長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

未完成。

2014-01-20 14:53:28 | Weblog
名護市長選の結果が出ました。
当初の予想どおり、米軍基地移設反対の意思が市民によって
示された形になっています。
政府はこれを受けても、計画どおりに進める考えを表しています。
どうなんでしょうか?

基地移設問題を、政治課題として真剣に考え、議論し、答えを
導き出していこうとする作業と、
ある決定事項に対する軋轢を、国家権力が高圧的に自治体を凌駕し
押し込めてしまおうとすることとの、
問題の違いを感じています。

外交・防衛、ひいては地域や国家の経済情勢にまで影響を及ぼす
政治課題についてはこれまでも、どれほどの議論や交渉が重ねられてきたか。
その反面、中央政府と地方自治体、意思決定と政策遂行における
連携のありかた、国益と地益との齟齬についての解消法、などなど…
まだまだ議論が足りない分野が残されている気がしてなりません。

頑ななだけでは動かない。
動けない集団は変われない。
変わるべきか、変わらざるべきか。
どこまで許され、どこからは譲れないのか。

押し切るだけが政治力ではない。
ただ、妥協するだけが柔軟性ではない。
沖縄の方々への心を僕なりに慮りながら、
形にならないエールに似た気持ちを表したい。
知事は、言葉もないが。。。

より良き方向へ。

2014-01-15 14:20:27 | Weblog
年明け最初の議会が今日、開かれました。
とはいえ、特筆する議案があるわけではなく、市長と議長の
“新年あいさつ”がメインな感じのものでした。
毎年『臨時』という冠で開かれる、この時期の“一日だけ”の議会。
ある意味“儀式”です。
殊更にこの現状を非難するつもりもないのですが、
どうせやるなら、も少し有意義なものにしてはどうか…とは
常々感じています。

以前、台湾だったと思いますが視察で訪れた際に素敵な取り組みを
教えてもらったのを覚えています。
立法院でのいわゆる“本会議”の前に、空いた時間を利用して、
議員が各自に議場を利用して政策提言や各種取り組みの発表など
自由に使えるシステム。とても有意義な方向性だと感じ、今もそう
思っています。
たとえば今日の岡山市議会でも、当局側からの議案や必要事務手続きなどに
さしたる面白みがなくても、そのような時間があるようであれば
参加する側も、観る受ける側も、何らかの成果物を生み出せると思います。
このようなチャレンジも、議会の質の向上に資するのではないでしょうか?

さて、都知事選が熱を帯びてきました。
だいたい二人に絞られちゃった感が否めませんが、まずはより複数の
選択肢が有権者に示される状況に賛同します。そのうえで。
ワンイシュー戦術と揶揄される“脱原発”についてが議論の本題に
乗っかることも悪くはないと思っています。
建前と本音、理想と現実、追求と妥協…これら思惑とどう向き合い、
どう判断しどう責任を背負っていくか、それこそが『選挙制度』の
本来の醍醐味なのでしょう。
都合のいいことばかりではありませんし、
一聞正論な異議で本質議論から逃げていても解決はないし、
覚悟と勇気、責任を自覚して我が国の首都のトップを選んでいただくことを
都民各位に願うばかりです。
そしてなにより、
なぜこの“出直し選挙”が行われることになったのか、という
反省と教訓を忘れず、スウェーデンと同等規模の大統領を選ぶのだという
意識を共有されて、より民主的に、より投票率高く、決めていただきたい。
それが一地方議会に身を置く者の一人としての、切なる願いです。。。

治める覚悟、大人の定義。

2014-01-14 14:02:03 | Weblog
時代劇は、好きですか?
たいして好きでもないけど、年末年始はなんとなく…

好みの時代劇は、水戸黄門? 暴れん坊将軍??
いや、どちらかといえば必殺シリーズのほうが…

良民がいて、悪人がいて、悪事を働いて良民が虐げられ、
正義の味方がギリギリのところで登場して、悪を退治して
良民が何とか救われる…一件落着。。。

日本人、とくに先輩方は時代劇が好きである。うちの父も。。。
黄門様、上(うえ)様、お奉行…手を換え品を変え、さまざまな
ヒーローが生み出され、視聴者は決まりきったストーリーにも
文句言わず、最後のハッピーエンドに満足し続ける。

じつはこれは、我々の『政治』『社会』に対する姿勢に通ずる。
辛いこと苦しいことがあっても我慢し、
不都合なこと不利益な状況はいつかきっと、
誰かが、オカミが何とかしてくれる。助けてくれる。
この『オカミ意識』こそが日本人の美徳であり、欠点である。

政治とはなにか。
自治とは?
“自治”には、“おのずとおさまる”“みずからおさめる”
二通りの読み、解釈ができる。
我々はあまりにも、いつかきっと、立派な誰かが、
こんな意識で居過ぎである。
“おのずとおさまる”と思い過ぎている。

その美徳意識、道徳観に導かれる政治への漠然とした期待感は
いたずらなカリスマ論やヒーロー待望になり、
そしてそれらは常に過ちや失望を繰り返してきたことは
歴史が示している。
のに、我々はなかなか、変われない。
国政のダイナミズムにおいては時の人気投票に終始し、
地方自治においても経歴や人間関係、仕事や社会のしがらみに
とらわれ、“みずからおさめる”覚悟と勇気を持てないまま
誰かのせいにしてやり過ごし続けている。
当然、投票率は上がらない。

政治に、自治に、ヒーローは存在しない。必要も、ない。
子どもの頃から憧れて、あるいは日本人として生まれ育ってなんとなく
そんなDNAが根付いているのなら、“大人になる”“参政権を得る”
ということはおそらく、一人ひとりがヒーローの一員になろうと
することではないか?
自分の愛する人のことを思い、愛する町の将来を憂い、
何が正しいのか、何が大切で何が求められることか…
育つ子どもたち、そよぐ風、息吹く新芽を感じ見つめつつ考え、
言い訳せず転嫁せず背負っていくことではないか。

“みずからおさめる”ことのできる、岡山をそんなステキな町に
するために、ボクはいま市議会に居させてもらっている。
自治、自ら治める現場に、仕事として居させていただいていることに
心からの幸せと感謝を忘れられない。
そして、少しずつでも一人でも多くの仲間の方々に、
この『自治』の意味意義を共有していただくために活動を続ける。

黄門様は漫遊されておられて、そんじょそこらの偶然では遭えない。
うえ様は気まぐれに城下においでになるが、通常ならば到底
お会いできる対象ではない。
当然、我々の日常の困難や不都合など、いくらオカミが立派でも
正しくても、届かないのだ。
だから諦める、のではない。開き直る、のでもない。
腹を括り、思考を、発想をシフトすることが必要だと確信する。
息子に、娘に、父ちゃん母ちゃんに、恥ずかしくない判断と勇気を
示していける大人になること、自身がヒーローの端くれであり続ける
努力をしたい。

そんな思いの1つの形として、ネクスト岡山は誕生している。
漫然とした、常態化した議会は必ずしもそんなヒーローたちの
受け皿になり得ていないと判断し、1から創り上げていく決意で。
ヒーローとは、カリスマとは、
子どもたちにとっての、この町の将来にとっての、
責任を負っている我々自身である。

成人式を経て、社会的に大人になることになった諸君にも、
丁寧に心を込めて伝えていきたい大人の定義、なるもの。

2014年のスタート。

2014-01-06 17:16:41 | Weblog
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします☆

 FBばっかりで、こちらを更新せぬまま随分経ちました。
今年はこっちも頑張ろうかと思います。少しだけ期待してみてください。

 さて、ご存知いただいてる方々もおられるかもですが、
昨年11月から市議会に新しい会派を立ち上げました。
 『ネクスト岡山』
といいます。
代表は、長井孝介市議会議員です。。。
メンバーは今のところ、一人です(笑)

 岡山市政に携わらせていただく者として、
国政等の動向に左右されることなく、常に岡山市の発展と進化に特化した
思考と政策を掲げる、そんなグループを形成していきたい…というイメージです。
 今後どのような動きができるのかできないのか、まさに年明けの今から
勝負だと思っています。既存の政党やグルーピングに拘らない、
新しいスタイルを目指します。ご期待ください!!

 この場でも折にふれ、ネクスト岡山の活動や政策提言なども
お届けしたいと思っています。よろしくお願いしまーす。。。