星新一ショートショートコンテスト出身者である山口タオさんですが、この本と同時発売の『黒のショートショート』が、初めてのショートショート集との事。
ずっと、童話作家として活躍なさっていますが、やはり、ショートショートでは違った輝きを見せてくださいます。
初めに「バッハの時間」で条件反射がもたらす意外な結果を見せ、「ヘイ、タクシー」では、タクシーに乗車拒否された女性の意地が生み出すおかしみを感じさせ、「よい子の報酬」ともなると、よい子がサンタさんからもらった電話から始まる思いがけない結末で驚きと恐怖をもたらし、読者をグングンとタオさんの世界へと引き込んでいきました。
中でも、ラストの「ロバが語った宇宙飛行士の話」は特別で、タオさんが願う未來への想いと祈りが痛いほど感じられました。
とても素晴らしい作品集ですので、ぜひ、ご購入の上お読みください。
ずっと、童話作家として活躍なさっていますが、やはり、ショートショートでは違った輝きを見せてくださいます。
初めに「バッハの時間」で条件反射がもたらす意外な結果を見せ、「ヘイ、タクシー」では、タクシーに乗車拒否された女性の意地が生み出すおかしみを感じさせ、「よい子の報酬」ともなると、よい子がサンタさんからもらった電話から始まる思いがけない結末で驚きと恐怖をもたらし、読者をグングンとタオさんの世界へと引き込んでいきました。
中でも、ラストの「ロバが語った宇宙飛行士の話」は特別で、タオさんが願う未來への想いと祈りが痛いほど感じられました。
とても素晴らしい作品集ですので、ぜひ、ご購入の上お読みください。
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