|
昨年の7月14日にミッションブローして以来、ず~っと手をつけずに10ヶ月間にわたり不動車となっていたGuzziですが、このたび修理に本腰を入れることにいたしました 「Guzziはいつ直るの?」という周りの熱い声に応える為にも、この連休を機にGuzziを復活させることにいたしました
|
|
|
↑ミッション側メインシャフト
|
昨年リア回りとシャフトを外した以外、何も手をつけずに冬を越しました ミッション降ろしですが、Guzziのエンジンは縦置きなので後半部分がミッションとなります 作業スペースは狭いですが、エンジンを降ろさずにクラッチハウジングから後方だけがゴッソリ外れます 邪魔になる巨大なセルモーターやインジェクション関係の部品を片っ端から外していき、自作のエンジンクレーンで吊って無事ミッションが降りました 開けてみると、まず最大の懸案事項であったメインシャフトのトラブルは無くホッとしました
|
|
|
↑クラッチ構成部品
|
原因はクラッチ板でした メインシャフトギヤに噛み合うはずの2枚のクラッチ板(フリクションプレートのスプライン部分)が、2枚ともプレートから千切れて脱落しておりました
|
|
|
↑ちぎれたクラッチ板
|
ブレーキローターのフローティングマウントのような構造で、大トルクを受け止めるにはちょっと華奢な造りです。 正直「これで大丈夫なの?」と思いました 90馬力程度のパワーだとこんなものなんでしょうか? クランクマスは相当にあるエンジンなので、もしかするとミッションを守るためにわざとココを弱くしているのかもしれません
|
|
|
↑プレート側
|
Guzziでレースをやってるショップ何店かに電話で聞いたところ、 「そこが壊れたケースはありませんね」との答えが異口同音に返ってきた どうやらレーサーよりも激しい乗り方をしていたようです(笑) 2枚のプレートが千切れて完全に脱落するまでは何とか駆動は掛かっていたようで、シフトミスのあとしばらくの距離を走れた謎がようやく解けました
|
|
|
↑スプライン側
|
時期的にそろそろクラッチ交換は考えていたところだったので、まぁイイ壊れ方だったのかもしれませんね 連休明けにでも部品注文する予定です 納期が1年先とかだったら笑いますけどね それがありうるからGuzziはコワイんですが・・・ またいずれレポートします
|
|
私も同じバイクに乗っているのですが、まったく同様の壊れ方をしたのでつい書き込みをさせて頂きました(笑
後日、御自身で修理なされたんですね。凄いです。
他の記事も拝見させて頂くと、クラッチのプッシュロッドが削れてしまっている症状がまた、自分の現在のGUZZIによく似ておりまして、非常に参考になります
自分はレリーズレバーを少し薄くして調整ネジを前に出す事でロッドを押せるようにしていますが、いずれはそれで間に合わなくなる事を覚悟しておこうと思いました(笑
初めまして!
コメントありがとうございます
古い記事なので、自分も思わず読み返して懐かしく思いました
Guzziはよく壊れましたが今思えばそれなりにハードに乗っていたので、壊れて当然だったのかもしれません
ある時バイブレーションがひどくなり、車体をチェックすると、なんとフレームのダウンチューブが破断していたということもありました
現在はBMWに乗っていますが、今でもGuzziには魅力を感じていて「またいつか戻りたい」という思いがずっとあるんです
1100SPORTは楽しいバイクですよ
壊れても直りますので(笑)、末長く楽しんでくださいね