小林めぐみさんの『回帰祭』を読みました。
死の惑星と化した地球から五十年かけて疎開し、赤く痩せた大地に半ば不時着するように
避難船ダナルーが着陸したのが三百年前。
中央コンピュータの不具合で、男女比率が9:1のダナルーでは、
八割の男が十六歳になると地球に帰ることになっていた。
都市の謎を調べているライカ、地球とダナルーの狭間で心揺れるアツ、
地球に憧れているヒマリが、親しくなり、冒険することで、
ダナルーの異常が明かされていく。
中央コンピュータのおかしさの理由は、物語の半ばから薄々感づいてはいたのですが、
結末に至って、こうもはっきりすると、自分の手柄のようでうれしいですね。
面白かったです。
死の惑星と化した地球から五十年かけて疎開し、赤く痩せた大地に半ば不時着するように
避難船ダナルーが着陸したのが三百年前。
中央コンピュータの不具合で、男女比率が9:1のダナルーでは、
八割の男が十六歳になると地球に帰ることになっていた。
都市の謎を調べているライカ、地球とダナルーの狭間で心揺れるアツ、
地球に憧れているヒマリが、親しくなり、冒険することで、
ダナルーの異常が明かされていく。
中央コンピュータのおかしさの理由は、物語の半ばから薄々感づいてはいたのですが、
結末に至って、こうもはっきりすると、自分の手柄のようでうれしいですね。
面白かったです。