こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『大中小探偵クラブ 鬼腕村の殺ミイラ事件』はやみねかおる

2016-06-10 19:37:23 | 読書感想
大中小学校の探偵クラブの部員は、六年生の3名。
神経質な性格だが、実質的な名探偵の佐々井彩矢。
彩矢の幼稚園からの友人で、大雑把な大山昇。
そして同じく、幼稚園からの友人で、バランスのとれた性格の真中杏奈。

さらに、3人の担任でクラブの顧問の風街美里先生もいる。

今回の依頼人は、医者の息子で有名私立中学を目指す北岡恵理人。
今年度から学力試験と同時にAO入試もあり、優れた自由研究の提出が求められるようになったため、協力してほしいと言うのだ。

テーマは「ミイラに守られた村の民間信仰」
小学校から車で一時間半の山の中にある鬼腕村では、村で人柱になって洪水を止めた人物のミイラに祈りを欠かさず、もしミイラが消えたら災害が起こると伝えられている。

彩矢たちは先生の運転する車で鬼腕村に向かったのだが、到着して翌日の早朝、またミイラが行方不明になったことが分かった。
また災害が起きるのか?
彩矢たちは、ミイラを見つけて問題を解決することができるのか?

昇は、相変わらず懲りもせず恋をして、いいところを見せようとしてはこけていますし、彩矢は柱時計の秒針の音が気になって時計を止めているし、大丈夫かいな?と思ってしまいます。

今回、一番の収穫は、恵理人がいくらかクラスになじめるようになった事でしょうか?
他にもあるのですが、事件の真相に関わるので内緒です。
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