こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ええもんひとつ とびきり屋見立て帖

2010-09-01 00:00:00 | 未分類
山本兼一さん『ええもんひとつ とびきり屋見立て帖』を読みました。

今回の買い物は、香道用の香箱。
一番ええもんひとつ買うために売主に望まれたのは、夏にふさわしいええ香りを聞かせること。
真之介が様々に工夫して用意した香りは、どうも相手のお気に召さない。
妻のゆずが思いつき、相手も気に入った香りとは?

幕末の志士が往来するようになった京都。
時々は、肝の冷える思いをしながら、とびきり屋は商いを続けて行きます。
真之介とゆずのなれそめも入り、とても面白く、ほんわりした物語です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする