長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

お疲れ気味が文章に出てますね(あとがき)

2014-02-26 22:51:11 | Weblog
 市長が代わってから始められている
「市長と大盛トーク」の様子を見に、今晩の開催地
御津へ伺ってきました。

 内容の良し悪しを、始めたばかりのこの段階で
論じるつもりはありません。今は、良いことが始まった
ことに期待もし、応援の気持ちもあります。
 今後、皆さんのご地元でも順に開催されるはずです。
参加される方はぜひ、堅苦しくないフランクなやりとりを
目指してほしいと思います。この取り組みの質を高めて
いくためには、そんな皆さんの意識が一番求められています。

 明後日からいよいよ本会議での論戦がスタート。
まだまだ自分の準備も残ってますが、他の議員のやりとりや
委員会での案件審議も同じく大切なので、色んなトコに
アンテナ立てて頑張らねば...です。。。

しんか。

2014-02-25 11:27:24 | Weblog
 岡山駅に近接する例の一等地に、
例の“鉄骨モンスター”が着々と出来上がりへの歩を
進めています。
 とくに今年度、市政の重点項目のなかでも群を抜く
注目度を集めるテーマで、いろんな立場の様々な意見が
挙げられています。

 結論を先に申し上げれば、
私はまったく反対ではありません。
 むしろ楽しみです。
それは、
“うわぁ、でっけぇモールができる!! 楽しみじゃなぁ”
ではありません。
 岡山の『まちづくり』という大テーマに大きな一石が
投じられ、
その“カンフル”によって既得者が、既得物が、受益者が
被害者?が...どのように感じ、受け入れ、あるいは上手に
抗いながら、結果としてどのような“相対的成果物”を
築けるのか...という意味合いの楽しみです。

 もちろんそこには、行政市政が積極的に関与していくべき
ですし、同時にミスリードしないようにも深慮が必要です。

 志ある、立場ある、ある幹部職員の方が言ってました。
“渋滞緩和のために右折レーン作りなんて...
   緑をつぶしてまでやることじゃないですよ”
その通りだと思います。
こういうミスリードを無くしたい。

 それで渋滞が緩和するのかも疑問ですが、そうじゃない。
まちが変化を遂げる、成長するってのは、交通でいえば
「車じゃ不便」
ってことです。いったんは、そうじゃなきゃならない。
 当事者たちが受け取るものは、オシャレやモードや
快楽や満足...だけじゃない。不快なもの、翻った不便も
同時に受けなければ、求めるものにたどり着くための手段、
つまり交通移動手段が変わっていくわけがない。

 行政が成すべきことは、
これを機に「交通政策への理解」を訴えること。
これからの岡山のまちに、どんな移動手段が求められるべきか、
そこをしっかりとリードすることです。
 渋滞したって、車じゃなきゃダメな人は乗り続けます。
 バスが、路面電車が、JRが、自転車(含レンタサイクル)が、
 便利になればシフトする人、そうできる人も多くいます。
 需要が見えれば、腰の重い民間事業者も営みを厚くします。
 それでも採算が合わないというなら、行政が乗り出しても
 良いかもしれない。
そういう「まちづくり」のためのシビアな議論を積極的に
リードすべきが岡山市政です。

 そこから先、儲けること潤わせること、盛り上げること
楽しいことってのは、地味な行政がシャシャリ出なくても
鋭敏なハイセンスな民間パワーが受け持つのです。
 そのプロセスのなかで、現状のルールや規制が邪魔してて
進めたくても進められない...のような事案に対する積極的な
ヘルプを厭わないことも、行政の大切な仕事です。

 巨大モンスターが誕生するから岡山のまちが良くなる、
のではないのです。
その、チャンスとピンチが織り交ざっているパンドラを開き、
大局観に立つことを忘れず、しがらみや既得権にこだわらず、
“ぼくたちの岡山”をホントに育てるために知恵を出し、
勇気をもって変え、痛みを伴いながらも笑っていなければならない。
 その先にこそ、まちづくりの進化が見え、誇りが高まるでしょう。
真価が問われます。。。

現場状況ルポ。

2014-02-24 17:24:20 | Weblog
〆切が迫ってくること、何日何曜日何時頃を狙うか...
それらを諸々加味しながら、本会議での個人質問の通告を
事務局に出すタイミングを図っています☆
 と同時に、どのような内容を展開するのか...ということも
限られた時間のなかで組み立てなければならないので、
意外と大変なんです。

 今回の質問項目は、
・市長の所信表明から
 →人事、ESD、子ども医療費助成、マラソン
・大森市政の財政運営について
・交通政策について
に定め、残された時間と代表質問のなかでのやり取りを
受けながら内容を作っていきます。

 今も忘れられない出来事。
私が一期目、まだ1回か2回くらいしか本会議での質問に
立っていなかった頃、
“長井は質問を誰か他の者に作らせているのでは?”
という根も葉もない噂が流れました。
 瞬間的には、とても腹が立ち憤りました。
 でも冷静に想うと、嬉しくもありました。
 そんな“疑い”が持たれるなんて、光栄なことです。
それ以来も、今も変わらず、最大限に時間を作って考え、
悩みながら“自分に与えられた時間”を組み立てています。
皆さんの期待に応えるべき職責のなかでも、これが最も大切な
仕事の一つであると信じて。。。

 さて、いま通告を出すと目立たない時間帯?!に
なってしまいそうだから...ちょっと様子をみて、明日にでも
出そうと企んでいます☮

活動の伸びしろを考えながら。

2014-02-21 11:46:00 | Weblog
本会議が開会しました。
市長が、9ページに及ぶ所信表明で今議会での提出議案に対する
説明を。
各政策ごとに、それぞれ深い議論が必要であると感じましたが、
私はとくに、個人質問では
『予算編成に関する財政関連』
『人口減少社会の到来を受ける自治体マネジメント』
を大きなテーマとして、論戦を挑もうと思っています。

 これからしばらくの間は、その最終準備に追われます。

 いつも、折に触れて想うことですが、
こういった議会でのやりとり、市政の動向などを、
もっともっと市民の皆さんに、関心半径を広げて伸ばしていく
ために、何をどうしていけば良いのか。
 一番身近で一番影響のある市政を、たくさんの方々にアンテナ
立てていただくために足りてない要素って何だろう。
 もっと、知らせていきたい。
 もっと観て聴いて、考えて教えてほしい。

 などと前向きなため息をつきながら、
この1か月も戦ってまいります。。。

頭がパンクしそうですが。

2014-02-19 17:21:32 | Weblog
 2月定例議会が始まりました。
本会議の開会は明後日、ですが、既に事前の常任委員会も進み、
マスコミにも世間にも予算案の全容が明らかにされていますし...
各議員もそれぞれの準備を進めている時期です。

 今日は所属する「総務委員会」があり、予算全域から各種計画案
まで幅広に提案され議論しました。
皆さんにとってどんなネタが一番、興味の湧くとこなのか分かり
ませんが、オーソドックスに報道されているテーマに触れれば
“ESD関連予算”
“中心市街地活性化関連予算”
でしょうか。

 ESD関連でいえば、今秋開催の世界会議に向け、どのような準備で
臨むか...?という観点の議論・予算付けはもう済んでいなきゃダメ
だと思っています。それより、先進都市・岡山としてその後、どの
ような継続的取り組みにチャレンジしていくのか...?というような
議論を、今から進めといていただきたいのです。
と、関係当局、関係委員会委員に、伝えときます笑)

 中心市街地活性化については、提案を受けて立つ議会側としても
相当の覚悟が求められるのでは?と感じています。
日ごろ、色んな観点で提案・要求してきた議員はたくさんいます。
その分野がいざ実際に予算付けされ、曲がりなりにも動き始めようと
する時、求めてきた者として責任を共有し、人任せにせず関わっていく
勇気と覚悟が要るのではないかと。

 今までも、何か事があると
“ワシはこぅ言ったんじゃけどな”
“ホントはこっちのほうがエェとは思ったんじゃけど、まぁ仕方ない”
などの、議員各位の事後コメントを嫌というほど見聞きしてきました。
それは、いわゆる“与野党”関係なく、何かにほだされ、何かにまかれ
ながら、結局として政策的ベストからずれていく...
 もうそろそろ、そういうレベル、そういう慣習から抜け出し、
時に強く、常に正しく、時に柔軟で常に誠実な、市民全体のメリットの
ための議会に変わっていかなければならないと思っています。

 私も自分で、一人で頑張れるところでは全力で頑張っていきます。
皆さんもぜひ、この意識には賛同いただき、それがたとえば来年の
統一地方選挙での、皆さんの選択における“大きな判断材料”になって
いくようであれば、確実に議会は洗練されていくでしょうから。

 さあ、約1ヶ月の長丁場。精一杯やって少しでも皆さんに成果を
お届けできるように努めます。。。

将来のエースたち。

2014-02-13 18:44:41 | Weblog
 コンビニに入ると、いかにも不審な雰囲気を醸し出している男子
二人組が、でも店のユニフォームを着て掃除になってないような
掃除をしてたり、整理になってない風な陳列してたりした。
とても不審だったので、ちょっと目を停めてみると、袖口に「○○中学」
的な目印を付けていた...
 そうか、中学生の職場体験か!!

 やっと理解したボクは、途端にその子らが可愛く思えてしまい、
唐突に肩の辺りをツンツンとして
“がんばっとるなぁ”
と気持ち悪い笑顔で話しかけた。
逆にその子が困惑したのだろう、とてもぎこちない微笑みで、
声にもならないくらいのトーンで
“はいぃ~”
と、お返事。

 レジでカフェラテを注文して作ってもらってる時、
その店員さん(20代、女性)にも唐突に話しかける。
“あの子たち、○○中から来てんですね。いいっすね。”
とても派手な化粧で、ネイルとかもかわいくキメてるその店員さんが
“あっそうなんです!職場体験で…”
と、以外にもこちらのマニュアルにない投げかけに、丁寧なアドリブで
応えてくれた。

 不思議な気持ちに、少しの時間包まれた。
自分が子供の頃は、あんなの無かったなぁ。
彼らはなんで、色々あるであろう体験現場候補の中でコンビニを選んだんだ?
あの店員さん、見た目よりずっとしっかりしてたなぁ。
彼らの頑張りに、少しでも気付いてあげられて良かった。
あぁいう経験を、もっともっと増やしてやったほうが絶対いぃよな~

 色んな思いをさせてくれた、そのほんの少しのシーンに感謝。
掃除も、陳列も、コミュニケーションも、これからどんどん上手になってほしい。

折に触れ、襟を正し。

2014-02-12 12:22:16 | Weblog
 先日、とてもお世話になってきた大先輩が急逝されました。
ちょうど東京で財政や地方経済などのセミナーに出席していた日程のところ
連絡をうけ、しかも大雪で諸々が乱れてた中でしたが、急きょ予定を
変更して岡山に戻りました。
 通夜には間に合わず告別式にギリギリ間に合ったくらいでしたが、
それでも最後にお会いできて良かったです。
“おぃ長井くんよ、シャンとせにゃあいけんぞ”
そんな声が聞こえてきそうな、懐かしさと切なさが入り混じった気持ちに
覆われました。

 その方は私が所属する「情報労連」という組合組織の大先輩でした。
政治的な大上段においても、また情報通信政策を学び、発信していくべき
立場の私にとっても、とても大切なことを何度も、長く面倒を看てきて
くださいました。この恩を忘れず、今後の岡山市の情報通信政策を牽引して
いく存在になっていかなければ…と決意を新たにしたところです。

 また総論として、岡山市も世に違わず少子化、高齢化、人口減少社会へと
移行していきます。現在進行形にて。
 その中でいま、ボクは議会の中で「墓地政策」「斎場行政」について
最も強く政策提言を続けている者の一人だと思っています。我々の日常に
直接降りかかってこない限り、政治政策って実感を伴いにくいものですが、
上記の2政策は今後間違いなく自治体行政の中で重要度が増していく分野。
 宗教観、道徳倫理に関わる、丁寧さと正しい継続性がとくに求められる
政策として、これからも大切にコミットしていこうと思います。

 これまで当たり前のように、あるいは感謝はしてるけど慣れてしまってたり…
そんな相手って家族にかぎらず皆さんにそれぞれおられますよね。その方々も、
残念ながらずっと居てくれるわけでなく…当たり前のことですが、改めて
そんなことを想い、もっとしっかりしなきゃ…と思い直すのです。。。

痛みは伴う。

2014-02-04 15:52:24 | Weblog
ある知り合いがボクに言いました。
“数ある政策のなかでも、雇用政策だけは…”

“そうですよね~大事ですよね”
“違う違う、逆逆。一番要らんと思うわ”

“えっ!?”
“ホントにやる気を持って探せば、仕事はいくらでもある。
ハローワークに列作って、求職してることにして補助ばっかり
受けてる人がなんと多いことか。”


なかなか衝撃的な意見だった。
でも、批判を恐れずあえて申せば、一理あると感じる。
それは単なる「有効求人倍率」をみれば分かる。
僕らの父や母は、祖父母は、今の僕たちのように“選ん”で
いただろうか?
僕たちのために、家族のために、人生の意義を確かめるために、
「労働」を選ばず、厭わずのめり込んでくれたのではないだろうか。

今のボクたちは どうだろうか。

視点を変えて主張するなら、
失業に対しての補助でなく、復職に対する補助などのほうが
よっぽど良質なインセンティブではないだろうか。

これは医療福祉介護の分野にも同じことを感じている。
抱え込み、受け入れることにばかり補助するから、
いつまでも「待機者」が続く。
そうでなく、病んでいた方、弱っていた方を元気に、健康にして
出所退所させた成果に補助するほうが健全ではなかろうか?

一見まったく別畑な政策分野に、期せずして同様の課題意識が
重なる…という偶然を、憚りながら披露した次第です。
ここに記しながら胸の痛む、この感覚ももちろん大切にしつつ、
それでも挑んで前進的議論を投げかけること、綺麗事でなく
事なかれ主義でない実効的政策の遂行を追及する者が、
少しずつ増えなければならない気がしてなりません。。。