般若心経

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般若心経

2020-01-29 | Weblog

 やっと分かった「間引きの効用」

 ちょうど今が旬でしょうか。畑から大根を抜いています。みずみずしく、ご近所におすそ分けしてよろこんでいただきました。ただその大きさはバラバラです。大きいものは胴回り35センチもあるものから小さいものはピンポン玉くらいや握りこぶしくらい。よく耕し、肥料もほぼ均一に施していたのですが。約1/4から1/3くらいが小さい大根です。

 その原因が分かりました。種の蒔き方に原因がありました。
普通、大根の種を蒔くときには一か所に3~4粒の種を蒔いて、双葉が出たころ間引くのですが、私は一か所に1粒ずつ蒔いて、一週間ほどして発芽していないところにまた種を蒔くようにしていました。大根は百パーセント近い発芽率ですので一粒ずつ蒔くと約3~4倍の数の大根が収穫できることになります。あわせて、間引きの手間が省かれるので、毎年ずいぶん楽をして得をしたような気になっていました。間引きは発芽しない種のための予めの補填だと考えていました。
 今年の出来具合をみて、よく考えて見ると間引きは発芽率の補填ではなく、品質の確保が目的だったのです。遅まきながらやっと分かりました。
プロの方から見れば話にもならない野菜作りの基礎の基礎かもしれません。
 小さい大根の代わりにノウハウがひとつ増えました。