長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

寄る年波にも負けず。

2008-06-30 18:39:42 | Weblog
この週末は非常にハードなスケジュールでした。
土曜日は雨が降ったり止んだりする中、若い仲間連中で集まって
フットサルをして楽しみ、夕方からは同じサッカーチームの仲間の
結婚式二次会に少しだけ参加したのち、すぐに別の学生の集まりに
加わって新サークルの立ち上げで盛り上がりました。
新たな出会いの学生達と長い時間、様々な話題で盛り上がり仲間に
なれたのが嬉しく、これから少しづつでも僕のやっている活動に
興味を持ち手伝ってくれるようにやってくれればうれしいな・・・と
淡い期待を抱いています。

日曜日は朝から社会人サッカーの公式戦。
前期最終戦だったこともあり、気合を込めて臨むべき一戦だったの
ですが、前述のとおりチームの仲間の大半がハードな日程で集合して
いたため、全体的に体の重そうな面々が揃ってしんどそうにアップを
開始。。。
むっちゃ白熱した展開になった試合でしたが、結果は3-4で敗れました。

その後も諸々の雑務に追われ、この週末合計の睡眠時間は・・・金・土・日で
約5時間ほどでした。久しぶりに死線を潜りました。。。

今週からは、議会明けで次までの休会時期にあたり、会派や委員会の
視察日程が入ってきます。個人でも関心事に係る調査・勉強で出掛ける
頻度も上がってくると思われます。
その合間を縫って・・・でもないですが、高井たかしさんの活動のお手伝いも
精力的に取り組んでいこうと思っています。国政報告会や街頭演説など、
市民の皆さんとの直接の交流の場をどんどん増やしていくことで、
高井さんの人となりや、想いや考えなどが伝われば良いな、と思います。
どうか皆さん、街角で高井たかしの街頭演説の現場などを見掛けたら
手でも振ってやってください。本人、かなり喜びます。
最近は若い学生の子達が
“あっ高井たかしじゃっ!!”
と言って応援してくれるそうです。彼等のピュアな笑顔に後押しされて、
元気に活動を続ける高井さんに、今後とも要注目です。。。

まだまだ幼稚。

2008-06-27 23:41:05 | Weblog
議会、終わりました。
色々とテーマはありましたが、一番の争点であった『有料化』は
継続審査ということで、とりあえず当局案は退けられた形です。
しかし今日もお話を聞く中で、当局は8月の臨時議会でも懲りずに
条例案として上程しようとしているらしいです。
笑えますね。

なぜ継審にされたのか、なにが足りなかったのか、そのあたりを
何も考えず我武者羅に挑む…というと聞こえが良いですが・・・
ゲームをしているんじゃないのだから、その時の勝ち負けではなく、
足りなかった行動を、不十分だった対策等をきちんとこなし、練り直して
改めて議論しなければ何も変わっていかないじゃないですか。
“6月は折れたけぇ、8月では通してくれぇ”
たぶんその位の考えしか、今のところ持ってないのでしょう。
そしてそれに耳を貸す議院もいるのでしょう。
馬鹿馬鹿しい限りです。

説明会を開催し、市民の皆さんから色んな意見を聴取しまた現状の不備も
多々指摘してもらい、議会でも“不十分”と判断されたのだから、
それを受けて一定期間、策を練り直し改めて説明に廻り、その上で
再度出てくるモノでなければいけません。
それは決して、8月の臨時に間に合うような小規模な仕事量ではない
はずです。

議会ネタでもぅひとつ。
最終日に、陳情・請願・意見書などへの議決が行われます。
今回はそのなかで、『後期高齢者医療制度の廃止』を求める意見書が
たくさん出ていました。
『意見書』ですから、これは市議会であれこれ議論する性格のものでは
なく、国策の見直しを求める意見を届ける、という意味合いのモノです。

昨今の情勢を勘案すれば、否決する道理は全く立たないと思いますが、
今の岡山市議会はこれを通す力さえ持ち合わせていないのです。
反対多数で否決されました。ビックリです。
保守系と呼ばれる皆さんの、頑ななまでの鈍感さに敬服いたします。
“恥ずかしい議会じゃのぉ!!”
否決された瞬間、本気で叫びそうになりました。
結局叫ばなかった僕は、少しは大人なのか、意気地なしなのか。

本日、会派の議会後の打ち上げ(反省会)があり、市長、副市長はじめ
新任局長も来てくださって有意義な会となりました。
市長にも馴れ馴れしく、大量の無理難題(?)を注文しておきました。
“長井議員は若けぇのに、えぇアイデア持っとるしえぇコト言う。
これからも色々、教えてちょ~でぇ”
と、ギラギラした眼差しで微笑まれながら言う市長に幾何かの背筋の
冷える感覚を覚えながらも、あくまでも鈍感に今後とも注文し続けて
いこうと思いを新たにしました。。。

憧れの街は・・・

2008-06-24 19:13:44 | Weblog
このあいだ久しぶりに庭瀬から岡山まで電車で移動しました。
倉敷からか、笠岡からか、どこからか判らないけれど僕より前から
乗って来て岡山駅で一緒に降りた、お母さんと小学校低学年同志の
兄弟の3人の風景を見ました。

“うぉ~すげぇ、岡山駅ってデケェなぁ!!”
とお兄ちゃんが叫ぶと、
“ホンマじゃぁ、こんなん見たことねぇ!!”
と弟くんも続いた。
お母さんは少し恥ずかしそうに、微笑んだだけ。

聞いていた僕は何だか嬉しくて、彼らの毬栗頭を思わずグシャグシャに
撫でてやりたくなりました。寸での所で踏み止まりましたが。。。
弟の“見たことねぇ”はちょっと言い過ぎじゃろぅ、と若干
突っ込みたくもありましたが、でも彼らにとってはこの街は
そういう意味で魅力的に映ったということでしょう。

大人になればなるほど、また日常になり当たり前になればなりほど
鈍感になり忘れがちな“身近な恩恵”を、彼らに教えてもらった気分
でしたし、これから名実ともに「大都市」の仲間入りをしようとする
岡山の、活力・潜在能力を客観的に見つめてみたい、という衝動にも
改めて駆られました。

環境保護団体「グリーンピース」、皆さんご存知ですかね。
この度は刑事事件になっちゃってます。
僕は以前から、日本の主張している「捕鯨の正当性」に賛同しています。
日本の主張は論理的にも成立していると思えるし、なにより
昔から海を畏れ、敬してきた日本の漁師さんが、みすみす海を、海の
生態系や環境を破壊する選択を選ぶとは思えないからです。

捕鯨にしても、軍縮論争にしても、何にしても何故日本はこんなにも
いつもマイノリティーに甘んじるのでしょうか。
仕舞いには、和の象徴ともいえる米すら、まともに守っていけない。
すべてを全て、政治のせいにはしたくないけれど、あまりにも情けない
気骨のない姿に憤ります。

「政治的判断」「紳氏協定」などの言葉が、政治の場ではよく使われます。
じつは市議会の場でも、それはしばしば聞こえてきます。
必要性は否定しないが、それ以前に最大限の努力と工夫を重ねた上での
着地点でなければみっともない。
努力を怠り、工夫することをサボるための逃げ口上で軽々に用いられる
のであれば、これほど情けないフレーズはないと感じる。

正論を唱える、ということは決して「アオい」だけじゃないと思っています。
唱えつづけ、議論を重ねることによって、正論自体も成熟していくのです。
始めから妥協ありき、のっけから着地点を想定しながらのような
ヌルい発想だからこそ、結局の所で正論がなかなか陽の目を見ないのです。
国政の情報を聞くに付け、市議会にて当然の言い分がなかなか主流に
ならない錆びた現場を見るに付け、よく似た思いが込み上げます。

会議前で急いでます。

2008-06-23 18:51:46 | Weblog
ファジアーノ、前期最終節に快勝しました。
これでリーグ中で上位をキープし、『J』への道も徐々に
可能性が増してきているようです。
われ等が妹尾りゅうすけも、今回も活躍したようです!!

翻って、我々『草サッカー』集団も降りしきる雨のなか、
どうしてもボール蹴りたい連中が集い公式戦を強行しました。
その時は雨は上がってたけど、グランドはベトベト…
前半終わって0-1で負けていて、どうなることかと思いきや
後半終えてみれば5-1で快勝でした。
ビショビショになりながらやった試合だったので、もし敗れてたら
えらくテンションの下がる所でしたが、勝てて良かったです。

昨日は日中、雨の振る中ではありましたが大勢の方にお越しいただき
民主党岡山1区の高井たかしさんや、参議院議長の江田五月さんと、
高原県議とご一緒に、吉備津彦神社にて集会を開催させていただきました。

議長からは様々な、興味深いお話を聞かせていただきましたが、
議長がお話の中で“KY”という言葉を使われたのが、僕の中では
非常に意外性があって堪えきれずに少々笑ってしまいました。
さすが議長、時々刻々の変化にも敏感に対応されています。。。

高井さんの話の中では、
“政治を変えるのは民主党でも、私でもありません。
          皆さんお一人お一人の力の結集なんです”
というフレーズが印象に残りました。
いつになるか未だにハッキリと見えてこない、来たる次期衆院選に向け
徐々に勢いを増していっているように見える高井さんの、
今自分はやっている!!という自負に裏打ちされた力強い言葉の
一つ一つに感心させられました。

政界再編を目論み、色々と永田町も騒がしいようですが。
高井さんには岡山での地道な活動を、しっかりと続けていって欲しいと
願いますし、しっかりと応援もしていかなければなりません。

身近な、大切な岐路。

2008-06-21 01:32:58 | Weblog
自治体行政の環境問題への施策の一環として、
夜間のコンビニエンス・ストアの営業を制限しようとする動きが
起こっているとのこと。
悪くはない策だと感じます。
まぁ環境問題以前に、青少年への環境整備の面でも以前から
手を付けるべきトピックだとは思っていました。

しかし当のコンビニ業界は猛烈に反発している様子。
営業面への影響・・・という問題の他に
「地域の防犯にも少なからず寄与している」
「閉めたとしても高々4~5%ほどしか二酸化炭素排出削減成果が上がらない」
との主張で論陣を張っているらしいのですが・・・

耳にした瞬間にイラッときました。
でも所詮こんなもんか・・・と思いました。
防犯・・・??も然ることながら、4~5%の成果が考慮に値しない
という主張を張れる現状が切ないです。

立派な削減効果じゃないですか。
素晴らしい取り組みを目指す自治体じゃないですか。
こういった動きがスタンダードになってくれば、僕たちも少しづつ
環境問題解決への一歩を踏み出せるのだと思います。

今、岡山市議会で話題沸騰中なのが「ごみ有料化」の話なのですが、
それより皆さんはゴミの分別に真剣に取り組んでいますか?
正直いって僕はこの話題が表沙汰になるまで、たいして意識はして
いませんでした。
“人並みであればイィ”そう思っていました。
でも、大局的な「環境問題」という括りになると俄然、様々な
意見や思いが突いて出てくるのです。
アンケート調査等でも、同様の結果が出ています。
皆さん、問題意識は高いけれど、実際の各自の取り組みになると
平凡な意識レベルなようなのです。

しかし、しっかりと覚えておきたいのは、僕たちの日常の身近に、
取り組むべき沢山のネタが転がっているということです。
一人一人の足し算の合計でしか、改善への歩みは生まれず、
劇的な進歩進化を待ち望んでいても何も好転しないということです。

その中でわが町が今、ゴミを有料化しようかどうしようか・・・
岐路に立っています。
方向性と、時期の捉え方の問題もあるでしょう。
皆さんもしっかりと意識してくださいね。
軽々に決まってしまう話じゃないはずですから。
穿った見方をすれば、新たな間接税ですから。
最大限、皆さんの納得のいく形を作りたいと思っています。

実質的には間接税。

2008-06-19 18:39:43 | Weblog
報告が遅くなりましたが、岡山市議会、始まってます。
ていうか、もう個人質問の日程も終盤です。僕の質問日ももぅ
終わりました。

1.財政問題について
2.行政改革について
3.子ども読書活動推進計画について

の項目で、30分の時間を頂きました。
財政に関してはこの時期、毎年「財政状況第( )版」という冊子が示され、
岡山市の事情の諸々についての議論が出ます。
また今は、19年度の決算報告から適用される「地方財政健全化法」に際し、
対応が迫られる大切な時期でもあることから、財政当局に対しての質問も
盛り沢山でした。

行革に関してはなんと言っても「ごみ袋の有料化」案についての議論です。
僕だけでなく多くの議員も取り上げ、「市民説明会」を経ての様様な課題を
挙げ、現状での不備の数々が取り上げられました。

読書活動計画は、ずっと以前から課題となっている市教委の「宿題」です。
とても遅れてて、心有るボランティア活動の方々などにとってみれば
深く気に掛かる問題なのです。

日ごろお世話になっている皆様に、精一杯やっている姿を少しでも見て
頂きたいとは思っているのですが、なにせ議会は平日の昼間に行われる
ので、なかなか限られた方にしかご覧になっていただけないのがいつも
残念に思います。
「ONIビジョン」で、その日の18:00から録画で放送されているので、
もしご覧になれる方は、今後は是非!!

議会の当局側の人事も、重要なポストな方々数人が代わり、そのせい
だけでもないでしょうが幾分、やってての緊張感というか緊迫感が
以前より薄くなっているように思えます。
我々議員側も、変に慣れてしまわないように、初心を忘れぬように、
志を失わず、安易に流されないように、しっかりしなければなりません。

話が戻りますが、皆さんはゴミ問題、どう思いますか?
環境問題を考慮し、減量化を狙いとした有料化、という説明なのですが
その施策の中身は何とも「穴だらけ」の「見切り発車」に思えてならない
のです。「市民説明会」に行かれた方はおられますかね?
ホントにきちんとやらなければ、この策は、真面目に協力してくれる
ひとの良い市民の皆様からだけの「増税策」にしかならないのです。
そしてそれは、行政運営上もっとも気を付けなければならない
「税の公平性」の理念からかけ離れた執行になってしまいます。

私たち議員に、最初に(案)として示された時、この有料化策は
「行政改革の成果」としての10億以上の市の増収に組み込まれていたことを
忘れる訳にはいかないのです。
そんな視野の狭い、短絡的な発想で有料化に踏み切ってもきっと、
私たちが求める「ゴミ減量化社会」の実現にはならないでしょう。

今議会でこの条例案が可決されてしまうのかどうかは、やはり一番の
注目点です。

何ができて、どこまでなのか。

2008-06-12 14:20:29 | Weblog
数少ない(かな?)地元の旧友から電話をもらった。
特に何という用事でもなく、ただ幾分元気のない様子で
“今度、メシでも行こうやぁ”ということで切った。

普段元気なヤツで、仕事も休日レクも交友活動も活発な男が
珍しく沈み気味の様子だった。
探ってみるとやはり、新しくなった職場環境に色々と不具合が
あるようだった。

こういう時に何とか力になってやるのが本当の仲間だ!なんてことを
思うのだが、実際に自分に言ってやれること、やってやれることは
“今度、メシでも行こうやぁ”“パァっと飲みにでも行くか!!”
ぐらいしかない。
切ない無力感を覚える。

また例えば、数年前から知り合い、学生時分から色んな活動を共にし
手伝ってくれたりした若者たちがいる。彼らが社会人となり、程なく
様々な壁にぶつかったり落ち込んだりして話してくれる時も、僕はただ
聞いてやることしかできない。彼らに何らかの力を貸してやり、問題の
解決の一助を担うことはできていない。
それどころか、中には社会人として県外で頑張っている者を捉まえ、
無理言って岡山に戻ってきてもらったりもした。
元々は岡山の生まれ育ちではない彼も、今となってはそれなりに
岡山への愛着を持ってくれたのか、岡山での就職を目指して頑張ってたり
する。そんな彼に対しても、何も力になってやれる能力もなく、
“大丈夫だって。頑張れ、たまには息抜きしようや”
などと言うことしかできない。

自分の都合のイィ時だけ、選挙をはじめ色々とお願いばかりし、力を
借りてきた。
矢印が一方向で、何も恩を返せてなくて焦燥…というか恥ずかしいと
いうか、情けなくもある。

例えば市議会議員には、いわゆる「地元」という地域というか学区というか…
があり、その辺りの方々から色んな相談をいただいたり、お願いを
されたりもする。僕なんてまだまだヒラ議員なので、そういった件は
他の議員の方々と比べれば格段に少ないだろうけれど、それでも少しは
ある。
この方々の想いに応えていくことも、議員の重要な仕事として議員にも
住民の皆さんにも認識されている。けれど僕は、余りにもそこに偏って
しまうと全市的な大所高所な視点からズレてしまう恐れがあると思っていて
気を付けるようにしている。非常に危険な表現だけれど、でも議員にとって
大切なバランス感覚だと思っている。

こんなことを思いながらも、自分の身近な人たちの不憫に対し無力感を
感じてイラだっている自分は筋を外しているように思う。
個人として、議員として、というケースの違いはあるにせよ、何か
自分の中の欠落した部分を強く感じてしまう。

主張として持つものと、人間として感じてしまう“応えたい”欲なのか、
そういったものの整理整頓は意外と難しいと感じるこの頃です。
お節介な性分の自分が居、必要以上の介入はNGと思っている自分との
些細な葛藤なのかもしれません。

ヒトのフリ見て。

2008-06-11 20:50:47 | Weblog
6月議会も本格始動してまいりました。
今議会はなんといっても『ゴミ袋の有料化』についての論戦が
主題となるでしょう。
政令市移行に関する諸策についても熱いテーマになるかもしれません。

個人質問の日程も決まったので、お知らせさせてください。
  6月17日(火)、だいたい15時から。
です。
この“だいたい”というのが鬱陶しいですが、これは致し方ないもの
でして、一日6名の議員の質問が組まれるので前の方の所要時間で
幾分左右されるのです。
大雑把なご案内で申し訳ありませんが、お時間の都合の宜しい方は
ぜひ議会傍聴にお越し下さい。

国会で問責決議案が参議院で可決したようです。
首相コメントは“法的拘束力がないから・・・”ですね。
特に怒りが沸くわけでもないですが、可笑しな首相さんです。
最低限持っておかなければならないと思われる誇りや良識において、
決定的に足りない方なのかもしれません。

法に守られるべきは国民であり国民の生活であり、政治家はその法を
作成する立場の者であり、その前提には民意を反映していることが
大切であり、今、首相が自問すべきは法の傘を着ることではなく
国のトップとしてどうするべきか、どうあるべきか、だと思います。

僕は自民党とか民主党とか、この人好きとか嫌いとか、その前に
格好の悪い総理大臣に言葉がありません。

地方分権が声高に叫ばれ、そういった意味でも市議会ももっともっと
しっかりしなければならなくなったこの時期、さらに政令市として
一人立ちできるよう、意義ある深みのある議会に成長していけるよう、
これからの議会には求められると思っています。
市議会に関わる一人ひとりがその意識を持って望めれば、少しづつでも
結果成果に現れると信じています。

観光行政、郷土愛、地元意識。

2008-06-10 20:59:08 | Weblog
新聞ネタで恐縮ですが、2007年の岡山県への観光客宿泊者数が
全国で33位だったそうです。ちなみに広島県は16位。
そのうち外国人の占める割合は2%弱で、全国平均の7%台を
大きく下回ったようです。

コンベンション誘致、観光振興を謳って取り組んでいるはずの
岡山市としては切ないデータです。『ミシュラン』に載って好調な
はずの後楽園・・・だけではヒネリが足りないのでしょう。
大分や熊本などの九州諸県、静岡や山梨などの東海諸県、石川や
富山などの北陸諸県などにも軒並み置いてかれている惨状です。

阿蘇山のような有名な火山はないけれど、別府に負けない格の
温泉はあるはず。
富士山のようなシンボリックなランドマークはないかもしれないけれど、
兼六園に負けない庭園はあり、やる気になれば富山に負けないほどの
LRTや路面電車の町並みも創れるはずです。
本当に悔しいことですが、僕はこれらの他街には積極的に行ってみたい、
旅してみたいと思うけれど、他街の方々のどれほどの方々が岡山に
行ってみたい、旅してみたいと言ってくれるか、思ってくれているのか。
その切ない現実がただ、数字として示されただけの結果なのでしょう。

皆さんは、この岡山の町のこと、好きですか?
“郷土愛”なんていう表現をするとカユい気がしますが、それでも
敢えてそこを追究してみると、岡山の人はそれほど地元意識を強くは
持っていないようです。『平穏』だからこそ、その価値に、その素敵さに
鈍感になってしまう、そう育ってしまうのかもしれません。
もちろん、岡山の“良さ”を発信しようと熱っぽく頑張ってらっしゃる
方々もたくさん存じていますが、一方で“岡山ってイィ所だよね”と
しみじみ言う県外出身者のなんと多いことか。

依怙贔屓な感情を極力差し引いたとしても、それでも決して岡山は
全国で33位に甘んじる所ではありません。

岡山の蛍が東京に持ち込まれ評判を呼んでいるとも知りました。
市内でもたくさんの蛍の名所がありますが、足守の蛍は絶景です。
吉備路を新たな観光のスポットに・・・という目論見が少しづつ形を
得てきていますが、広く浅く網羅的に取り組むよりは、一つづつを
深く、そして少しづつ点を増やして面を作り、トータルキャパシティを
増していって欲しいと願うばかりです。

起爆剤に着火せよ。

2008-06-09 19:02:17 | Weblog
僕らの町のプロサッカーチーム、ファジアーノ岡山が激戦のJFLで
頑張っています。
ここ最近、少しばかり調子を落として連敗もあったのですが、昨日の
モモスタでの久しぶりのホームゲームでは見事な勝利を収めてくれました。

オラが地元の吉備学区、同じ庭瀬という町の生まれ育ちで、この春から
ファジに入団した「妹尾りゅうすけ」という選手がいまして・・・
元々応援していたファジに、そんな超地元の仲間が入って頑張っている
(最近はずっとスタメン!!)とあっては、久々のホームで応援に行かない
訳にはいかず、昨日も10名ほどで挙ってスタジアムまで応援に行きました。

僕の所属しているサッカーチームには、この「りゅうすけ」の兄貴がいて
一緒にサッカーしています。りゅうすけも練習に顔を出してくれたことも
あるし、ホントいぃ奴なので(兄弟とも)、けっこう熱を込めて応援して
います。

ピッチには選手、審判の他にボール拾いを担当する「ボールボーイ」が
います。昨日は小さな子供たちが張り切って走り回ってました。
詳しいことは分りませんが、聞くところによるとボールボーイの仕事は
地元の学校その他のサッカー部などが当番で担当しているそうです。
子供たちにとっては誰よりも近くで選手や試合に触れられて楽しいこと
でしょう。何より、観に行って楽しむ僕たちにとっても、彼らが頑張って
くれることで大きな恩恵を受けている訳で、感謝感謝です。

今回の総観客数が3600人あまり。
平均が3500くらいらしいので微増ですが、それにしてもまだまだ
寂しい数字です。
JFLの公式戦、¥1000の入場料は高いのか安いのか・・・
ちなみに「年間パス」は¥7500だったと思います。
皆さん、どぅですか? たまにはファジ、応援してみませんか?

子供たちはたしか¥0で連れて行けるはずです。
昨日もお父さんお母さんに連れられ、とても嬉しそうに過ごしていた
子供たちがたくさん居ました。
特にお父さんにとっては、息子(もちろん娘さんも!)への週末の
家族サービスに“もってこい”だと思います。

以前、議会でも触れたのですが、例えば有名な埼玉県の「浦和レッズ」は
さいたま市に年間約130億円の経済効果をもたらしています。
今、岡山にも可能性溢れるチームが生まれたのだから、市として
出来得る限りのサポートをしていくべきだと思っています。
けっして自分がサッカーに携わる者であるから言っているコトではなく、
せっかくのチャンスをみすみす逃さないように取り組むことは、
ひいては市財政への寄与にもなるはずです。

たくさんの子供たちがファジアーノの「背番号12」のユニフォームを
着ていました。11人の選手を応援する、サポーターの印です。
地元を愛する気持ち、守ろうとする想い、それらを少しでも形にして
あげる努力は、行政にも期待されるところではないでしょうか。