今回は、マルバストラムだ。名前は属名をとったものだそうな。なお、和名はシダレアオイ(枝垂葵)で、茎が長く伸び花姿はアオイを思わせることからという。アオイ科でハイビスカスやムクゲなども仲間だが、繁殖力が強く、茎がほふくして広がる性質があるという。
<2023年6月2日、他>美咲が丘
◇ 地面では “ほふく” の様子も見られる
全景から、見てみよう
◇ 遊歩道の生垣の間から伸びているようにも見えるし、家のフェンスの辺りでも咲いている。お家の方が植えたのかな?
ここは街区の間をつなぐ遊歩道の入り口。秋の紅葉がとてもキレイだよ。ちょっとそれも見ておこう
◇ ほら、紅葉もきれいだろう?
話しがそれた、元に戻ろう
◇ 地面すれすれにも咲いている
◇中心部の模様が特徴らしい。 マルバストラムの勉強をしておこう
【マルバストラム】出展:みんなの趣味の園芸、他(抜粋)
◇ アオイ科マルバストラム属の宿根草。茎はほふくして広がり各節から根を出して広がる。和名にシダレアオイ(枝垂葵)がある。
◇ 原産地は南米(アルゼンチン、ウルグアイ)。渡来時期は不明。
◇ 開花時期は5月~7月。ピンク色の花を、茎を伸ばしながら次々と咲かせる。花茎は4㎝ほど。中心部のカップ状の所は黄色、その周りに赤色がかった模様がある。花びらは淡いピンク色。朝に開き、夜には閉じる特徴がある。
【由来】出典:GKZ植物辞典
◇「マルバストラム」は、属名をとったもの。因みに属名はギリシャ語のmalva(=アオイ属)とstruma(こぶ状の突起)との合成語。
◇「シダレアオイ(枝垂葵)」は、茎あ長く伸び、花姿がアオイを思わせることから。ん? 「アオイ(葵)」ってどんな花だっけ?
ネットを探してみた。写真は「写真AC」より引用(抜粋)。うーん、確かに花姿は似ているかな?
改めて見てみよう 小次郎クンも一緒にね。
◇ 中央の木が紅葉(カエデ)、右の支柱は防犯灯、常緑の生垣。そして、その間から一輪、マルバストラムが咲いている。
お終い