長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

責務責任とは?

2011-11-30 17:13:26 | Weblog
先日、日ごろお世話になりっ放しの方々と一緒に、車で日帰り旅行に
行ってきました。
愛媛の佐田岬まで。もちろん、運転は長井。
おばちゃんたちが終始しゃべりっ放しで話題に事欠かず、とても楽しくて
疲れなど微塵ほどしか感じませんでした。。。
そのパーティーのなかに、うちの母も交ぜてもらって楽しそうに過ごしている姿を
見られて、日ごろの親不孝ぶりを幾分解消できた気がして良かったです。
…もしかしたら、ボクこそが交ぜてもらった張本人だったのかもしれません…

沖縄での官僚の愚かな発言で、世間が騒がしくなっています。
マスコミはこぞって報道し、吊るし上げ、追及色に染まっています。

これは正しいですか?

繰り返しますが、彼は愚かでした。
大人として、その立場の者として、とても不適格な方だったのでしょう。

しかし一方で、完全オフレコだという前提で、酒も飲みながら、ある意味での
信用の中での一幕であったことを忘れて考えられません。
彼が職務中に、公的に、責任を伴う場での言行であったなら論を待ちません。
そうではなかった、という所に本質からズレた、心情的なゴシップが胸を張っている
ように見えてなりません。

言い方を換えます。
この件で、では得をするのは誰ですか?
沖縄県民は救われたのですか?
違います。
愚者でも悪者でも、職務上の正しい成果を上げる者であれば良し、です。
無能な善者より、有能な悪者のほうが、実害を出さない限り有用なのです。
なので、救われたのではありません。
前述のとおり、職務を離れた、安全オフレコでの酒の席での一幕なので、本来であれば
責任論でもありません。
誰も恩恵を受けない、ただの無常な情報。敢えていえば発信者のみが得をした。

沖縄県知事の言葉が印象的です。
“べつに、なにも言う気になりません”
そのとおり。私もそう思う。

皆さんも今一度踏みとどまって考えてみてください。
心情に流されず、本質を考えてください。
こんなことを大事件のように伝えるマスコミ報道のありかた。
ルールを破ってまで伝えることか?
敢えて伝えるのなら、そこではなく政府がなかなか表に出そうとしない報告書について
局長から得た極秘情報ではないか?それなら、報道として一定の筋が通っている。
旨を張っているのであろう琉球新報さんに、一人ぐらいはこのぐらいのことをぶつける奴が
いたほうが良いでしょう。

でもやはり、彼は愚かでした。
私たちも少なからず、日常的にそういった意識を持たされる部分もあるので、皆さんよりは
少し容赦しますが、だからこそ余計に思います。愚かであったと。
しかしそれは、
いま日本が抱えている安保問題沖縄問題に直結することではないのだ、ということを
整理できる者でありたいと思います。
加えて、今回のことで沖縄の皆さんの心が徒に傷つけられたことが悔しくてなりません。
私の大好きな沖縄。
あの地に一日も早く、皆さんの笑顔が戻ることを祈って止みません。

開会前に。

2011-11-29 09:48:37 | Weblog
いまから11月定例議会の初日が始まるところです。

今議会にはなかなか準備時間が取れておらず、若干不安な立ち上がり…
ですが、尻上がりに調子を上げていきたいと意気込んでいます。。。

ここ数日間のことも諸々お伝えしたいのですが…
そろそろ開会のベルが鳴るので、いったん失礼します。

イノセントも同等の罪。

2011-11-21 12:14:24 | Weblog
日本が不況である、はどこまで本当なのでしょうか。
このごろは出張機会が多いのですが、いつどんな時間帯の新幹線に
乗っても、自由席はもちろん指定のほうもそこそこ賑わってますし、
グリーンもそんなにスカスカでもないようです。
…いえ、そんな毎回グリーン利用してるわけじゃないですよ(苦笑)

まちづくりが進めば進むほど、たとえば道路では一方通行が増えてきます。
今朝も西口で、一通逆走でタクシーに激しくクラクションされている車を
目にしました。…県外ナンバーでしたが…しっかりして欲しいですね。
そのすぐ脇で、これは何でしょうか…進入禁止かなにかだと思われる感じで
白バイに止められ、「切符」を切られているおばちゃんを発見…
判らなかったのでしょうね…たまたまね。ツイてない。

かとおもえば巷では、信号を軽視してたり駐禁をスリ抜けたり、ブンブン
飛ばして危なかったり…と、本来捕まらなければならない案件が無数に
蔓延り、また一方では、自身の希望や都合を何よりも優先させ、不思議な
スピードやリズムで決して後方を確認することなく、前だけ見て安全?に
走ろうと、曲がろうとするドライバー各位も多勢…

確信犯とイノセントギルティ。
じつはどちらも、とても迷惑で危険なのです。
それを受け、せっせと取り締まりに勤しむ交通課の皆さん、ご苦労さまな
ことですが、さてそこにどれほどの定義や理念があるのでしょうか。

いまの制度は、あまりにも簡単に「自動車の運転」というライセンスを
与え過ぎている。私はそう考えています。
与えるだけ与えて、そののちミスしたりズルしたり、事故したら取り締まって
過料を得る。この仕組み、おかしくないですか?
ライセンス(免許)とは本来、もっと重みのあるもののはずです。
医師、教員、薬剤師…他の免許制度でこのような運用であったなら、果たして
許されるのでしょうか? 否。
他のライセンスと同様、車の運転においても過失は即、人命に関わります。
ルールや倫理をハイレベルで共有し、熟知した者同士でしか、交通活動は
営めないはずです。
他の国がどうであるのかは、まだまだ勉強不足ですが、私はこのコモンセンスを
忘れたくない。だからこそ翻って、まちづくりにおける交通政策の需要性を常に
念頭に置いているのです。

選ばれた者、ハイレベルで認められた者にしか与えられない権利に高められれば、
これに伴って当然、罰則規定も大幅に厳しくなるべきでしょうし、そうなることで
運転をできる方の社会的地位の向上が進み、交通を担う職種におけるニーズが
正当に増してくるでしょう。
そして殊、自治体が真剣に取り組むべき政策として、交通政策が際立ってくるのです。
一般の方は運転せず、準備・提供される各種の移動・交通手段を利用する社会になる
のです。
この需要が確実に生まれて初めて、民間事業者の交通利便性拡充に向けての
インセンティブが生じるのです。提供を受けて、市民の満足度は増していく…
こんなスパイラルを創っていけたら、とても素敵で素晴らしいことだと考えます。

ほんの一部ですが、私の描く交通政策の一つのモデルです。

…だからというわけではないのですが、
今日は早朝から駅前の街頭演説活動に参加してきて、その後の高井事務所の会議に
出席後、いまはまた! 新幹線で上京中です。
市議会のなかで立ち上げた「包括的交通政策研究会」において、近々ご講演をいただく
お約束をした国交省のある役人の方に、アポをとり面会に出掛けています。
今後のスケジュール調整や、研究会での議論の内容、目的など、双方にとって
事前に共有しておきたい事項の諸々を深めてきます。

なにより、この谷口さんという官僚、僕と同世代にして地方各地で交通政策での
成果を上げている人物で、意見を交わすのがとても楽しみです。
また皆さんにも、面白い報告ができれば…と思います。

スーパー公務員。

2011-11-18 21:49:21 | Weblog
そして今晩もまた、いま新幹線車中です…
今日は早朝から、会派仲間の下市さん・高橋くんと一緒に岡山を出発。
石川県羽咋市という、知る人ぞ知る話題の町を訪れてきました。
最短で片道約四時間、弾丸日程を敢行し、いまやっと帰途です。。。

さて、羽咋市は何が凄いのか?
1. 「神子原(ミコハラ)米」のブランド化をはじめとする農業政策
2. 「宇宙(UFO)事業」を全面に打ち出した町おこし施策

大きく言えばこの2つです。そしてここに、にわかには信じ難いほどの
驚くべき働き(…戦い、と表現したほうが適切かもしれません…)ぶりを
見せ付ける、いち職員の存在があるのです。

神子原米についてはぜひ、皆さんも興味を持ってお調べ下さい。
一言でいえば、
遠くは信長の時代から続いてきた、日本からローマ法王への贈り物の歴史の
なかで、今まで誰も思いもよらなかった“ 米の献上 ”を、つい数年前から初めて
チャレンジし、成功した事例です。
ミコハラ米。たまたま、その地域が神子原という地名でした。
…それを、神の子の原っぱ、と宣伝し、絶妙のセンスで絶大な広告効果を
勝ち取り、村の農家さんたちに幸せをもたらしたのです。

その成功には、数えきれぬほどの衝突、戦い、葛藤、挫折…
すべてを乗り越え、信念を貫き、成果でもって周りを牽引する。
なぜこんな人が、こんな小さな町のいち職員なのだろう…いえばホントに失礼ですが、
心から思える方です。
もうTVなどでも多く取り上げられてますから、ご存知の方も多いでしょう。
羽咋市 農林水産課 ふるさと振興係、高野誠鮮さん。
名刺にはポストが書かれていませんが、おそらく少なくとも課長以上ではないか…と
思しきご年齢です(笑)

宇宙.UFO関連の町おこし施策も、この異色オフィサーが仕掛人。
この分野に関心おありの方々には強烈なインパクトを与え続けている、他に例のない
呆れた(笑)取り組みなのです。
こちらもぜひ、一度皆さんもログインしてみてくださいな。

ここで書き切れない内容の話を、列伝を、奮闘記を、限られた時間のなかで
高野さんご自身に熱を込めて語っていただけました。
これを受け、私が考えるのは
このような事例を岡山でどのように加工して施せるか…ということです。
そのための様々な質問を受けていただけましたし、逆に意外と岡山の農政もとても
精通しておられて、岡山が思われているより農政先進都市である、てな指摘も
いただき驚いてしまいました。が、

“ 一番大切なのは、成功に習わないことです。失敗事例にこそ大きなヒントがある”
という高野さんの言葉を忘れず、これからに活かします。

…と、岡山に着きました。
…疲れました笑

埼玉ラウンド。

2011-11-18 07:50:11 | Weblog
16日に伺ったのは埼玉の比企郡、嵐山町。
ここに、あの「事業仕分け」で蓮舫議員とのやりとりで有名?になった
国営施設「女性教育センター」なるものがあります。
…無論、男女共同参画についての調査です。

自身の中での、未だ整理し切れていないフィーリングオピニオンで
申し上げれば、
女性が “ 女性が、女性が! ”
と続けているところに、この政策の脆弱さが見て取れる、と感じます。
恐れずにもう少し言えば、
男女共同参画推進関係の大臣なり、自治体の担当局長なりに、
必ずと言って良いほど女性が登用される現状が陳腐に映るのです。
真剣に共同参画を考えるのに、男女の別は資格対象外であるはずです。
私なりに重視しているからこそ、嫌味な意見も記しておきます。

もう一点、
この政策での大きな課題は費用対効果が見え難い、表しにくい、という
性質だと考えます。
叫んで、賛同を得て、何かしらの素敵な制度や取り組みが創られる、
認められる…そこで終わっても意味合いが薄く、真に大事なのは
その後の具体的な向上、成果であり、現在を生き、現状に不満を抱きながら
生き抜こうとする果敢な方々の何らかの具体的な感触の好転であるはずです。

そういう感覚で見るにつけ、今の日本のこの政策はまだまだ脆弱で
幼稚であると言わざるを得なく感じます。

平塚らいちょう先生が、市川房江先生が、それこそ声を挙げ始めた頃の
クウォリティを今一度、振り返ってみても良いのではないでしょうか。

ちなみに、昨日の特別委員会視察の最終日は横浜の「IKEA」を訪問し、
貴社に代表される世界基準の男女共同参画の「かたち」であったり、
従業員各位の持つ労働における権利や、その実際の行使の「リアル」を
聞かせていただき、見せていただきました。

IKEA、僕も個人的に神戸の店には出かけます。
“ ふぅん、初めて来た‼ ”
と驚いてらっしゃる諸先輩方を前に、少し生意気に、知ったふうに
知らぬ間にその場でのリーダーに成りすましている己の図々しさに、
改めて溜め息を覚えるのでした。。。

豊島区ラウンド。

2011-11-16 15:13:42 | Weblog
視察初日は豊島区(池袋)にて、区政として取り組む「ワークライフバランス」
について学ばせていただきました。
「企業認定制度」という施策をH.21年から展開されており、過去二年間で
14社の認定をされています。ただ、純粋な対象企業数でいえば約20000社あり、
認定数増に向けての取り組みが今後の課題、とのことです。

この認定制度は、
された企業としてはまず広告効果が期待されます。少なからず、この効果で
就職希望をされる新卒の方々がおられるそうです。
そしてもうひとつ、
とくに区の建築関係の工事入札に関わる業者については、認定されていれば
応札評価時点で若干の加点をもらえる、とのことで斬新といえば斬新です。
ただ、この施策の問題点を挙げるとするならば、
1.入札分野が限られていること
2.区の入札に関係しない在区企業には なんらインセンティブが働かないこと
だと思います。

“ 在区あらゆる企業へのインセンティブ発動を考えれば、例えば税制優遇は
考えられないのですか?”
と尋ねました。しかし、いわゆる岡山市にある法人市民税は東京特別区では
すべて都の管轄になっているので、区独自の施策としては考えられないのだと
いうことです。残念な現実だと思います。
何らかの直接的な、可視化されたメリットがなければ取り組みが進まない、
とは言い切りませんが、行政としてより現実的に成果を狙うとすれば考えなければ
ならないことなのだとは思います。

翻って、これは岡山市にとってはチャンスだとも感じました。
豊島区がやっていることを学び、豊島区が変えられない部分を変えられる環境に
あることを活かせば、とても有効な施策が打てる気がするのです。
今後、この一連の学びをどのように生かしていくかを考えてみたいと思います。

ところで今日は埼玉の嵐山町というところまで出掛け、男女共同参画について
学んできた、いま帰りの電車の中なのですが…とても混んできたのでひとまず
今日の報告を閉じます。。。

苦手分野の克服と得意分野の伸長。

2011-11-15 09:52:01 | Weblog
またまた今朝も新幹線で移動中です。
今日から二泊三日で、ワークライフバランス調査特別委員会の視察に
関東方面へ出掛けます。
男女共同参画や育児休暇制度の取り組みなど、私が苦手な分野の
勉強がテーマなので…少々不安でもあり、意欲を奮わせているところ
でもあります。
今日はこのあと、豊島区の認定制度について直に学んできます。
またご報告いたします。

ところで、
昨日開催した経済委員会では、以前から今後の重点項目にしていくことを
決めていた「産業振興ビジョン」についてをテーマとし議論しました。
岡山市には「都心ビジョン」に沿って様々な具体実施計画が作られており、
こと経済分野では産業振興ビジョンと農業振興ビジョンとで方向性と
実施項目を定めているのです。
これが“絵に描いた餅”にならぬよう、委員会で実質論議を重ねていこう…
という旨で取り組みを始めた、という訳です。

とくに昨日は、皆さんにも濃く関係するであろう事項
中小企業振興条例の見直し について
市が行う融資制度の見直し について
を主なテーマとして進めました。

本市の掲げている中小企業振興条例は、昭和46年に制定されてから
全くイジられていません。あの高度経済成長期から…です。
本市の行っている市内企業への融資制定は、時代が変わっても
状況の変化に対応しながら、効果的な施策であり続けなければならない
はずです。皆さんからの税金が財源なのですから。
しかし現状は、本来なら設備投資や成長分野に投入したい実弾が
当座の運転資金に窮するところに9割以上注ぎ込まれ、しかもどんどん
回収不能扱いという残念な結果になっているのです。
平成22年度における融資残高は、約4000件で200億円以上になります。
皆さんはこの現状をどぅ考えますか?
どういう切り口で考えようとも、少なくとも制度自体の“改善の余地あり”
という所では全会一致をみるのではないでしょうか?

中小企業振興条例については24年度末の改正を目標とし、案ができ次第に
随時委員会で報告をうけ議論を重ねる、という方向性を定めました。
融資制度の見直しについては、本来の狙い・目的に対する実際の成果や課題を
今一度振り返ってデータ等も詳細に提示し、過去の反省をきちんとできる
環境を整えたうえで、今後どのような制度が求められるのか、市として何が
どこまで出来るのか…などを明確に議論できる体制づくりを当局に求めました。

これら諸々、産業振興ビジョンについて個別具体にひとつずつ丁寧に
進めようとすれば、膨大なボリュームゆえおそらく委員会の前期任期では
時間が足りないだろうと思います。しかしそれでも、今の委員会がきちんと
取り組んで明解な道筋を付けておくことで、その後の面々での取り組みにも
良い影響を残せるのではないか…との思いで進めていこうと思います。
加えて、農業振興ビジョンもありますから…
ホント、途方に暮れそうです。。。が歯を食い縛って頑張ります‼

いま新大阪。
ここもまた、ホームをはじめ至る所で工事の風景が見られます。
この工事とは「設備投資」です。
都市間競争のなかで、切り離せない大事な分野。
岡山はどうでしょうか?
魅力的で納得感のある、継続的戦略的な投資が行われているでしょうか?
けっして行政が一手に手綱を引いてコントロールするもの・出来るものでは
ありません。しかしそのうえで、真摯に殊勝に連携をとりながら将来の
岡山のために今しておかなければならないことを最大限、進められる絵や
アイデアや戦略を持っておかなければならないのも当然なのです。

知恵を寄せましょう。
アイデアを競わせましょう。
その対内的研鑽こそ、結果的に対外的競争力になるのだと思います。

もちろん、偉そうに…じゃないですよ。

2011-11-13 23:57:45 | Weblog
土曜は蒜山へ、紅葉を愛でに出掛けてみました。
が思いの外、紅葉が成っておらず残念な感じでした。
“今年は気候が思わしくなくてね…”
朝晩の寒暖の差の関係など、その要素は諸々あろうところですが…
最近は何かにつけ、この類のフレーズが聞こえてくるようで
不安でもあり、寂しくもあり、当たり前が当たり前でなくなってきた
時代を肌に感じながら我々は時を正しく進めなければならないのでしょう。

蒜山ワイナリーの地産ワインが、デザインも含めてとても素敵でした。

日曜は朝から、地元吉備学区の子ども会のソフトボール新人戦で、
会長として偉そうに開会式で挨拶をさせてもらい、その後も少しだけ
地元の子どもたちと触れ合ってきました。
そのあとはすぐに、これまた地元の体協主催のフットサル大会があり、
地元市議として、体協顧問として偉そうに挨拶をさせてもらいました。
こちらは選手としてもチームを組んで参加し、大学生チームや高校生チームと
ガチで戦ってきました。スピードと運動量では彼等には敵いません。
こちらは老練な知恵と技術で応戦するのです(笑)
…こんな表現を用いている時点で、もぅオッサンですね…

“あ、あの…市議なんすか⁉”
試合後、一人の学生選手がモゾモゾ聞いてきました。
“そうだよぉ、ヘンだろ? こんなところに居て…でも楽しかったな‼”
“はいっ! 頑張ってください‼ “

こういうやりとりが、ただの一人の若者とでも出来るだけで、僕がここにいる
意味があるのだと感じるのです。
ろくなイメージもなかった、さして考えたこともなかった、そんな政治や議会の
ことを、こんなひょんな出会いから彼が少しだけでも今後意識してくれるように
なるなら、それは素敵なことです。
あの彼等のために、私たちは今の議会を真剣に運営しているのです。
「未来への投資」
どんなに状況が変わろうと、どんなに使い古されようと、けっして変わることの
ない、ブレることのない、ボクの初心からの政治信条です。

明日は経済委員会があります。
議会運営委員会にも出なければなりません。
明後日からは県外視察がまた始まります。
またスケジュールビッシリの一週間が始まります。
おやすみなさい。。。

過充実。

2011-11-12 01:49:18 | Weblog
視察帰りにも拘らず、超多忙な一日でした。

9時~ 包括的交通政策研究会の準備(資料作成)
10時~ 議会改革等推進会議~12時
《昼休憩》
13時~ ワークライフバランス等調査特別委員会
14:30~ 包括的交通政策研究会~15:30
15:30~ 林原跡地問題についての意見交換会議(総務・経済・建設)
16:30~ 経済委員会 事前勉強会

と、皆さんにお示しできるものだけでも…これだけ立て込んだ一日でした。
…他にも色々あるのですが、それは置いておきましょう。。。

推進会議では引き続き、本会議における質問方式としての「一問一答」や
「反問権」について議論しました。
もうひとつ、公式に行う形の「議会報告会」の可能性についても大きな
テーマとして継続的に議論を続けています。
いずれの項も、今後の議会改革の羅針盤にもなり得るものでもあると思うので、
丁寧に議論を積み上げていかねばなりません。その意も含め、この2つについては
会議メンバーのなかでワーキングチームをつくり、さらに具体的に議論を積み上げ
形を示せるところまで仕上げていくことを決めました。ご期待ください。。。

特別委員会では来週、東京・埼玉・横浜方面に視察に出ます。
その“プレ”の意も含め、緊急雇用対策の現状や男女共同参画などの項目について
情報共有を図りました。

さて、研究会では前回に違わず多勢の議員各位が参加してくださり、
短時間でしたが有意義に色んなことが決められました。
・諸課題に取り組むに当たってのグルーピングやWTづくり
・交通分野の有識者や関連事業者・団体等を交えた勉強会などの開催
・交通担当局(都市整備)をはじめとする行政側との随時の情報・意見交換会
など、
会員各位からの積極的賛同をいただいたうえで今後の具体的な方向性を
みることができました。

15日から視察に出る前の14日に、経済委員会を開きます。
「産業振興ビジョン」に絞り、個別具体議論を今後継続的にしていくための
最初の一歩です。
事前資料づくりも含め、当局にも相応の手間を増やさせています。その労苦に
応えるためにも、委員会が頑張らなければならないのです

などなど、色んなことがあった一日でした。
もぅ今にも瞼が落ちそうです。
失礼します。。。

仙台ラウンド。

2011-11-10 17:43:11 | Weblog
経済委員会視察の最終日、前述のとおり仙台でした。
仙台は東北ではもちろんのこと、全国的にも上位の集荷・出荷の
量・額を誇る卸売市場を有しています。
さきの震災における対応なども含め、“市民のライフライン”としての
市場事業を学ばせていただきました。

岡山の卸売市場は来年度から、花卉部門を「中央」という看板(肩書き)を
捨て、地方卸売市場に移行します。
中央という名目的ブランド力よりも、地方という立場をとることの
機動力・柔軟性を選択した…といえば少しは伝わるでしょうか?
国(農水省)の継続的政策で、市場改革も進められており、昨今では
「第9次 卸売市場整備計画」というものがまとめられ、各地に点在してきた
「中央」という看板をもつ市場を再編しようとする波は確実に押し寄せて
きています。そんな中、こと花卉部門が先駆けて地方に移行し新たな戦略のもと
“立て直し”を図ろうとしているのが、岡山の現状だと簡単に説明させてください。

「地方」になればどうなるのか?
事務的要素が強いので簡潔には説明が難しいのですが、一言でいえば規制が緩和
される、ということかもしれません。
今の「岡山」という“マーケット”は、とくに花の分野で姫路の市場事業に大きく
侵食されています。これは姫路がいち早く、花卉部門で地方卸売市場に移行し、
エリアを越えて自由に顧客を獲得してきたから…というのが主な理由のひとつ。
「中央」という看板に甘え、変わることを躊躇ってきた岡山は、長きに渡り
“指を咥えて見ているしかなかった”というのが、当局の主たる説明。
無論、某はそれだけが理由とは到底思っておりませぬが…

いずれにせよ、これからの岡山の市場は変わっていかなければなりません。
食というライフラインを力強く確保すること、
市場流通という大動脈がしっかりと機能することで市内一次産業に潤いを与え、
ひいては市内各種産業の安定成長に寄与させること、
岡山の経済活動の屋台骨といっても過言ではない、市場事業の本格的改革を
真剣に考えることもまた、我々の委員会の重要任務のひとつなのです。

視察の最後に、市場に買参ている業者の皆さんで立ち上げられたという
「杜の市場」という直売所のような施設に寄らせていただきました。
とても素敵なスペースで活気にも溢れ、来仙の際にはまた寄ろう…と思える
ところであり、そこで働く方々でした。
そしてなにより、
これは仙台だけでなく各県で感じたことですが、
事を動かす、事を成すには、まずは携わる者の熱意と人柄。
これがどんな綿密なプランより、どんな優秀な頭脳より必要なのだということ。

さきほど、岡山の市場の動きの項で
姫路の貪欲な参入のクダリを紹介しましたが、
“果たしてそれが理由か?”
と、常に思える自分でありたいと思っています。
指を咥えてる時点で思考が、挑戦が止まってはいないか?
岡山の市場をなんとかしなければ‼ とホントに本気で思ってきたか?

この世知辛い時代だからこそ敢えて、担当職員各位にはこのことを問いたい。
そして今後とも変わらず、飽くなき挑戦、戦う姿勢を期待します。

仙台駅に向かうタクシーで、運転手さんに
”岡山ってどこにあるか知ってます?”
“岡山も数年前に政令市になったんすよ!”
などと交流を図ろうと問うてみたものの、あえなく撃沈。。。
運転手さんには、岡山がどこなのか、政令市になったことなんてさらに
知る由も無かったのです。
悔しいですね。
だからこそ、これからの私たちが頑張らなければならない‼ ということかもしれません。。。

ただいま新神戸。
そろそろ、やっと岡山に戻れます。
…そしてまた、来週は特別委員会の視察が入っているのです(苦)