般若心経

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般若心経

2020-07-23 | Weblog

 諸姉諸兄の皆さま

暑中お見舞い申し上げます




日ごとに暑さが厳しくなる折、加えて今年はコロナ禍により外出もままならず、いかがお過ごしでしょうか。
暑さに辟易しているところ 暑苦しい話で恐縮ですが、汗の話です。

高齢になると喉の渇きを感じにくくなり、体の水分がいつのまにか減少し、熱中症にかかりやすくなるそうです。
ウォーキングのときの水分補給の目安として
5(cc)×体重(kg)×歩行時間(h) が提唱されています。
例えば体重50(kg)の人が2時間歩くと
5(cc)×50(kg)×2(h)=500(cc)
ちょうどペットボトル一本分の水分を補給する必要があるということです。
春とか秋の気候のよい時期に平地を歩くときはこれでよいのでしょうが、夏の暑い、ちょうど今時分に山を歩くときはちょっと違います。
10年ほど前のことになりますが、確認しましたので紹介します。
高さ200メートルほどの山2つ、平地を含めてちょうど2時間のコースです。持っている手拭いは絞ると汗がしたたり落ち、ズボンにまで汗が滲みだす状態。このときの体重の変化を測ってみました。
出発時の体重-帰着時の体重+水分補給量 で体から排出された水分量が分かります。
5回測った結果、その量は
1.9±0.2(kg) = 約2リットル
です。意外と多いでしょう。



トイレには行っていませんのでほとんどが汗として出でいることになります。厳密に言えば脂肪の燃焼量とかもありますが、多くても数十gですので無視できる量です。
先の式にすれば(私の体重が50kgですので)
20(cc)×体重(kg)×歩行時間(h) となります。
喉の渇きを我慢してから飲むビールが最高などと言っていると、熱中症や心臓や脳の梗塞にかかるおそれがあります。小まめな水分補給が大切です。

くれぐれもご自愛のほど 息災に過ごされることお祈り申し上げます