こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

通信教育探偵ファイロ・ガッブ

2012-07-28 00:00:00 | 未分類
エリス・パーカー・バトラーさん『通信教育探偵ファイロ・ガッブ』を読みました。

壁紙張り職人のファイロ・ガッブが<日の出探偵事務所>の探偵養成通信教育講座の
受講生であった頃から、物語は始まります。

人の良いガッブは、あやうく小悪党に騙されそうになりながらも、偶然に助けられて
事件の犯人を逮捕することができます。
その後も事件にたびに、証拠や盗難(?)物、犯人までもが、自らガッブの元に飛び込んできては
事件解決に導いてくれる、まさに運で成り立っている探偵なのです。

その証拠にガッブ自身は、その人の良さから愛する人の父親にまで
探偵の報酬を毎回巻き上げられてしまうのです。

ご都合主義と思えなくもないのですが、その憎めないお間抜けなキャラクターが愛すべき探偵物語です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々のかき氷 | トップ | 『通信教育探偵ファイロ・ガ... »
最新の画像もっと見る

未分類」カテゴリの最新記事