長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

明日閉会。

2007-09-27 21:15:48 | Weblog
いつも家に帰ってから書き込みを企てていたため、
いざ自宅のパソコンが故障してから、この数日間
電源を入れようとしてから不可能に気付くという
お粗末な日々を送ってしまいました。
要するに今、自宅のP.C.が壊れて使えず、事務所で
久々に書き込んでいるということです。

議会も明日で閉会。
委員会では今回、保健福祉委員会関連で「シルバー人材」
の話題が新聞紙上にもあったように大問題になりました。
普通の人から見たら到底信じられないような杜撰な管理
運営体制を続け、いよいよ首が回らなくなった状態になると
公的資金に頼るという、とことんのお粗末さ。
議会側は会派ごとの温度差はあれども、概ね当局批判で
一致し、体制改善とともに資金投入に当たっての高い
ハードルを設け、その条件を呑むよう当局に要請。
明らかにおかしなことを押し通そうとし、議会が一致して
変更を求めるに至った状況下でもなお、自分たちの面子の為
なのか市長の面目の為なのか…なかなか納得しようとしない
当局側の態度のために、議会全体がある意味で時間を浪費
した感が否めない数日間でした。

結局は1億2000万の資金投入に対し、議会からの付帯決議を
加える格好で落ち着く模様です。

話が逸れますが、僕は「第三者委員会」とか「有識者会議」
などの類のものが好きではありません。
正しく言うならば、「現状の…」とするべきでしょうか。
第三者とか有識者とかいいながら、つまるところ当局(市長)
に都合の良い判断結果を示すものが大半だからです。
今回の「シルバー人材」の件も、今後早急に第三者の介入を
受けるようですが甚だ不安です。

話は逸れますが、真に遅ればせながら、僕の6月議会の
報告を兼ねたレポートの送付、やっと完了できました。
まったく、他人の批判をする前にまず自分がきちんと
しなきゃならんです。
そしてまた、明日で9月議会が終わるのですから次の報告が
待ったなしです。頑張ってネジを巻いてペースを上げます。

目的・手段。

2007-09-22 00:58:11 | Weblog
今議会においては区割りについてが話題の中心と
なりました。まぁ当然といえば当然ですが。
皆さんにも既に情報として届いていると思われますが、
今「区割り等審議会」なるものが主導して、政令市移行後の
区割り案をまとめている最中で、中間報告として3区案が
明確に示されています。

今回に限ったことでもないのでしょうが、当局側の最も
至らないところは「先に結論ありき」のうえで体裁を整えようと
する姿勢です。
今回の件もびっくりしました。今日、個人質問の全日程を終え
28日に最終日を迎える段取りなのに、今日の夕方には当局
作成の『3区案パンフレット』が各議員の机の上に配られており、
これを元に市民説明会をこなしていく…ようです。
審議会の答申を踏まえ、議会で議論し、市民説明会で皆さんの
声を聴き吸い上げ、最終的に当局が責任を負うべきものなのに、
もぅすっかりシナリオを完成させた感がアリアリで、議会の
意見も説明会での声も反映する気ゼロのようです。

ちなみに議会で各議員が色んな角度から見解を求めても、当局は
変わり映えのしない同様のペーパーを読むだけで微動だにしない。
全く素晴らしい頑なさです。

序でに、これは全くの私見ですが・・・
3区案で賛成してる議員は、議員であって政治家ではないです。
3区案で進めようとしている職員も、本物の行政マンではない。
政令市になる、ということがどういうことなのか。
地方自治の根本、理想はどこにあるのか。
理念も信条も責任感も薄く、「ソコソコ」の結果、可も無く不可も
ない程度のおざなりな道程。
大行政区で効率を最大限に重視し、他都市との競争に挑んでいく
のであれば、70万都市でどうやって神戸・広島に対抗するのか。
いやいや、競争よりも自治達成度重視・市民満足度重視…という
のであれば、なぜ、自治に最適とされる10万人単位となる
6区割を考慮せず、それぞれの地域性や歴史的変遷を鑑みず、
最も魅力のない、旭川より東・旧2号より南北のような効率のみの
発想を持ち出すのか。

市長をトップとする今の当局の首脳陣にとっては、政令市移行は
目的であって手段ではないようです。
本当に岡山のまちを想い、未来像を描き、帰納的に物事を進めようと
する気概のある人間はいないようです。きっと彼らは、数年数十年後
自分が現役を退いた後に、政令市になってる岡山市を指差して
“これは俺たちが作ったんだ”と胸を張るのでしょう。そしてその
当時の現場は、市民は、現状に四苦八苦し、或いは不平不満ばかりが
つのる、つまらない岡山に辛酸をなめるのでしょう。

“どういう政令市を目指し、どういった戦略で遂げようとしている
のか?”という僕の質問に市長は、
“色々と問題はありますが、とにかく政令市移行を果たして、何とか
イイまちにしていこうと思ってます”のように答えました。
“私たちの岡山市は、然したるビジョンもない、あなたのギャンブルに
付き合わされるんですね。私は御免です”
と、所見を申しておきました。顔を真っ赤にして、下のほうから
にらみ上げておられましたが。。。

職員採用も凍結して、いったいどうやって区政を敷き、政令市に
なるんですかね。副市長の村手さんは、
“そのあたりは今後、実際にどれだけの人員確保が必要か、など
調査した上で計画を立て、補充の策を講じます”だそうです。
所詮、総務省から出向してきたエリートさんにとっては、政令市移行は
最大の目標であって、岡山市を愛し良くする為の手段ではない…
ということでしょう。
今の首脳陣では青色吐息の状態です。
以上は僕の、全くの私見ですので、失礼なことも記しました。

僕も自分なりに、真剣に考えています。
何区割が良い、という積極的意見はこの際、出力してませんが、
3区・4区・6区の中ならば迷わず6区です。
地方自治を真剣に考えるならば、可能な限りの「小行政区」に
こだわらなければなりません。その上で、現状を鑑みた上で、
3区でしか覚束ないような都市力しかないのならば、謹んで手を
下ろし、政令市を断念すべきだと思っています。

長々と綴りました。
皆さんにとっても、今後の生活に直結する重大な案件です。
是非とも真剣に当事者になっていただき、主役としてどんどん
声を出して欲しく思います。   おやすみなさい。。。

議会の最中。

2007-09-19 17:42:19 | Weblog
昨日、自分の個人質問を終えました。
2回目でもあり、初回よりは幾分は緊張の度合いは
落ち着いていたように思いますが、それでも大勢の方に
傍聴にきていただき、やる気満々で臨ませてもらえました。

財政問題(特に税収)、NPO窓口開設、政令市区割り審議。
以上の内容で(かなりキツい内容で)当局の方々に伺わせて
もらいました。
正直なところ、自分の日程が終わった途端に気を抜いて
しまいそうですが、まだしばらく議会は続きます。
最後まできちんと職務をまっとうせねば…!!と戒めておる
ところです。

特に今回は本会議終了前の常任委員会に重要な事案が残って
います。会派の田原議員に先導してもらいながら、委員会にて
金剛山歌劇団の問題にメスをいれなければなりません。
28日の最終日まで、気も手も抜かずやっていきます。
今日はこんなところで・・・

1回表、先頭バッター・HABA。

2007-09-13 06:11:38 | Weblog
安倍首相辞任の激震に被災し、色んな面でイレギュラーな
プチ事件が発生するなか、一方で市議会の個人質問の原稿の
締め切りを前に今まで必死に取り掛かって終えました。
相変わらず、己の段取りの悪さを痛感します。

今日(13日)から、市議会本会議個人質問の日程に入ります。
なんと、全体のトップバッターが届け出順というなかで羽場
さんになってます。
どうみても狙ったとしか思えない大先輩。
他の新人議員がやりにくくなるかなぁ…なんてきっと微塵も
考えてくれてないんだろうなぁ。でも、そんな羽場さんが僕は
好きです。

本会議本番の初日を、どうやら徹夜で迎えなければなりません。
辛いつらい一日になることと存じますが、どうかどうか・・・
睡魔に襲われ屈してしまうようなことの無いよう、しっかりと
踏ん張ってくださいまし、長井どの。。。

準備に殺気立つ。

2007-09-12 01:22:06 | Weblog
今日は朝から、役所の各部局の方々とお会いし、
議会での発言・質問内容への調査や詰めの作業としての
お話を伺いました。
僕に限らずたくさんの議員の方々が、各々の質問内容の
詰めの作業に入っている時期なので、ある意味ではこの
時期が一番、議会内に活気が満ちているかもしれません。

午後からは同会派の田原さんと一緒に、教育委員会の方に
お時間を頂き、新聞にも出ていた『金剛山歌劇団の問題』
についてのお話を伺いました。
今までの通例なら出るはずの教育委員会からの後援が、
今回に限り現状で出ていないことが問題になっています。
これは多分に、県教委や或いは指定管理者のシンフォニー
ホールの意向が影響しているように思えますが、当局側の
答弁は今のところピリッとしません。

夕方からも人と会う約束が2件、3件と続き、夜になると
Mさんがご自宅へ夕食に誘ってくださり(正確にいうと僕の
方から提案した)、幸せな時間を頂きました。
その席で、この日曜日に放映されたらしいサンデープロ
ジェクトにおける岡山市関連の報道を観させてもらいました。
以前からの問題で、なかなか難しい要素を含んだ案件では
ありますが、しかしなぜ今、このタイミングでこの番組
なのかが???です。
もうひとつ加えておくと、あの内容だけを観ると萩原前市長
だけが善人で、他の関係者は皆悪人のように取られがちだと
思いますが、決してそんなことは無いんだということを、
色んな方々・当事者の方にもお話を伺い教えてもらったという
ことです。

今日の締め切りを経て、各議員の個人質問の日程・順番が
決まりました。
僕は18日(火)、6人中の6番目なので15時以降になると
思います。お時間のご都合のつく方々、よろしければ是非
岡山市議会を覗いてやってください。

蝉から鈴虫へ。

2007-09-11 01:27:54 | Weblog
9月10日、定例議会の開会。
僕にとって2回目の本会議、2度目の登壇準備です。

今回は各会派の代表質問の枠が無いため、日程的には少し
短くタイトです。
個人質問の内容・原稿を早く仕上げねばなりません。
リミットが11日の17時、もう一日ありません。。。

忙しい時期には不思議と用事や課題などが重なるもので、
今回のこの時期もまさに、色んなお仕事が同時期に押し寄せてます。
こういう時こそ、一つ一つが雑にならないよう気を付けようと
思います。

それでは今から、自分の作業を始めます。
短いですが・・・        おやすみなさい。。。

違和感は解りかねる。

2007-09-07 03:20:09 | Weblog
午前中から夕刻まで、常任委員会。
あっという間に、また定例議会が始まります。
文教委員会のなかでも、事業仕分けについての議題があり、
市立図書館のあり方・学校園における用務員の在り方が
実際に仕分け・見直し項目にあがっています。

夕方、某公民館の館長にお時間をいただき、公民館の
業務その他についてお話を伺いました。何事も勉強です。

夜は仲間の皆さんが会食を開いてくださり、初顔合わせの
方も含めて楽しいエネルギッシュなひと時を頂きました。

深夜、事務所にて作業を済ませ、家路に就くと、深夜恒例の
道路工事が目白押し。
大変なお仕事だなぁ、と幾許かの関心を向けながら通ると、
それほど若くない女性の就労者の姿を見た。
自分の母親くらいの齢、とまではいわないまでも、相応の
年齢の方だった。元気に働く姿に恐れ入りつつ、一方で
どうしてもその光景を自然な絵として腑に落とせない自分に
良識とも感性ともいうべきでないと思われる、心の部分の
障害を覚えた。

自身、今議会に向け、また諸準備を進めていかなければ
なりません。個人質問の内容・時間も大切に考えながら、
市政全体の流れ・うねりというものも捉えていければと思い
ます。
以前からの懸案だった、前回議会についてのレポートが
ようやく完成です。今回からは諸事情に言い訳せず、もっと
間に合った姿勢で続けていきたいと思いました(反省)。

それでは今日はこの辺で。    おやすみなさい。。。

厳しいざんしょ。

2007-09-04 00:50:31 | Weblog
朝一番から訃報を受け、10時に入っていた面談の約束を
済ませた後、告別式に参列。
僕の10歳上くらいのまだまだ若い方がお亡くなりになり、
ただでさえ…のところ、なおのこと辛いお別れの場となり
ました。

昼からは会派の会議。
毎週月曜に行われ(会期中は議会の休憩中に含む)、今回は
突然のアポなしで朝鮮総連の方々が陳情にお越しになりました。

シンフォニーホールが、いったん貸す約束をしたイベントの
許可を取り消してきた、という内容。
ご存知の方もおられると思いますが、同様の件が昨年、倉敷で
あったらしく、訴訟にまでなり、行政側が敗訴しているにも
拘らず、今年は岡山で繰り返されようとしているのです。
指定管理者制度という枠の中で、主体性・権限の所在の曖昧さと
ともに、この場に記すに堪えない裏の画策模様が伺えます。

僕たちの会派としては、特定の団体に寄る意味合いは全く抜きに
したうえで、この事案に対する当局側のあまりにもひ弱な対応に
メスを入れていくべく、動いていくことで一致しました。
たちまちは、次回の常任委員会が開かれる9月6日に合わせ、
記者会見の場をセットすることになりそうです。

夕方からは、県内の民主党所属の自治体議員が集まっての
「自治体議員団会議」に参加しました。
前にも書いたかもしれませんが、今回で2度目の会です。
県政と市政、岡山市政と他市政等、連携を取りながら成果や
方策を見出したり、問題共有を図るために始めました。

各地域議員から様々な情報や意見を出し合い、有意義な機会です。
これからもっと、協働で充実したものにしていければと思います。
ちなみに今の県政と岡山市政との重点項目は、やはり政令市移行
に関することです。

夜間は事務所にての作業の時間でしたが、息抜きにAOEさんの所に
晩御飯をご馳走になりに行き、予想通り口うるさくガミガミと
お説教をされながら寛いでいると、この春から京都に旅立った
某T田から「悩み相談」の長電話をいただく。。。
どこに行っても休まらないのか…などというのは大間違い。
実はこういう時間のすべてが、僕を和ませてくれ、活力を与えて
くれているのです。

もうすこし、目の前にある課題に手を付けてから帰ります。
                   おやすみなさい。。。

文教委員会。

2007-09-02 03:43:52 | Weblog
立て続けに続く視察日程。
今度は文教委員会の視察。

千葉県習志野市の秋津小学校の『コミュニティースクール』への
取り組みと、文京区の区政としての『特別支援教育』の現状と、
新潟市の新しい市立図書館の視察でした。

コミュニティースクールという考え方は、少子化を迎えた学校園と
高齢化を迎え弱体化しつつある地域とが、互いにメリットの共有を
しながら助け合って存続を図っていく、画期的な取り組みです。
この秋津小学校は、このコミュニティースクールの面で非常に
先駆的な、完成度の高い学校ということで色々と伺うことができ
ました。
ただ、この取り組みも世代交代を上手に進めていかなければ、
せっかく積み重ねてきた実績が無に帰する危険性があるとのことで、
今後とも弛まぬ努力が欠かせない、とのことでした。

文京区の特別支援教育制度では、通級制度のニーズに応える形を
示した『小日向台町小学校』の紹介を中心に、岡山よりもずっと
進んだ通級のシステムや、特別支援教育の形を伺うことができました。
教育委員会の権限が強いこと、養護(特別支援)学校との連携の良さ、
特別支援コーディネーターの研修制度の確立…などが岡山よりも
はるかに進んでいるなと感じました。

新潟での新図書館の視察では、正直いうとそれほど真新しい取り組みや
制度を見出すことは出来ませんでしたが、最も印象に残ったことは
設計や蔵書などの配慮の先がどれも子供たちであった、ということです。
優しいデザイン、十分なスペース、好奇心をそそる各種イベント。。。
子供たちに使って欲しい、子供たちを育てていきたい、という想いが
伝わってきました。
何より、僕達を案内してくださった職員の方から、その温かい想いが
ジンジン伝わってきました。とても雰囲気のある方でした。岡山の
図書館にも、あぁいう風な方がたくさん居てほしいと思いました。

正直なところ、この委員会視察は、出発前はとても気の重いものでした。
ルーキーの自分の周りに、他会派の先輩議員の皆さんばかり。
まぁ同じくルーキーの方はおられはすれど、年齢的には先輩の方ばかり。
相当気を遣う、しんどい3日間になるのだろうと思っていたのですが、
いざ出掛け、皆さんと共に過ごしてみると意外に気楽な方ばかりで
肩の荷が下り、以前より打ち解けられたのがとても嬉しかったです。

これからも、同じく教育に関わる諸問題に向き合うべく、同じ
委員会に所属する議員の仲間の皆さんという視点で、積極的に交流し
意見を交わしながら、ひとつひとつの事に協働で向き合っていきたいと
思います。
視察・視察と言ってる、あっという間に8つにが終わり、あれよという
間に次の定例議会が迫ってきております。
今回も引き続き、最大限の準備を以って議会に臨みたいと思っています。
ということで今日のところ、報告終了といたします。
                      おやすみなさい。。。