長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

備前のアキンド。

2011-06-15 00:28:41 | Weblog
“つゆだく”を頼んでいるのに、なかなかこちらが望んでいるほどの
つゆだくを出してくれる店が見当たらない。昔はこんな不平不満は
なかった気がするが…
私が推測するに、牛丼業界でも不況対策の一環で“節つゆ”を続けて
いるように思われる(笑)


うだるような暑さにやられながら、今晩は岡山卸売市場の関係者各位と
お会いし、意見交換のできる場に招いていただきました。
日頃は経済委員会内の机上の議論で終始してしまいますが、今日のように
現場の方々と直接にお話しできることで解ることもたくさんあるのです。
とても有意義でした。
“この人、誰なんだろう…”
と内心思いながら、しばらく隣で親しく喋ってくれていたのは、なんと
「わたなべ生鮮館」会長の渡辺さんでした!!
みなさん会社や仕事以外の、市場関連での肩書の名刺をくださるもので、
きちんと聞いてみてビックリ!!でした。。。
このオジ…いや、この方が、熱心に私に語りかけ提案くださったのが
“親子料理教室”の開催でした。
実際に既に何件も実績をあげておられるらしく、これからも続けて広げて
いきたい、という意見で一致しました。

“ちょうど長井さんぐらいの世代の人らからじゃと思うが、親が子供に
おにぎりも作ってあげれんのんじゃ…”
“魚は食べてほしい。野菜は食べにゃぁいけん。私ゃ魚屋じゃけどな”
“かわいいもんでな、子供らは自分で作った料理は全部残さず食べるんよ”

何十分も、渡辺さんの話を聞いていましたが、ちっとも飽きませんでした。
きっと、その発信者に熱い想いが備わっているからなのだろうと思います。


岡山の市場は、ジワジワと構造改革が進んでいます。
皆さんの日常にはあまりピン!とこないと思いますが、岡山シティーの
台所を担う分野なわけで、侮れない問題なんですよ。
これからも少しずつでも、皆さんにご報告・ご提案していきますね。

「解なし」を解く作業。

2011-06-14 00:09:07 | Weblog
改選後初の定例市議会が今日から始まりました。

マスコミ報道でも大々的に報じられているとおり、
ファジアーノ練習場整備についての案件が大きなテーマと
なりそうです。
大局的に見れば賛同的な流れであることは確かなようですが、
だからといって問題がないわけではありません。
手段と目的との整理、今後の具体的な戦略やテーマやビジョン、
浅はかな受け入れだけでは済まされない課題は山積みなのです。
しっかりと向き合わなくてはなりません。

…とまぁ厳しい論調っぽいですが、
他の誰よりも、結果としては望んでいる者であります。。。

私はこの他にも、
・指定管理の仕組みのありかた
・契約発注のありかた
・交通政策の現状について
などを質してみようと準備しています。

市議会の悪いところで、質問の順番がギリギリにならないと
判らない…のです。
決まったらすぐにお知らせしたいと思っています。
皆さまにご参加いただける議会を目指して。


今日、遅い昼ご飯を、とあるラーメン屋で済ませ、駐車場でふと
脇に目を遣ると、思えばそこは子供の頃の懐かしいエリアで、
毎日のように田んぼの中で遊んではオジさんに怒られてた場所の
一帯でした。
悪さばかりしていた少年時代でしたが、そういった場所・スペースが
どんどん無くなっていっていることを直に見た気がします。
一面田んぼだった一帯に、中途半端に道が付けられ、一体感なく
宅地が建てられ…こういったお店はそれなりに軒を連ね、これから
どんどん田んぼが減って他のモノが増えていくのだろうと容易に想像が
つきました。
仕方のないこととはいえ、胸の中の切なさが解消される術は知りません。

今、こうして政治・行政の分野に関わるようになって、こういった
“まちづくり”がそれこそ何十年も前から描かれていた像に従って
遂行されていくことを実感し、遣り切れなさを拭えません。

このまちが、どうあるべきなのか?
この風景が、誰のためのものなのか?
その計画は、未来将来にとって正しいのか?
その主張は、誰の益のためなのか?
この消滅を、どんな誕生をもって補填するのか?

…まちづくりには、数学的な解がない、からこそ深く、複雑で
魅力的でもあります。
しかし確かにひとつ言えるのは、明らかな失敗を犯した場合、
将来に償い切れない、落胆と失望を伴う負荷を掛けてしまう、という
ことです。

子供が減ってきた、とはいえ彼らは確かに存在します。
彼らは今、この遊び場を奪われ、どこで過ごしているのだろう。
彼らは、田んぼで遊ぶと“よく捻挫をしてしまう”なんてことは
絶対に知らないだろう。
その代わり、僕らが決して経験できなかった素敵な毎日を過ごして
くれているだろうか。
僕たちには「児童クラブ」なんてなかった。
できっこなかったのかも知れないし、必要なかったのかも知れない。
私には今、こういった問いに対する明確な解がない。
だからこその、政治的問題意識なのです。。。

秘境で良いものと悪いもの。

2011-06-07 23:11:21 | Weblog
鎗水(やりみず)キャンプ場。
足守の奥地にある、秘境のキャンプ施設にお邪魔してきました。
子ども会の活動の一環で、夏にキャンプをするのですが、
その候補地の下見です。
繰り返しますが、ここがホントに市内なのか?!と思うほどの
秘境です。

不思議な池がありました。
その脇に、管理人の方が作ったオフロードコースがありました。
“自然保護、環境問題とかにも首つっこんどんのに、自分が
こんなことして自然破壊してんだから世話ないよなぁ”
と悪びれる主人の苦笑いに、嫌気は感じられませんでした。

キャンプ場といえば、昨今は何かと整った、便利?な施設が増え
人気でもあります。この時世、半世紀前の現場のように姿を
保つ有り様を見、一緒に下見に行ったお母さん方二人とともに、
気に入って帰ってきました。
おそらく、今年の吉備学区の子ども会キャンプは、あそこになる
ことでしょう。。。
別れ際に、オフロードコースをジープに乗せてもらって走れたのが
相当のポイントアップになったと思います。。。


さて、、、
ファジアーノの練習場整備の具体的な場所について、このたび一定の
目途が出されました。
難航していた?やに聞いていた地元関係者各位との調整も一定の
合意に達している、とのこと。まずは良かったです。
水を差すようで恐縮ではありますが、私は決して賛成ではありません。
場所に。
作ること自体には、議会の中で誰よりも賛同してきた者という自負は
あります。かつ、計画にスピード感が必要であることも深く理解した
うえで、やはり場所にこだわる必要性も私は誰より強く持っていたい。

できたからハッピー、なのではない。
できた後に、どのようなプランが、ビジョンが描けるのか?
そのが、ファジにとっても市にとっても勝負所なのです。
否、しかしここに拘り続けていては事が前に進まない…この現実との
狭間、このたび誕生するグランドということです。

問題意識は、続きます。
課題解決には、道のり長しです。
しかしやはり、進んだという意味では、嬉しいことです。

37年目。

2011-06-04 01:14:56 | Weblog
いつも周りの仲間たちに冗談言って笑われるのです。
“それがしは織田信長の生まれ変わりでござる”

本能寺の変が6/2。
大きく時を隔ててはいますが、翌6/3日にそれがしが
誕生したからです。

また、歳を重ねてしまいました。
重ねていくことに意味を持たさなければ。
毎年そんな思いでこの日を迎えている気がします。


「6/1岡山市民の日」
というのが新たに生まれました。
岡山商工会議所青年部の皆さんが尽力され、先般盛大に
式典が開催されたところです。
これで“完了”ではないのでしょう。
始まり、スタートが切れたという理解をしています。
今後の岡山市政にも連関性を持たせる努力をしていきたいです。

余談なのですが、
私のサッカーチームメイトに6/2生まれがいて、
私が6/3生まれ。
続く6/4生まれもまた!チームにいます。
岡山市と合わせて4日連続!!
あとは6/5生まれの人材させ見つかれば、うちの総理が
6/6生まれなので6連チャンになって素敵なのですが…
なので、ただいま6/5生まれの仲間を募集中です(笑)
(※ちなみに、総理とはうちで飼ってるウサギの名前です。
  渦中の方のことでゃありません)


国政が連日、騒がしいことになってますが、正直なところ
僻々としています。
与党も野党もだらしない。
信任だろうと不信任だろうと、今はどっちでも良い。
いわんや、今ここで、間違っても解散総選挙なんてやるようなら、
もう皆さん政治の世界から足を洗ったほうが宜しかろう。

しかし皆さんには、くれぐれも忘れないで頂きたいのです。
あんな愚かな場にあっても、志を忘れることなく、
事実を誠実に感じ取り、謙虚にひたむきに取り組んでいる議員も
いるのだ、ということ。
明治維新。
政治の転換期によく用いられる例ですが、維新期も現状と酷似する
部分が少なくないでしょう。
そして、望まれる変革は、そのような若者衆から生まれるのです。


そんな思いをいたしながら、こちらはこちらで
迫りくる改選後初の定例議会に向けての諸準備に取り組むのです。
初の委員長としての差配にも緊張感をもって臨みます。
なるべく小まめに、お知らせを続けていきます。。。