珍方録

バイクと酒とジンギスカンをこよなく愛するブログ

敏音知ツーリングPart1

2008-10-21 | ツーリング

◆10月3日(金) くもり時々雨 気温8℃
敏音知→ピンネシリと読みます
道北の中頓別町にあります
出発は朝6時半。 望来のコンビニに集合
メンバーはAさんとMさんにボクという年齢高めの3人(笑)
天気は確実に雨が降るとのこと。 朝の気温はひと桁台です
この時期に平気で北に上がれるのは、やはりヒートベストの恩恵ですネ
数年前だったら寒さに震えながら走っていたものですが・・・
望来を出発後、小平まで一気に北上

小平から国道232号線を右に折れ、道道126号線を小平ダム方向へ
途中の道路脇にある巨大な廃墟の横でAさんが突然バイクを停めました
好奇心いっぱいのAさんは前からコレが気になってたようです
中を探索してみると、かつての石炭の積み込み場(ポット)と判明
その昔、達布炭坑が稼動していた時代に使われていた施設のようです

コンクリート造りの建物内部はご覧のように荒れ果てています
初っ端から廃墟探検ですw
小平ダム下の公園で休憩
静かなこの公園はAさん曰く、「ひっそりしててオススメだよ」とのこと

雨は降りそうで降ってきません
霧立峠を抜け朱鞠内で小休憩。 昼ころ美深の道の駅到着
小腹が空いたのでコロッケやら串カツをかじりました
すぐ売り切れるというパンを買って美深を出発
ここでMさんのK100に付いていた「うにキューピー」のキーホルダーをチェック(笑)

昼メシは音威子府そばを食べることにしました
13:00 「一路食堂」に到着

この店、国道沿いでとても目立ちます
音威子府そばといえば黒いそばです
メニューを見るとソバのほかに、ラーメンや豚丼まであります
AさんMさんは温かいそば、ボクはもりそばとミニ豚丼を注文
実はソバよりも豚丼が非常に旨かったです(失礼)
帰りにみんなでおみやげの黒い生そばを買いました(ひと包み2人前で380円)

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敏音知ツーリングPart2

2008-10-21 | ツーリング

音威子府から275を進み天北峠を越えるとまもなく目的地の敏音知です
「道の駅ピンネシリ」の敷地に目指すコテージがあります

14:40 道の駅ピンネシリ到着
雨が降っています。 チェックインが15時からなので少し時間があります
缶コーヒーで一服してからチェックイン
ちなみに国道を挟んで向かい側に温泉があります 

ピンネシリオートキャンプ場のコテージは全部で4棟
4人用(8,000円)と6人用(12,000円)が2棟づつあります
値段相応になかなか
ゴージャスで、ユニットキッチン・バス・トイレ・テレビ・ベッド・電子レンジ・洗濯機・乾燥機まであります
ウッドデッキや専用のバーベキューコーナーなんかもあるので夏は楽しめるでしょうね
ボクらのコテージの名前は「リス」でした(笑)

一旦荷物を降ろしてパニアを空にしてから食材の買い出しに出かけました
いちばん近いスーパーは30キロ離れた浜頓別町です
浜頓産のホタテがお目当てなので、この距離はまったく苦ではありませんw
16:30 浜頓別到着
まずはスタンドで給油。 つづいてAコープ浜頓別にて食材の買出し
パニアケースが6つ空いてるので収納は余裕
しかし帰りは強い雨!! ここでAさんのブーツが水没しました(笑)
パンツもブーツもゴアテックスと最強のハズですが、Aさんによるとrukka(ルッカ)のズボン裾がタイト過ぎてブーツの外に出せない(!)とのこと
表皮に滲みた水が全てブーツの中に滴り落ちたというワケです
コテージに到着後すぐにAさんはブーツの雨水をジャーっと排出
水遊びから帰ってきた子供の長靴みたいでした(笑)

何はともあれ3人して安着を祝して乾杯!!
道路向かいの温泉まで歩いて行く予定でしたが、雨ですっかり億劫になってしまい、コテージの内風呂で済ませることにしました(これがけっこうイイ風呂)
その間宴会の準備を着々と進めます
メニューは浜頓別産ホタテの刺身、Mさんが作った頓別産鮭のムニエル、そしてボクが作ったモツ鍋など
さらに裏のコテージに家族で宿泊中のFさんから、ノシャップ岬で買ってきたという活ツブの刺身、アブラガニのフンドシ、それに赤ワインとオリジナルキャンドルを差し入れていただきました(Fさんはプロのキャンドルデザイナー)
さて、秋の夜は長いです
コテージの照明を落とし、6時間燃え続けるというキャンドルに点火
ムーディーな雰囲気(^^
Fさんもワインでほろ酔いのご様子
Mさんも饒舌です
Aさんは・・・・・あれ?いつの間にかベッドで死んでました(笑)

翌朝いちばんの早起きはAさん
ボクが目を覚まして外へ出るとAさんが散歩から帰ってきたところでした
空は青空、雨上がりの朝の空気は凛として気持ちいいです
Mさんがまだ熟睡中だったので、2人で周りの散策に出かけました
Tシャツ一枚でも平気なくらい暖かい朝でした

↑道の駅の建物のすぐ裏が敏音知岳という山の登山口になっています
案内看板によると山頂まで4キロで片道4時間ということです

↑コテージのすぐ近くに駅のプラットホームがありました
といっても列車は来ません
この場所にかつての天北線の駅があったようです
そして国道を挟んだ温泉の隣にある中頓別消防第二分団のガレージの中にFJ55ランクルベースのボンネット消防車がありました!
これはマニアにはたまらないのかな?
ちなみに職員の方が不在だったため、シャッターの窓からの盗撮です(笑)

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敏音知ツーリングPart3

2008-10-21 | ツーリング

コテージに戻るとMさんが起きてテレビを観ていました
地上波が映らないということでBS1の同時通訳ニュースが流れてました(朝のガストみたい)
パンとコーヒーで簡単な朝飯を済ませると昼近くまで何をするでもなく、のんびりとコテージで過ごしました(これぞ連泊の醍醐味!?)
時間があるので、昼から中頓別の鍾乳洞を見学に行くことにしました
気が付けば外はふたたび雨降りに・・・
Aさんは昨日のような水没に遭わぬよう、レインウエアをしっかり着込みました(笑)
Mさんもカッパを着用
激しい雨の中、まずは砂金が採れるという中頓別のペーチャン川を見学しました
川べりまで水溜りのダートがありましたが、GSもK100もガンガン走ります↓

貼り紙を見ると砂金採りは8月25日で終了とありました
今は人っ子ひとりいません
何かないか(?)みんな石をはぐったりしています。↓何もありません(笑)

このあと事件勃発
MさんのK100のエンジンが突然始動不能に陥りました
セルは回れどエンジンはかかりません。
イグニッションキーをオンにしても燃料ポンプが回りません(K100=インジェクション)
断線か?はたまたポンプ本体の故障か?
小一時間格闘するも成す術なし・・・
仕方なく札幌のディーラーに車両引き取りの手配
落胆の表情のMさんでしたが、神の啓示?なのか「最後にもう一回だけエンジン掛けてみるワ」ということになりイグニッションキーをオンにすると、キュイ~ンという燃料ポンプの音
「もしかして・・・」
セルを回すと一発で始動しました!
原因はサイドスタンドスイッチの戻り不良でした
年式によって違うみたいですが、K100はサイドスタンドが降りてるのを検知すると燃料ポンプの電流がカットされます
この場合でもセルは回るので実に紛らわしいのです
ちなみに上の真ん中の写真のK100の角度に注目
サイドスタンドステーの根元が若干寝て(曲がって?)しまってる可能性があり今回のトラブルの原因になったかもしれません
K100オーナーは要チェックです
すぐにバイク屋に電話して引き取りをキャンセルしたのはいうまでもありません
何事もなかったようにツーリング続行(ヨカッタヨカッタ)

つづいて向かったのは中頓別鍾乳洞
市街地からクルマで5分のところにあります
入場は無料↓

洞窟探検は大好きなのでちょっとワクワクしました
第一洞から第四洞まであり(けっこう離れている)、現在一般公開しているのは第一洞と第三洞だけのようです
いわゆるつららのような石筍、鍾乳石が見られる洞窟(第四洞?)は現在非公開
石筍が1センチ伸びるのに数百年かかると言われてるだけに、やはりいたずらが怖いんでしょうね・・・写真→中頓別町ホームページより
カッパを着てるので雨を気にせず散策
メットも被りっぱなし(落石対策にいい?)
ボクとAさんはジェット、Mさんはアゴから全部持ち上がるシステム4を愛用
みんな帽子感覚です(笑)

鍾乳洞を見た後、中頓別のコンビニで二人と別れ、ボクはひとり帰路につきました
AさんとMさんはこの日も連泊です
皆と別れてから急に雨がヒドくなり、天北峠~音威子府間はもう滝のような大雨!
しかし美深の手前くらいで雨が上がり、徐々に青空が広がり始めました

少し遠回りですが、日本海を見たくなったので霧立峠から国道232へ
紅葉の霧立峠を抜け、海に出たらすぐ日没でした
トータル780キロ
雨のツーリングでしたが、楽しい旅でした!

―END―

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