長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

リズムを保つ。

2006-11-30 13:45:17 | Weblog
 今日は朝から晩まで挨拶廻り。
お袋さんを助手席に乗せ、知り合いのお宅をグルグル。
 お留守が多いだろうと思っていたが、意外と多くの方に会えた
のでラッキーでした。
途中14時~16時半くらいの間、2,3件の打ち合わせも入り、
非常にバタバタしたものの、なんとか18時までに終了。

 夕方からは、ある若者の集まりに参加し、終電前の時間まで
熱く面白いトークショー(?)を展開。初対面の方々も非常に
温かく接してくださって、とても居心地の良い時間でした。

 日付の変わる頃になっても、まだまだ…やることが残っていた。
溜め息に似た深呼吸をし、一気に終わらせる。

 ふと気付くと、いつの間にか眠っており、ブログを書いてない
ことに気付き、慌てて今、書いた所。。。
 やはり生活のリズムを保つって大変なことです。

大切な出会い。

2006-11-29 00:54:07 | Weblog
 今日、僕にとってとても大切で、最も尊敬している方々が
『連合岡山』という組織内の要職を退任されました。
森本 栄 会長と、岩崎 真二 事務局次長。

 岡山で初めて政治の世界の仕事を始めた頃、先輩の秘書の方が
“俺はこの人のスピーチが、他の誰よりもスゴイと思ってる”と
教えてくれた。それが森本会長のことでした。
 初めて聴かせて頂いた時から、僕も全くの同感で、以来コトある
毎の会長の話には出来る限り参加するようになっていました。
 それだけでなく、『政治を志すということ、岡山を愛するという
こととはどういうことなのか』というコトも、会長から色々と
学ばせて頂きました。とても懐が深く、温かい方というのが、最初
から今まで変わらぬ印象です。
 とはいっても、僕の方が勝手に一方的に追っかけていただけ
なので、会長は僕のことは顔と名前が一致しないくらいだと思い
ますが…

 岩崎さんと初めてお会いしたのは、昨年の市長選挙の頃でした。
僕が個人演説会の駐車場係をしていると、僕より明らかに年上の
方が、雨の中、傘も差さずにびしょ濡れになりながら、所々に
立ってる僕達に誘導用の赤棒を配って廻っていたのです。それが
岩崎さんでした。
 どこの誰だか知らなかった僕は、後でその人(岩崎さん)のことを
聞き、驚きました。“なんでそんな偉い人が、あんな、一番現場な
仕事をしてたんだろう”その時以来、名前と顔も覚えていただき、
僕の、あまりにも無知な秘書ぶり・事務局長ぶりに御叱咤いただき
相談にも乗って頂きました。

 僕の短いキャリアの中で、こんな素晴らしい方々と出会えた事が
この上ないラッキーだったと思いますし、同時にお二人のご退任に
普通以上に寂しさを感じてしまいます。
 そうはいっても、お二人とも、今後も変わらず近い位置でご活躍
なさるのですから、自分もきちんと区切りを付けて、また次へと
前を向いて、新たな縁や出会いの中で成長させて頂けるように心を
切り替えていこうと思っています。

 森本会長はじめ、連合岡山における役員ご退任の皆様、今まで
本当にお世話になりました。今後とものご活躍を確信しながら
お祈り致しますとともに、変わらぬ叱咤激励のほど、宜しくお願い
申し上げます。大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

動き、動かす。

2006-11-28 13:07:27 | Weblog
 『百聞は一見に如かず』…誰もが知ってる有名な言葉です。
あるテレビ番組で、ある会社の会長さんが、素晴らしい言葉を
教えてくれました。
 『百見は一行に如かず』
行動すること、行動を起こすことが何よりも素晴らしいことだと
いう意味です。

 噂で聞いたりニュースで聞いたりすることで、情報として
『知る』ことは出来ます。
 興味を持って映像で観たり、関心を以って実際に現場に行って
みたりすることで、現場の魅力や現実の悲惨さなどを『感じる』
ことが出来ます。
 その先に、知って感じた先に、自分がどう関われるのか、何を
してやれるのか、どうすればもっと良くなり、あるいは解決へ
向かうことができるのか…そこから起こる行動が、とても尊い
ということでしょう。

 百見は一行に如かず、の理念はまさに政治行政の仕事に必要な
要素だと思うのです。

 僕は以前から、政治家に必要な要素は、感性・知恵・勇気だと
思っています。
 物事をどのように捉え、問題を解決する為にどんなアイデアを
出し、困難な現実にどれほど強い気持ちで臨めるか。感性・知恵・
勇気の3点セットを持ち合わせた者こそが、創ったり、壊したり、
変えたり動かしたり出来るんじゃないかな、と思います。

 行動こそが何よりも重要。そして行動を起こす為の感性と知恵と
勇気が、必要不可欠な材料だということです。

 まさに今、こうして書いたり発信したりしてるだけの自分が、
一体どれほどの3点セットを持ち合わせ、どれほどの行動を
起こせているかを思うと、ひらに恥ずかしい限りですが…しかし
今後もこの想い、目指すべきものは見失わずに成長を目指して
いきたいと思います。

百見は一行に如かず、一行の為の感性・知恵・勇気。

今季 第1号。

2006-11-27 02:14:26 | Weblog
 今日は朝から若干熱っぽかったので、昼過ぎまでゆっくり。
ホントは一日中ゆっくりしようか…と思っていたのだが、やはり
溜まりに溜まっている『やるべきこと』のために、心と身体に
ムチを打って、小雨舞う街へ出動。

 “事務所 構えるんじゃったらテレビぐれぇいろぉが”と言って、
前々から約束してくれていたMさんのお宅へテレビを貰いに…
 デカイッ!! 男2人で抱えてやっと持てるくらい重い。
僕の愛車の『疾風号』の車高が数センチ下がった気がして、ちと
不安になりながら、ひとまず自宅へ運ぶ。

 テレビを持ってもらう為だけに、わざわざ若手を呼び出す訳にも
いかず、仕方なくそのとき家に居た母に手伝ってもらってみた。
 予想通り“あぃたた…無理、無理じゃわぁ。”と言われ、途方に
暮れた後、気合を入れて独力でテレビ様を担いでみた。
 重い。久し振りに、引越しのバイトをしてた頃の苦悶を思い
出した。そっと行かねば腰をやってしまう。丁寧にせねば高価な
頂き物を台無しにしてしまう。二重三重のプレッシャーの中、
何とか部屋の中に収めることに成功。お蔭様で『っぽかった』だけ
の体調は、この大作業の後、確実に本物へと変化していった。
 笑い話はともかく、温かい気持ちを下さったMさん、ホントに
有り難うございます。来年の春まで、この贈り物がどれほど重宝
されることでしょう。感謝いたします。。。

 日が暮れてからも、19時くらいまで数軒のお宅へご挨拶に
廻り、その後は高井たかしさんの事務所で開催されているサロンへ
参加。毎回の事ながら、今夜も沢山の方々との交流を楽しむことが
できました。ありがとうございます。

 自宅までの帰途に、コンビニで夜食等を購入。
実はいつも思っていたコトなのだが、このコンビニの店員さんが
非常に印象深い人なのだ。
 いつも夜番で、髪型はコテコテのリーゼント。
顔付きも強面で目付きも鋭く、第一印象は『ほぼ最悪』だ。
 このオッサン、いやお兄さんが、僕等が入店するや否や、いと
感じの良い声で“いらっしゃいませ!!”と言ってくれる。本来なら
当たり前のコトなんだけど、僕は何だか、この人のいらっしゃいが
一番気持ちイイ。何処の誰よりも。
 レジを打っても、お金をやり取りしても、常に客側の僕等に対し
感じの良さを貫く。最後に店を出る時も、絶妙のタイミングで
“ありがとうございました!!”と聞こえてくる…最高だ。

 あれほど見た目でハンデを背負う人も珍しい。
そしてそれを見事に跳ね返し、それ処か最後には普通よりイイ
気分で帰らせてくれる。たった一本の缶コーヒーで。素敵な人だ。
 マニュアル通りの接客を旨としてたり、やたら大きな声を上げ、
連呼に連呼を重ねて活気を演出するような店もあるが、これらも
きっと彼一人に敵わない。ホントの人心というのは、きっとそう
いうモノだと思うし、彼の持ってる『目に見えないモノ』の大切さ
を想いもする。人の発する・受け取る心地よさとは不思議なものだ。

 そんなコトを思いながら家に着くと…やっぱり、暑いのか
寒いのか判らないようになっていた。本格的に引くと大変だ。
なかなか飲まない、薬というモノを不本意にも服し、いつもより
厚着して…もぅ寝ます。    おやすみなさい。。。

男の成長。

2006-11-26 14:34:28 | Weblog
 11月25日、僕の友人の大切な日を迎えました。
今川 誠。『マコト・ダンスカンパニー』の代表。何歳? 僕より
若い。
 彼がこの一年、肝入りでずっと、企画に準備に頑張ってきた
イベントが、ついにこの日公開を迎えたのです。

 彼とは去年の暮れくらいから知り合ったのですが、最初の頃は
若さゆえの勢いで、肩で風を切って歩くみたいな雰囲気があり、
その若さ・勢いゆえ、その分それが弱点になってるような気も
していました…僕なんかに言われる筋合いじゃない!!っていう声
が聞こえてきそうだったので、そんなコト伝えられるはずもなく、
ただただ時折聞こえてくる噂に耳を傾けていました。

 一ヶ月くらい前だったろうか、久し振りに彼と会えた。
その時の彼との久々の再会は、とても驚きなモノだった。
 つい数ヶ月前まで、あんなに生意気(!?)だったマコッちゃんが
信じられないくらい物腰低く、人当たり柔らかで、優しい笑顔で
周りの人達と触れ合っているではないか。
 以前の彼を知っている僕等にとっては、その現実はとても驚きで
素晴らしい変化でした。

 しかし、そう思ったことも、彼には伝えてません。
きっと、自分の夢を実現させようと全力で頑張ってきた中で、
それこそ色んな経験や挫折・苦難や諸問題を乗り越えてきたので
しょう。その中で、彼の人間力は劇的に成長を遂げたに違い
ありません。
 以前の尖ったマコッちゃんも好きでしたが、今の、変身した
彼は、その何倍も素敵な男に想えました。
 その時、彼から知らせて貰った今回の公演、絶対に行こうと
決めてました。

 彼の素晴らしい所は、子供たちを愛し、子供たちの為に
ダンスを、自分に出来るコトを媒体にして子供たちを育てて
いこうと頑張ってる所です。
 楽しみを与え、この岡山の地でも、夢を叶えることが
出来るんだと、出来るようにと志し、考え、実践している彼。
まさに地域意識、郷土愛に生きる男で、僕は一気に彼のファンに
なりました。

 やはり、予想通り、素晴らしいショーでした。
やっぱり、彼は以前より何倍も素敵な男になっていました。
 公演後、是非とも楽屋訪問したかったけど、今回はやめとき
ました。彼は次の日も、そして続けて大阪の地でも、船出公演が
続きます。全てが終わって、すっかり落ち着いた頃に、きちんと
お祝いの言葉を掛けたり、乾杯したりしたいです。
 今川 まこと。彼はこの先きっと大きく大きくなる。
岡山を愛し、岡山っ子を愛する彼の志はきっと、この先大きく
花開く。そんな彼の、記念すべき日の公演を目に焼き付ける
ことが出来てよかった。彼に沢山の勇気とパワーをもらい、
僕も今までよりもっともっと、大きくならねば…とやっぱり
最後は反省…

明るい場所を目指して。

2006-11-25 02:20:21 | Weblog
 選挙には事務所が不可欠。
ということで、空いた時間を見つけては色んな場所を探して
回ったり、不動産屋を回ってみたり…
 そうはいってもお金が掛かることだし、簡単には決まらず
簡単に進められず、じっくりじっくり探し・考えしながら、
やっとのことで12月のあたまくらいから構えられそうな所が
見つかりました。

 僕は今、岡山市の庭瀬というところに住んでいますが、実は
出身の小学校は鹿田小だったので、戦いの場所はその鹿田学区に
しようと以前から決めており、ようやく何とか運営してゆけそうな
場所がありました。
 そんなに広くはないですが、賑やかな通りに面しており、
周りの商店の皆さんと仲良くなってやっていければ、かなり活気の
ある活動にしていけそうな感じです。

 正式に決まり次第、決め次第、改めてお知らせさせて頂きますが、
なんせ今回、自分の事務所を構えるということの大変さを
身を以って学びました。
 今まで散々、心配ばかり掛けてしまった皆さんに対しても、
ちょっと立ち寄ってみるか…と思えるような楽しい雰囲気のある
場所にしていきたいと思っています。

 こればっかりに手間を掛ける訳にもいかず、時間ばかりが随分
経ってしまいましたが、これから5ヶ月、遅れた分を倍掛けくらい
で盛り返します。
 徐々に徐々に、形が整ってきた感じがします。
段々、毎日が楽しくなってきました。今よりもっともっと仲間の
集まれる場所を、皆さんの力をお借りしながら作っていこうと
思います。皆さん、宜しくお願いします。  おやすみなさい。。。

いつもの風景。

2006-11-24 01:56:06 | Weblog
 今日は朝から晩まで、お手伝いの仲間と一緒に色んな活動をし、
日が暮れるのが早くなって“さぁ、今日も良く動いた、帰るか…”
と思うと、まだ5時過ぎで…季節の移り変わりに騙されながら、
それなら…ともう少し、車で市内を走り回り、ひと仕事上積み
してから皆で晩御飯を食べに行った。

 “お疲れさ~ん”
 “今日は~が面白かったな!!”
なんて、皆でワイワイ楽しめばイイのに、何故か僕らの集まりは
こういう場でも暑苦しい話が始まる。。。
 憲法は…戦争なんて…教育現場は…年金が…と、あらゆるコトを
思うままに喋り合う。普段は体裁があって言えないような想いを、
ここでは言えてしまうのだ。

 面白いのは、市政を目指しているのにも拘らず、まずは一通り
国家論や国政、中央の行政についての話題が独占することだ。
 そしてやっぱり最後には『こんなご時世、まずは最小単位の
市政の場から、モデルケースを作ってゆくことが最も肝要』との
共通認識に落ち着くのだった。

 今日は大半が外を回る活動だったので、予想された雨が降らず
とても助かりました。さすがは晴れの国・岡山。やっぱり岡山が
好きです。この地の政治から変えてゆきたい。強く想います。
 そんな根本の想いがあるから、今、自分はこうして目標を持って
頑張れるんだなぁ…などと当たり前のコトを何故か再確認した
一日でもありました。         おやすみなさい。。。

我を忘れてお怒りモード。

2006-11-23 02:34:02 | Weblog
 学校選択制、反対。
今、都市部を先頭に進められている施策。僕はとても反対だ。

 教育の多様性…多様になるのは基本をしっかりと身に付けて
からで十分、間に合う。ニーズに応える…?教育をサービスに
してしまった時点で、この国は終わってしまうといってもイイ
くらい、その発想は馬鹿げている。

 親や子供が、義務教育の場を選ぶ。そんな権利は必要ない
はずだ。もしそんな権利を有するのであれば、学校はその分、
責任を負わなくて良いということか?
 物事は何でも、権利を有するからこそ責任を負うんだ。
学校・教育現場から次々と権利・権限を奪い、自分達(教育を
受ける側)の都合の良いようにばかり偏り、なのに未だに何かに
つけて問題が起こると学校や先生のせいにばかりしている。

 学校はお店ではない。サービスが悪いからといって、お客が
来なくなって潰れてしまったりしてはならない。塾や予備校との
区別も付かないほどの愚かな役人しか居ないのか。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 いじめは無くならない。
何故、小中学校に限ったような、偏った見方をしてしまうのか?
 学校で事無きを得ても、いずれ、そのうち必ずいじめには遭遇
する。良い・悪いの議論じゃなく、絶対に在るモノで、多いか
少ないかの問題でもなく、少ないから良い、という訳でもない。
 大切なのは、経験し、悩み、苦しみ、乗り越えることだ。
人生という大きな尺度でみれば、いじめられた経験のある方が
幸せなくらいだ。

 “いじめが無くなるように…”と国のトップが言っている。
この時点で、この人は問題について真剣に考えていない。
 いちばん気の毒なのは現場の先生方だが、どうか腐らず、
真剣に温かく、子供達に向き合ってあげて欲しいです。
いじめられてる子を守っても、きっと何の解決にもならない
でしょう。向き合い、聞き、励まし、共闘してあげることぐらい
しか、前向きな手段が無いように思います。

 どっちの問題にしても、現場の方々や当事者の人たちに対して
色々言える訳もないのですが、いずれも、政治家の皆さんの
余りにも表面的な、子供や教育の現場を馬鹿にしてる発想や発言に
憤り、今夜は文体を荒げてしまいました。

 モンカ省の役人の方々、大臣をやってらっしゃる方、ホントに
気概を以って問題に臨んでいますか。
 自分達は公立の学校で学び、育ち、自分達の子供も公立へ
通わせていますか。
 自分の家の近くにある学校に対して、子供が自然に通える街を
創ろうとは思いませんか。
 いじめってどんなモノか、大人のほうがキツイしご存知だと
思います。無くならないでしょう。ろくに考えず、解かりもして
ないコトなら何も言わない方がまだマシです。

レアで且つコア。

2006-11-22 02:07:59 | Weblog
 僕には今、頼もしい若手連中が沢山居てくれる。
学生もいるし、20代の若手社会人もいる。彼等同士が仲良いし、
何より前々から一緒に色んなコトをやってきたから気心が知れて
いて、まとまりがあるし楽しそうだ。
 人と人との関係というものは、何処でどうなるか判らないものだ。
何の気無しにチョコッと語り合っただけのような気がするのに、
いざ僕の活動が本格化してくると、その時話したコトをずっと
大切に思っていてくれて真剣に手伝ってくれるM君。
 政治とか選挙とか、あんまり興味ないし、よく解らんけど、
サッカー好きで一緒にフットサルして楽しんだ所から始まった
関係から、あまり訳も判らないまま…でも喜んで手伝わせて貰い
ますよ!! と言ってくれるN君。

 大学卒業を来年に控えた玉ちゃん・フミ・なかちゃん。
今、僕の傍で、残された貴重な時間を過ごすコトに、僕は一体
どんな意味を与えてあげられるのだろう。
 昼間は学業・研究に忙しく、それでも夜の空いてる時間を
見付けては色々と画策し、皆の兄貴的に振舞ってみせる田口には
信頼感さえ漂う。
 一番古い付き合いのはずの戎は、相も変わらず自分の好きなコト
(街宣)以外は無頓着で、著しく協調性に欠けているが、それでも
事ある毎に彼が居ないと“あれっ今日は戎、居ないの?”なんて
声が上がるほどの人気をキープ。ちなみに僕も、早く彼と街宣を
したくてウズウズ…

 若さ故に、必要最低限の知識や経験さえも足りていない。
未熟な長井にとって、実は一番大切で必要な所が、今のところ
補えてないのかもしれない。いや、間違いなくそうだ。それは
これから先、僕の活動の中で継続的に最も重要な課題として頭を
もたげるだろう。
 しかし彼等は若さ故に、期待通りの勢いと元気・アイデアや
発見・驚きを提供してくれる。予想以上の働きをみせてビックリ
させる奴もいるし、予想外の思慮深さを発揮して立案してゆく者も
いる。期待以上に丁寧な仕事をして感動させてくれる子もいる。
 その一つひとつが起こる度に、僕は一歩、また一歩と進んでいる
感触を味あわせてもらう。

 人とはいつも『一期一会』の心を以って臨みたい。
そういった意味でも、僕は彼等に、僕の活動に関わったコトを
有意義なモノであったり大切な思い出になったり、そんな経験に
してあげたい。
 上っ面の付き合いでなく、ホントの仲間の付き合いだからこそ、
僕は彼等の働きに期待するし、彼等も僕に期待してくれる。
青春終盤の大切な時間を、こんなコトに付き合ってくれてる、
こんな不思議な彼等を僕は大切に思う。

 若手のコトばかり書いてしまったが、僕にもちゃんと年上の
方々もいてくれるんですよ。ただ、この方々は書かれるのを
嫌がるから、嫌がらない…むしろ喜ぶ彼等(特に戎)のことを
書いてみました。
 彼等とは今日も、夕方から集まり、ともに活動し、女の子は
早めに帰り、男子諸君は遅くまで盛り上がり、疲れ切って
別れました。             おやすみなさい。。。

退院祝い。

2006-11-21 01:28:00 | Weblog
 二週間ほど前に入院した叔母が、数日前に退院し、引き続き
我が家で療養していた。実は明日、自宅に帰ってしまうのだが。
 まぁ同じ岡山に住んでるし、そんなに仰々しくお別れの挨拶
なんてしなかったが、それでも今晩は彼女のために少しくらいは
時間を使ってもイイんじゃないかと思い、数時間をのんびり、
共に過ごした。

 母と同じく、中学卒業と同時に、遠く大分の田舎村から岡山へ
出てきて以来、40年間それこそ働いてばかりの人だったから、
ほんの少しでも憩いの時を与えられたら…と思い、それでも貧乏
な僕は特別なことは出来ず、実姉夫婦・実兄夫婦が近くに住んで
いるという地理的財産を活用し、それぞれの家へ連れていった。
 訊いてみて“やっぱり”と思ったが、叔母にとっては初めての
訪問だったらしく、殊のほか喜んでくれた。それほどに、ずっと
忙しい人だったんだ。

 どちらの家でも、元気良く飛び跳ねる3人ずつの子供たちに
タジタジになりながら、それでも心の奥のほうから湧いてくる
ような柔らかい笑顔を絶やさずに居てくれた。
 叔母にはまだ孫が居ない。
ウチのお袋さんが沢山の孫達に囲まれている様子を見て、
羨みながらも幸せを共有してくれてるような風景から、僕にも
何ともいえない温かいモノが届いた。

“あんた等3人が仲がエェけぇ、お母さんは幸せじゃがぁ”
叔母に言われ、幾分照れ笑いでリアクションしながら、ふと
昔の風景を思い出していた。
 僕等がまだ小さい頃、母も働きに出ていて大変だった頃、
同じように忙しかったであろう叔母が、それこそ毎日のように
僕達のもとに顔を出してくれて、3人にアイスクリームを
買ってきてくれた。
 お喋り上手だった叔母は、次から次へと面白い話をして
僕達を笑わせ、時にはカラかって子供を怒らせて楽しんでいた。

 大きくなるにつれ、次第に疎遠になりがちだったが、
今こうして、一つの病気がまた僕達を引き合わせてくれた。
 昔のように饒舌では無くなった叔母を、それでも時折見せる
往年のトークテクニックで笑わせてくれる叔母を傍に見ながら、
この人にお世話になった日々を想いながら感謝した。
 遅ればせながら、そろそろ自分達がしっかりして、そろそろ
恩を返していかないとな…と思いながら、甥っ子姪っ子に
ジャイアント・スイングをせがまれ、順々にこなし汗がにじむ
のであった。

 明日からまた自分の生活に戻り、様子を診ながらまた徐々に
仕事に復帰していくんだろう。
 そんな切ないほど素敵な叔母に“頑張られぇよ!!”と言って
もらった。また一つ、何よりもの声援が増えた。