こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ぼくは夜に旅をする

2009-01-28 00:00:00 | 未分類
キャサリン・マーシュ女史『ぼくは夜に旅をする』を読みました。

人付き合いが苦手なジャックは、交通事故に遭ってから、家で変な会話を聞いたり、
見知らぬ人を見かけるようになった。

父親の希望で、ニューヨークの医者の診察を受けることになったジャックは、グランドセントラル駅で
不思議な少女ユーリに出会う。
この駅のすみからすみまで知り尽くしていると言う彼女は、普通のツアーじゃ見られない
ホントに面白い場所を案内してくれるという。
興味を持ったジャックは、列車を一便遅らせて彼女に着いて行くことにした。
何と、この駅には知る人ぞ知る地下9階があるというのだ。
そしてユーリに連れられて来た、地下9階にある川の向こうは、何と黄泉の国だったのだ。

昔、事故で母を亡くしたジャックは、ユーリと共に母を探そうと決めて、死者たちにその行方を聞いていく。
しかし、生者がこの国に入り込んでいるのを知った黄泉の国の番人たちが、
ジャックの命を狙い追い始めた。

ユーリと共に、ニューヨークの空を飛んだり、ユニークな死者たちとの会話を楽しんだり、
様々な冒険の数々をたのしめますが、元の世界に生きて帰れるかは読んでからのお楽しみ。
結末のあとも、何だかややこしい事態が起こりそうですが、それを想像するのも楽しみです。

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