こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

2010-11-16 00:00:00 | 未分類
万城目学さん『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』を読みました。

ある雷の日、年老いた柴犬・玄三郎が犬小屋に逃げ込もうとすると、そこには先客がいた。
あかトラの猫だ。
そこで、犬の飼い主のかのこちゃんが、マドレーヌと名付けて飼うことになった。
二匹は、別種にもかかわらず、会話をすることができ、まるで夫婦だった。
これは、かのこちゃんと二匹に起きた不思議な物語である。

何よりも気に入っているのは、玄三郎の言葉で、マドレーヌ夫人が変身してしまうところでしょうか?
猫にとって、非常に大変な冒険をすることになります。
あと、かのこちゃんとすずちゃんの友情。
この二つに尽きますね。

素敵なファンタジーでした。

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谷山浩子ソロコンサート2010inROOMS

2010-11-14 00:00:00 | 未分類
谷山浩子さんのソロコンサートに行ってきました。
前日は、残念ながら行けなかったのですが、今回は、選曲をお客さんに丸投げ大会ということで、
思いがけずオールリクエストデイのようになりました。
1曲目は、谷山さん選曲でしたけどね。

M1洗濯かご

選曲大会

M2月のかたち
M3卵
M4六月の花嫁

選曲大会

M5ジャンク
M6風のたてがみ
M7七角錐の少女

選曲大会

M8カントリーガール
M9電波塔の少年
M10終電座

ここで、10分休憩が入りました。皆さんがトイレから帰った頃を見計らって始めます、
とのことでしたが、時間が来ても戻れない人がいくらかいたので、BGMに流れていた
「メゾピアノ」の曲を谷山さんがおもむろに弾き出して、クリスマスソングから客が口ずさめそうな曲まで、
披露してくださいました。

真っ赤な鼻のトナカイ
古時計
雨の遊園地
オーブレネリ
おぼろ月夜
隅田川

「やっぱり、こうやって歌い続けてもらえる曲っていいですよね」と言うような事をおっしゃっていました。

ちなみに、選曲する客を選ぶのは、チケットの半券を混ぜて抜き出したものです。
さて再び選曲大会。

北大路欣也さんが主演した映画の曲の歌詞を書かれたことがあるそうで「漂流」という曲が
リクエストされました。知らなかったなー。

M11漂流
M12真夜中の太陽

選曲大会

「ひまわり」がリクエストされたのですが、このひまわりに隠れてじっと見ていた少女は、
この始末をどうつけるつもりなのか、とご自分で突っ込んでいらっしゃいました。
きっと、後悔してこの男の子を探し出して、彼女に連絡するんじゃないかと、まとめていらっしゃいました。

M13裸足のきみを僕が知ってる
M14ひまわり

選曲大会

「ハサミトギを追いかけて」難しいんだけど、お客様の命令とあらばやりますとおっしゃっていました。
命令って、谷山さん・・・(^^;)
そして、曲の途中で演奏を止めて「手拍子をやりますか?」ともおっしゃり、一応どうやるかを
口で説明してくださいました。
で、初めから演奏開始。

M15ハサミトギを追いかけて
M16素晴らしき紅マグロの世界

うまく手拍子できたらしく、谷山さんがリズム感が素晴らしいと褒められました。
私も、念願のハサミトギが聴けてうれしかったです。練習なしで、よくできたな、とも思いました。

選曲大会

最後の曲は、時間ギリギリだから1曲目を聴いてから2曲目を入れるか・・・と悩んでおられたのですが、
2曲行きます。となりました。

M17SORAMIMI
M18ララルウ

アンコールもリクエストで、最後のしめになる曲をとおっしゃっていましたが、いや、
プレッシャーになるから、それはいいですとも。

アンコール 窓

終わっても拍手が鳴り止まなかったのですが、Wアンコールをしたい気持ちはあるのですが、
今日の飛行機で帰るので、時間がありませんからごめんなさい。とおっしゃり、名残惜しかったのですが、
おしまいとなりました。

今回、グッズはパンフレットと白と黒のクリアファイルを買い、復刊ドットコムで販売されている
「はみだしっ子」のCD6,800円を買いました。
「はみだしっ子」レコードは持っているんですけど、気軽に聴きたいので、思い切って買いました。
とはいえ、高い買い物だったなー。

本当は、2日間行きたかったのですが、予算と時間の都合で14日だけとなりました。
でも、楽しかったです。

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サンタクロースが歌ってくれた

2010-11-13 00:00:00 | 未分類
演劇集団キャラメルボックスの「サンタクロースが歌ってくれた」を観てきました。

クリスマスイブの夜、大正時代を舞台にしたミステリ映画の犯人が、銀幕から現実世界に逃げ出した!

何とも意表を突いたアイディアで、それでいて温かく思いやりに満ちた物語でした。
芥川龍之介と江戸川乱歩が出合っていたら・・・。
敵役なりの思いが、包み込むように描かれていて、面白かったです。

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再生の箱 トクソウ事件ファイル2

2010-11-12 00:00:00 | 未分類
牧野修さん『再生の箱 トクソウ事件ファイル2』を読みました。

すべてを操る者は、誰なのか?
あの悪夢のような事件から二年後。
金敷市は、上辺では平穏を取り戻しているように見えた。
しかし町には、正義の名の下に、まだまだ見えない犯罪がはびこっていた。

犯人が滅びたように見せかけて、まだ陰謀を新たに企てるような気がします。
とても不気味な終わり方でした。

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破滅の箱 トクソウ事件ファイル1

2010-11-11 00:00:00 | 未分類
牧野修さん『破滅の箱 トクソウ事件ファイル1』を読みました。

金敷署の厄介者が集まる、生活保安課特殊相談対策室。
本来なら閑職に甘んじていればいいはずなのに、この<駄目な方のソクソウ>のメンバーは、
次々と社会から抹殺されそうになる。
さらに、故意にばらまかれたささやかな害意が、街を犯罪の温床にしていく。

次巻の「再生の箱」が同時発売されていなければ、あまりの悪意に半分も読めなかったかもしれません。
きっと続きでは、人も町も再生していることを信じています。

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