロテンとビタミンEは油との相性がよく、レバーなどとの炒め物や中華料理に欠かせない野菜です。一方、お浸しや吸い物など和風調理にも適しており、栄養価が高い万能の緑黄色野菜と言えます。     ―――――サカタのタネHPより

 

 今、わが家の畑ではニラがよく伸びています。
一昨年、ニラを全部根から抜いて廃棄しました。そのニラは二十年以上植えっぱなしにしていたものです。ニラは種ができますが、多年性で手がかからず、毎年新しい葉を伸ばします。それをいい事に植え替えもせずに収穫だけしていました。ところが、一昨年ひどいアブラムシの害にあいました。どうも株が弱っていたようです。
 以前、ニラの有名な産地である高知県をお遍路で歩いたとき、農家の人に聞いたことがあります、高知では毎年種を蒔き、数年で植え替えをし世代交代をしているそうです。種から収穫できるようになるには2年かかります。多年性といっても長期的に植え替えを計画する必要があるとのことでした。今、伸びているものは2年前に種を蒔いた大葉です。
 炒め物、吸い物、鍋物何にでも利用できるニラですが、私はおひたしにしたものが好きです。ゆがいて、めんつゆにわさびを溶かしたものでうすく味付けます。
勤めていた頃、同僚からニラをざるうどんの薬味にするという話を聞いたことがあります。聞いたときは「エッ!ニラを?、それはないだろう」と思いました。しかし、試しにやってみると、意外に冷たいうどんにマッチし、細かく刻んだニラの少しピリッとした味が夏の食欲をそそります。毎年、夏になるとその同僚を思い出します。

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