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こっぱもちの部屋

http://blog.livedoor.jp/kisaragi12yukari20/「こっぱもちの読書日記」

ひかりの剣

2008-10-23 00:00:00 | 未分類
海堂尊さん『ひかりの剣』を読みました。

ジェネラル・ルージュと呼ばれた速水医師と昼行灯の田口医師の、医学生時代の物語です。

二人とも授業をさぼってばかりいた問題児なのは同じなのだが、
速水晃一は、東城大学医学部剣道部主将であり、剣の道を真っ直ぐに追求していた。
そのライバルは、帝華大学医学部剣道部主将の清川吾郎。なまじ才能があるばかりに稽古をさぼり、
本当の力を出せずにいた。
真面目でも怠け者でも目指すところは同じ。医学部剣道部の象徴的大会、医鷲旗大会。
ここのところ、どちらの大学も惜しいところで取り逃がしていた。
それが、ある年の帝華大学の秘密兵器により、状況が一変した。

医大が舞台であるゆえに、例の病院実習の場面も交えながら、武道に人生の情熱の全てをかける。
この物語は、読んでいて清々しく、またその熱さがこちらにも乗り移るような青春小説でした。

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