長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

社会の縮図。

2012-01-31 19:47:54 | Weblog
今日は朝から晩まで、議会改革等推進会議でした。

・一問一答方式、反問権付与について
・請願、陳情に対する取り組み方について
・住民投票、議会モニター、一般会議について

など、盛り沢山すぎて大変でした。。。
「議会報告会」については、会議の大勢が“時期尚早”で
まとまってしまったため、私の悲願の一つであったものが
しばらくは叶わぬことになりました。残念でなりません。

多くの有意義な議論があるのは以前から紹介もしており、それは
とても良いことなのですが、時として、大事なところで、議会が
自らが、自らの限界を既存の常識で計ってしまって、その結果と
して勇気の要る改革にブレーキをかけてしまう箇所が散見されるのが
残念です。
しかし、それこそが議会、なのです。
だからこそ、価値があると捉えなければならないのだと考えます。
諸々のストレスを、数々の紆余曲折を、ゴタゴタと遠回りしながら、
一見不毛に思われがちな議論を重ね、少しずつでも「前」へ進めていく
困難と、それに必要な知恵や交渉を捻り出していく作業を“生業”とし、
粋に捉えてチャレンジし続けるしかないのです。

投げ出すのは簡単です。
諦めることも、慣れてしまうことも染まってしまうことも…
出来ない理由を述べることばかり上手になることが経験を積むことの
ようにもなっている。でも、そうじゃない方々もいます。
何て表現すれば良いのかピンと来ないのですが、そんなこんなが
私(たち)が日々取り組んでいる仕事です。

一問一答方式の導入は、なんとか道筋をつけました。
陳情、請願に対する新たな取り組みについては、負けました。
ただ、私の主張したことは圧倒的に正しいと今でも確信しています。
ただ正しいだけでは勝ち馬になれない難しさも、どうやったら皆さんに
お届けできるか考えます。
その他の項は、今後の引き続きのバトル内容です。お楽しみに。。。

褒められ、に慣れない。

2012-01-31 00:28:43 | Weblog
今晩、経済委員会の新年会を、新しく所属してくださることになった
吉本委員の歓迎会の意も合わせて開催しました。
皆さんそれぞれお忙しいなか、課長級以上の職員各位も委員の皆さんも
全員、都合をつけてくださってフルメンバーでの開催が叶いました。
…あ、某課長がお一人、インフルエンザのため欠席されたので残念でしたが…
皆さん、この次節くれぐれもご自愛いただきたく存じます。

美味しく楽しく過ごしているなかで、ある職員の方としばらくお話を
続けていました。
“ でも委員長、改めて面と向かって言うのも何ですけど…ホントに今の委員会は
とても良い状態だと思います。私は長い間、経済局関連の部局で勤めましたが、
今みたいに活性化された有意義な委員会は初めてですよ。今年いっぱいで定年
なのが悔しいくらいです”
と言ってくださいました。相当嬉しかったです。
“ 委員長が絶妙な仕切り、抜群のタイミングで的確な方針や方向性を発揮して
くれるからだと思います。我々も、時には厳しくて辛いときもありますが、
でもわかり易くて働き易いですし意識も変わってきてます”
などとまで言ってもらってしまうと、もう冥利に尽きてしまいました。

“ 私ももちろん、自分にとってのチャンスだと思って一生懸命やわせてもらって
ますが、一方では環境的にもチャンスだったと思ってます。もちろん先輩議員にも
抜群の存在感を発揮してもらってますが、とくに一期目二期目の議員が大半で、
だからこそ新しい事に取り組むこと、風を起こすことに障害が小さかったんだと
確信してます。まだまだこれからです。与えられた任期のなかで、出来る限りの
取り組みを進めます ”
とお返ししました。

その方には新人の当選当初から、自分の農政分野への“ 暗さ ”克服のために色々と
教えてもらいました。
それまであまりスポットが当たっていなかった、大事な農政分野を、農業委員会を
少しずつ変えてきました。
そんな取り組みを、たとえ99%がお世辞であったとしても、そのように言って
もらえたことがとても嬉しかったのです。

当局職員の方々は時の移ろいとともに、こうして惜しまれながら退官されていきます。
しかし他方で、行政は恒久的に継続されるのです。
だからこそ我々議員は、もしかしたらそれよりも更に短い命のなかで何が解り、
何に気付き、どんな行動を起こせるのか…が数倍数十倍、問われるのではないか…とも
感じるのです。

“ 長井委員長がこんなに上手に委員会を取りまとめられてる姿を見て、本当に感心しました ”
ご出席くださりご挨拶いただいた三木副議長からも、こんなお褒めの言葉をいただいて、
今日は最後までとっても煽てられて上機嫌の日でした。

…たまには(?)自慢100%な内容でも許されるでしょうか。。。

イメージ、偏見からの脱却。

2012-01-30 14:13:29 | Weblog
「共通番号制の導入」について、大多数の方がまだご存知ない…とのことで
意外な驚きと反省を感じています。
「社会保障と税の一体改革」という言葉は、マスコミにもそのフレーズが
毎日のように踊るので結構な浸透度だと思っていますが、共通番号制度は
一体改革の議論のなかで大切な役割を担う大きな動きです。

税制の調整、つまり“所得の低い家計に還付を…”といった話は先に出て
いますが、それをやるにも情報の整理が大変かつ重要であり、その為の導入
でもあります。
加えて、昨今より大きな課題として擡げてきた医療問題に対する大改革でも
あります。色んなエッセンスがありますが、一番は“一人ひとりの患者の
治療、処方の情報を番号制で整理することによって病院間の横の連携がスムーズになる”
ということではないでしょうか。

個人情報保護の観点から…
プライバシーの侵害が…
犯罪の材料になるのでは…

なにかを始める際には必ず、必ずその裏腹に生じ得るデメリットや不安材料が
挙げられます。これはとても大切な観点であり指摘であり、新しい事象は
それらを乗り越えていかなければなりません。
しかし決して、“だからやらないでおこう”にはならないのだ、ということも
ぜひ確認していただきたい、と思います。

思い省みれば、民主党政権になってから以降、いわゆる医療問題というものが
激減したように感じます。医療難民、妊婦のたらい回し、小児科問題…
2000年代中盤には毎日のように取り上げられていた課題、今はめっきり
聞かなくなりました。
報道が減った、されなくなった、ということは? です。
そんな政府だからこそ、最後の決め手ともいうべき策であるこのテーマ、
もっともっと多くの方に説明し知ってもらい理解してもらわなければなりません。

それにしても民主党は、説明や広報…といったものが下手です。。。

今からの会議前に。

2012-01-28 15:37:20 | Weblog
週末だというのに、ゆっくり休める暇がないのは…
いつも腑に落としていることですが幸せなことです。。。

今日やっと、年末議会をまとめた市議会レポートの発送作業が
全部できました。〒に持って行くにも「区内特別」という
割引システムを活用するために、仕分けしたり一通一通に印を
押したり…とても手間がかかります。。。
客に印押しをさせる今の〒の姿勢については以前も物申した
ことがありますが、こないだは17:00を数分過ぎてしまったために
わざわざ持ってきた100通以上もの“商品”をそのまま持って帰らされ
たりもしました。
もちろん、窓口の受付時間に間に合わせられなかった当方が
一義的には反省すべきなのです。が、果たして民間業者がそのような
姿勢で良いものなのか…については身につまされて感じました。

ここをお読み頂いている方々のお手元にも、少なからぬ皆さんに
もうじきレポートが届くと思います。どうぞお暇な時に、少しでも
目を通していただければ幸いです。

インフルエンザも猛威を振るい始め、市内でも問題になってきています。
お子さんを抱えてらっしゃる皆さんはもちろん、どうぞ皆皆さんお気を
付けください。
“冬らしい寒さ”に負けず、節電にも留意しながら元気に過ごしましょう。

正しい推進力。

2012-01-27 16:19:58 | Weblog
三重県・松阪市には、とても熱心な市長がおられます。
私と同世代、異色の経歴を物ともせず、どころかプラスに作用させ、
既存の勢力、団体等からのしがらみも皆無で全力で改革に取り組んでおられる。
報道でお見受けしただけですから、あまり知ったように評さないほうが
良いのかもしれませんが…とても可能性を感じさせてくれる方でした。

改革を熱心に取り組んでおられる自治体の首長各位はよく
“私たちはこれだけやっています、実際にこんなに出来ています。
どうして国は遅々として進まないのでしょうか…”
という類の不平を漏らされます。頑張っている者の、実感の声なのでしょう。
私は、頑張っておられるからこそ、この類は発するべきではないと考えます。
少なくとも、私がその立場なら発しない。なぜか?

地域主権とは、まさにその姿にこそ本質があるからです。
自治体が変わる、地方が進むことによって国の形を、仕組みを揺るがし
変えていく。それこそが地域主権の像だからです。
先を行くものは、漏らしてはならないのです。
常に引っ張っていくことが求められ、それが使命なのです。

自治体と国とでは行政規模が違いすぎる。
比べることもナンセンスだし、その土俵に下りてしまった時点で
地域主権のクウォリティーは低下してしまう。
殊内政においては国に頼らず、自己責任・自己解決の王道を切り拓くこと。
そのうえでの障害を国政が保とうとするならば戦わなければならない…
ということではないでしょうか、橋本市長。

地域主権改革は、ともすると誤解されがちです。
その模索自体を“おかみ思想”を大いに盛り込みながらしてしましがちだからです。
国に頼る、行政に頼る、任せる時代は過ぎたのかもしれません。
私たちが主体的に将来を考え、思考や行動を起こし、ひとつの形を成していく。
行政は、そのための障害になるのではなく、そのアクションへの潤滑油を注ぐ役。
そうなってくれば自ずと、私の目指す地域主権の姿はより強く、より素敵に輝きを
放つのではないかと巡らしています。。。

意気込みの韻。

2012-01-25 17:22:50 | Weblog
最近なぜか、私には「墓地行政」についての
さまざまな陳情や要望、情報等が入ってきます。
たしかに、あまり市民の皆さんには認知されていないと
思いますが、墓地行政は市政のなかでも大きなウェートを
占めてもいますし、その分野で自分の糧が増していくことは
うれしいことなのですが…
大して“そっち方面”の活動をしている訳でもないはず
なのに、色々飛び込んできて頼られたり共有したりさせて
もらっていることに少々面食らい気味です。
…いや、重ねて申し上げますが、嬉しいことなのですよ。

せっかく頂いている機会なので、しっかり学んで
政策的に自分のものにしていかなければ…と意気込んでいます。

今日は私が常々お世話になっている、情報労連の方々の計らいを
いただいて、NTT関連の方々に「情報通信政策、クラウドサービスや
ファシリティーマネジメントについて」を学ばせていただく機会を
得ました。
合計3時間以上も勉強したので、今は正直頭がパンク状態ですが、
とても為になる内容を詰め込んでいただきました。
今日得させていただいた内容を自分なりに消化し、加工し、
きたる議会の質問にも取り入れていければ…と意気込んでます。

クラウドサービスやファシリティーマネジメントにしても
代表的な例ですが、全く正しい提案・提言であっても、現下の
仕組みやルール、システム等を変える類の話にはなかなか前向きに
なれないのも行政の悪しき特性といえるでしょう。
こういった所を指摘し、少しずつでも確実に正しい方向に導ける
ような議会活動であったり質問姿勢であったりでありたいと思います。
…と、意気込んでいます。。。

思いの丈。

2012-01-21 23:30:08 | Weblog
ファジアーノ岡山が2007年、中国リーグから“Jへの挑戦”を始めた時から、
僕の、僕としての本格的な応援も始まりました。それはサッカーを愛する
個人としても、市議会に身を置く立場としても。とくに市議会においては、
現役でサッカーをプレーヤーとして取り組んでいる者は自分だけだという
自負も働き、議会内外で精力的に支援に資する活動を続けてきました。

積年の努力の甲斐あって、岡山市が支援の一環として練習場の整備を決めた
際には感無量でした。

そして、そんな自分の取り組みの先には常に、妹尾隆佑という一人の選手も
いました。
プロクラブチームというものには、その地元で生まれ育った選手の存在は
とても貴重なのです。妹尾選手はまさに地元岡山、しかも私の地元でもある
吉備学区、同じ庭瀬で生まれ育った男でした。家も、弊家からほど近い、
歩いて数分の距離。
こんな地理的環境、ファジアーノのチャレンジと己の議員としての歩みの
タイミングのリンク、そして自分が青春時代から魂を込めて取り組んできた
サッカーというつながり。これらの全ての要素によって、私のこれまでの
ファジへの取り組みは続いてきたのです。

サッカー協会の先輩からの粋な図らいで、数年前からはJリーグの公式戦、
ホームゲームにおけるスタジアムでの公式記録スタッフの一員にも加えて
いただき、ホームゲームのたびに観客席からではなく記録ブースから、
ファジ戦士たちの奮闘を追ってきました。
ごく稀に(笑)、隆佑が得点を決めた試合なんて飛び上がらんばかりの
興奮を胸に押さえ込んで、クールに記録スタッフとしての任務をこなした
ものです。

市政においては来年度中に整備に取り掛かることが決まり、議会の中にも
ファジを支援する議員連盟もでき、庭瀬駅前には隆佑を支援する意の横断幕が
かかり、地元吉備学区は「ファジ応援タウン」に認定され…ホントに色んな
ことが少しずつ進んできて、ファジ自身もJの三年目として本格的に上位進出を
期すシーズンを迎える今。
私にとってとても切ない知らせが届きました。

妹尾が、隆佑が引退しました。
ここ数年、ずっと膝のケガと戦いながらのシーズンでしたが、ついに自身で
決心したのです。
彼はまだ26歳。一般的にはまだまだこれから…の歳。
しかしそこにはプロスポーツ界としての厳しい現実があったのです。

彼の名誉のために私から伝えておきたいのですが、チームとしては彼を必死に
引き留めたのです。
“ 隆佑には、ギリギリまで、ボロボロになるまで居て欲しい”
この意向を彼に伝え続けたフロントでしたが、彼の決意は揺らがなかったのです。
とても切ない現実ですが、私はじめ多くのファンの皆さんも共に受け入れなければ
なりません。

以前から個人的にも付き合いがありましたが、とくにこの年末年始は隆佑と
一緒に多く過ごしました。ゴルフ行ったり麻雀したり、雑煮食べたり…
いつもと変わらぬ飄々としたスタイルで、彫りの深いカッコいぃ顔して、子どもの
ような笑顔を見せながら、一緒に過ごしてくれました。
彼はこれから、ファジの中でコーチ業はじめ色んな勉強をしながら、違う環境の
なかで生きていくのです。
僕はこれからも、彼を応援したいと思います。
彼がこれからどのような人生を紡いでいくのか、見守っていきたいのです。
そしてこれからの彼の人生の成功こそが、まさに「スポーツ振興政策」というものの
真の姿だと信じるのです。
一線級の選手である時期だけを捉えて、スポーツやその人間のことを語ることは
できません。その人のその後の歩みも全て含めて、人として幸せになれなければ
社会として政治として、形として正しくないからです。

妹尾隆佑、いままでありがとう。
これからも変わらず、兄弟のように仲良く歳を取ろう。
そしていつまでも、サッカーを愛していこう。

最後に、
ファジアーノ関係者各位におかれましては、一議員が出過ぎた内容を記して
しまったかもしれません。チームにとって大切な人材について、私個人が
私的に評しましたこと、お詫び申し上げます。
そして、
妹尾選手のご家族の皆さま。
こういうことを書かれることをあまり好まれない方々であることを重々承知で、
敢えて今回は思い余って書かせていただいたこと、どうぞお許し下さい。

これからも私は、スポーツ振興政策の一環として変わらず、
ファジアーノ岡山を応援していきます。

早くも代表質問の準備をしながら…です。

2012-01-18 17:02:21 | Weblog
豪華客船が座礁して、大きな騒ぎになっています。
とにかく、あの船長の対応は理解に適わず、表現に困ります。

こういう問題でいつも思うのは、
一人の失態でその業の方々が総じて“的”になってしまうことです。
今回でも少なからぬ他の船舶操業者の方々が迷惑されていることでしょう。

そして言わずもがな、この事故で被害に遭われた全ての方々に
心からお見舞い申し上げ、亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げる次第です。


ガラリと話題を変えて恐縮ですが…
前々からご報告していました、社会人サッカーリーグの件ですが。
めでたく県リーグ昇格を果たしました!!
これはかなり嬉しい出来事です。
今年からは“県リーガー長井”と呼んでください(笑)

リーグ戦では無敗で駆け上がりながら、昇格を賭けたトーナメント等の
戦いでは思ったような展開をできず、昇格決定が越年してしまったのですが…
結果的にはこの“生みの苦しみ”がチームにより強い結束を生み、
最終決戦で決めた昇格によって皆で心から爽快に喜ぶことができました。
現役としては老い先長くないであろう私、とにかく今年1年はより真剣にやります。

仕事との兼ね合いで大変ですが、頑張ります。。。


この週末土曜日には、私の地元・吉備学区の方々を対象に
衆院議員・高井たかしさんと一緒に「国政・市政報告会」を公民館で開催します。
日ごろなかなかお会いできず仕舞いな方々が多くて申し訳なく思っているので、
こういう機会で少しでも交流をもち、意見交換などもできれば…と願っております。
なるべく多くの皆さんにお越しいただきたいと思っています。
もちろん、吉備学区以外の方でもO.K.です。
よろしくお願いしま~す。。。

一問一答と反問は、権利と責任。

2012-01-17 17:30:37 | Weblog
今日も先ほどまで、議会改革等推進会議がありました。
ボリュームがあり、時間も相応に掛かり、大変でしたが充実した
議論が成されたと思います。
ただ、充実したことと納得がいくこととは別で…
必ずしも私の思い、狙いが100%反映される結果にはなりません。
が、その過程でどれだけのことを言っていけるかが勝負でもあります。
正直申し上げれば不満も多く残ります。
しかしそれは、市民の皆さまから選ばれたそれぞれの議員の総意で
形成されていくものですから、わがままばかりも言ってられません。

いま一番申し上げたいのは、やはり現場の公開の必要性です。
今日の議論にしても、じゃあ一般に見られている状況でもあなたたちは
同じことが言えますか?と問いたくなる場面が多くあります。
そういった面でみても、有権者の皆さんの力は強いのです。
だからこそ、その力を最大限に発揮していただきたいと願います。
議会改革等推進会議も傍聴できます。
今後もしご都合つくようでしたら、ぜひ。

…こういうのも、早くネット中継されるようになれば良いのですが。

一問一答方式の試行的導入が、今日の会議で方針決定されました。
一部の委員は難色を示してましたし、最終決定は議会運営委員会なので
まだ“ひっくり返される”可能性は無きにしも非ず、ですが。。。
まぁおそらく、この2月議会で選択性で“やってみる”ことになると思います。
とても大きな決断ですし、とても楽しみにしています。
これは、議員それぞれの能力がダイレクトに反映される方式だからです。
やる気満々です…

なのに、
あろうことか私はこの2月議会、会派の代表質問を担当することに決まった矢先。
代表質問では従来どおり、一括質問一括答弁の方針が確認されたので、
この改革の流れに乗ってチャレンジすることができません。

しかし、この代表質問もまた、従来よりとても大切なものであり大切な時間です。
与えられた多くの時間を十二分に活用して、良い議論を展開したいと思っています。
お楽しみに。。。
繰り返しになりますが、
議会全体としては新方式を取り入れた質問戦が展開されることになりそうだ、と
ご報告申し上げます。。。

まだまだ遠い、ですか?

2012-01-16 15:05:20 | Weblog
こないだどこまで書いたか…忘れました。
まぁとにかく、年始もドタバタしてました。

とくに今年は経済委員長として、市場の「初せり」に
最初から最後まで関わることになったのが、とてもツラ…いや、
とても良い経験となりました。。。

こないだ民主党県連のパーティーで前原政調会長の話を聞きました。
内閣改造も成され、新たな布陣も示されました。
そんな諸々を踏まえていま、改めて腑に落とすべき認識は

人口減少社会、少子高齢社会、低成長・財政難状況
この3つの難題を抱え、乗り越えていくために国政与党は必死で
なければならず、そうしようとしている。
→これは、諸々の取り組みは必ずしも、市民・有権者にとって耳ざわりの良い
 ものばかりではないことを示す。
→いわゆる政局がらみで選挙に勝つこと、短期的視野でしか見ない状態を続けて
 いては、いつまで経っても将来に責任の持てる政治のシフトが出来上がらない。

もういちど、皆さんに考えていただきたい大切なことです。

そう簡単には政治は、社会は変わりません。
でも、いま確実に少しずつ変わっています。
変化とは、気持ちのよいものばかりではありません。
“まだ”できてないことばかりに囚われていませんか?
私も、八っ場ダムの件は許していません。
その他はすべて、やれることは精一杯やってる状況だとみています。
大事なこととどうでも良いこと、混同して政治批判はしたくありません。
私たちは、私たち自身がもっと利口にならなければなりません。
とくに政治について、これは教育制度に根本の問題があります。
政治が身近なものになっていません。
政治家は先生でも何でもありません。
あなたの隣人が、国会や市議会で働いているイメージで感じたほうが良いでしょう。
そういう感覚で、もっと政治を身近に置かなければ、ただのクレーマーに
成り下がっていては、いつまで経っても政治は変わってくれません。
政治家・議員はただの現場労働者です。彼らが、私たちが何かをすべてを
握っているのではなく、真のプレーヤーは私たち一人ひとりなのです。
これは選挙のことだけを捉えているのではありません。
その発想自体が、選挙を単なる人気投票にしてしまうのです。
首相がコロコロ変わるのは…
よく聞く嘆きですが、それを成させているのは他でもない“民意”なのです。
政治家側も、民意や支持率なるものに踊らされ過ぎです。
批判を浴びている時こそ、信念があれば太刀打してほしい。
戦えない、弱い者ばかりが笑顔で誤魔化している。
だから、いつまで経っても正しい方向に推進力が働きにくいまま。

…書けば止まらなくなる、今の政治状況に対する私の主張の一端。
乱暴になるので、もう止めときます。

しかし本当に、きちんと考えないといけません。
私たちは賢くならなければならない。
為政者の言い訳にも、無責任なマスコミにも、くだらないコメンテーターにも、
外部の何かに私たちの意志を形成されるのではなく、
私たちの人生を、将来への責任を、夢や希望って何なのかを、
きちんと能動的に考えて政治を考えなければなりません。
好き嫌いでなく、気持ちが良いか悪いかではなく、
同情や親近感でもなく、物事の善悪、正邪、是非で考えを持たなければなりません。
そんなお一人お一人が、確たる考えをもって現場労働者である我々を
“プレーヤー”としてコントロールし使っていただける世の中になれば、
きっと2倍3倍速で進むようになるのではないでしょうか。

なんでこんな当たり前のことを長々と列ねてしまったのか…
どこかで反省しながら、今日のところは失礼します。。。