長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

生涯学習…集い、憩い、学ぶ。

2014-10-31 21:04:44 | Weblog
 今日をもって地元の吉備公民館が閉館しました。いったん。
28年の春を目途に、新しく生まれ変わった姿で再び地元の
皆さんの前に現れるまで、しばし…お別れです。
 岡山市のファシリティマネジメントの一環として、
公民館と地域センターとを合築する、モデルとなる取り組み。
ぜひとも良いモデルにならなければ後に続く地域のためにも
良くないので、これまで積極関与してきましたが。
今日、実際の閉館を迎えて、なんだか卒業式のような、
切ない気持ちを味わいました。

 43年。ボクより3歳年上。長きに渡り地域の皆さんと
ともに色んな時間、色んな出来事を共有してきた館。
ボクはまだまだ、彼のように地域と、その皆さんとともに
紡ぐ時間や出来事を成し得ていない。
 次に現れる館と一緒に、それからのボクは何をして
いけるだろうか。。。そんなセンチなことを思いながら、
今日の式典、お別れ会は最初から最後まで参加しました。
そこの皆さんの活き活きした姿、
ステキな各種発表会、
展示された諸々の作品…
お一人お一人の、ここでの、ここへの思いを重ねられた
時間を終え、吉備公民館はしばらくの休暇に入りました。。。

取り巻く方々へ。

2014-10-30 17:49:43 | Weblog
“どしたん、えろぅ日に焼けとるがぁ”

 サッカーの公式戦などを戦った次の日などには、
心優しきおばちゃん方から決まって尋ねられる。

“こう見えて(笑、まだサッカー頑張りょんですよ”
“そぅなん、知らんかった。どっか遊びにでも行ったんかと思ぉた”

 今までたぶん、もう23回は言ったな。

“おい、上着はえぇんか?”
“ネクタイは せんでエェんか”

 大事な面会に付き添ってくださる、現役から退かれた世代の
先輩方からは、よくよくこのようなチェックを受ける。

“あ、そうですね”
“まだクールビズ期間だから大丈夫かも、です”

 せっかく気にかけてくださっている、その温かい言葉に、
時に歯切れ悪く、時に屁理屈並べながら、可愛げなく対応して
しまっている自分に気付く。

 気付かぬうちに、私たちは周りの沢山の方々に支えられながら生きている。
それはとかく、順風な時には見えにくく気付きにくい。
この歳になっても、まだこんなにも未熟な自分はいったい何なんだろうか。
それでも離れず、呆れず諦めず、ボクに絡んでくださる方々は何なんだろうか。
心から感謝せねば。

 今日はいつもより少し早めに切り上げて、
地元の中学校のグランドで行っているサッカーの練習に行ってきます。。。
夜だから日焼けはしないです。
よく擦り傷、つくって帰ってますけど。。。

ホットコーヒーが欲しくなるような。

2014-10-29 18:20:54 | Weblog
“あんた、まだやりょんかな?!”

いわゆる閉庁時刻を過ぎてからも、ボクたちは自分たちの控室で
自由に作業を続けられる。ただ、あまり遅くなると出入りが制限
されて地下通用口まで降り、とても面倒な導線で出る羽目になる。

“わたしゃぁ21時までの仕事じゃけぇな、ボチボチやりょんじゃ”

残業的な時間帯に作業していると、必ず掃除のおばちゃんが
現れて、二言三言交わしてから
“またあとで来らぁ”
と言って他の部屋に回っていく。

21時までか。
母くらいの歳のおばちゃんが元気にポロシャツ着て、
疲れと少しの孤独の最中に、少しのブレイクを提供してくれるようで。
寂しくないのかな。
いくら自身で望まれてやってる仕事とはいえ、
ボクらが無頓着に出すゴミを、床の汚れを一人で面倒観てくれて。

“あんたいっつも大変じゃなぁ。早よ帰られよ”

こっちのセリフだ…でも21時までは帰れないのね。

“私も昔は、55ぐれぇまでは田町で飲み屋しょうてなぁ”
“ここの先生らぁも よぅ来てくれようたんよ”

この人の人生にも、いろんなドラマがあったんだろうな。
~いつも陽気なこのおばちゃんに、ボクは勝手に仲間意識を持っている。

夜帰るとき、見上げるとまだ沢山の市庁舎の窓から明かりが漏れている。
みなさん、いつもお疲れ様です。
早よ、帰られよ。
そこに居る職員の皆さんに、ボクは勝手に仲間意識を抱いています。。。
あ、今日はまだ帰れませんけど…

ただのブレイク。

2014-10-27 17:31:29 | Weblog
 日米安保のガイドライン改訂、
 消費税増税の判断、
 日朝国交正常化に向けての取り組み、
 地方創生・女性登用の促進を含む成長戦略…

閣僚辞任問題への“火消し”役として余りある、
国政重要課題が目白押し、問題山積です。

各種首長選挙、
その先に我々も関わる統一地方選。

なんだか、自分たちの頑張りや人生そのものが
国政の争具にされるような感覚を抱かざるを得ず、
とても不本意な気持ちになりますが…
市政に向く者の一人としてはしっかりと取り組まなければならないので
変わらず頑張っています。
しばらくは国政の諸々の政情を注視する時間が続きそうですが。
今日もまだ、市役所内でデスクワーク中です。。。

理念と戦略、勇気ある破壊と構築。

2014-10-22 18:59:44 | Weblog
 協働のまちづくり。
このフレーズを耳にするようになってから、ホントに久しい。
 新しい公共。
7年前、議員として初めて本会議の質問に立った時に、
当時なかなかピンときてなかった様子の当局に提案した。
 
 あまりにも機能していない関連条例を改正すること、
歳出削減しか考えていない行革方針に新たな視点を取り入れること、
などなど言い続けてきてやっと、
国も自治体も、岡山市も、“行政”という巨大鈍感モンスターが
思い腰を上げようとし始めた。鈍いセンスにヤスリをかけた。

 今日は旧内山下小学校で、協働のまちづくり条例を
改正していくための初回のワークショップが開かれました。
参加してきました。
 この課題についてベーシックなことをあれこれ論じる時期は
もう過ぎてますよね。さて、どうするのか。

 ボクはやはり、このテーマにおいても重要なのが
「ワークライフバランス」の充実・推進が大きなカギになると
確信しています。
 理念の共有やプランの作成などまでは、とくに足りない部分なく
進むものです。大切なのは何か?
→誰が、どんな方々が実行できているか、です。
→世代間、男女間、どんな分類にも制限されることなく、
 現状で時間を持てる方々だけの取り組みに委ね続けることなく、
 学校で学ぶ子どもたちも学生も、会社で働くお父さんお母さんも、
 子育てに追われる大変な皆さんも、最大多数の方々の声・意見が
 吸い上げられる仕組み・組織づくりができるかどうか、です。

 もうひとつは、権限・財源・責任の明確化です。
権限と財源の重要性・必要性は多く語られますが、裏腹に負うべき
責任の在り方・その範囲もきちんと決めることが同じく重要です。
 そのうえで、
自ら考え、自ら決め、自ら行い、自ら負う。
この理想の“住民自治”のモデルをいかに構築できるかが、
住民の皆さんの幸福度を左右し、都市間競争を勝ち抜き秀でるための
エッセンス。

 そんなことを今日も、思いある有志の皆さんとともに
意見交換してきました。
 さいごに、
協働のまちづくり、という形づくりのための
協働体制を敷くことに躍起になっていてはダメ。
何のための協働なのか、何を目指すまちづくりなのか、
誰のための将来なのか、、、
きちんと整理し、相応の覚悟を携帯して臨むべきが、
今後の「協働のまちづくり」だと確信しています。

残念。

2014-10-21 11:38:35 | Weblog
 期待された女性閣僚の同時辞任(劇)。
殊更な意見とか、あるいは納得感のようなものも感じず、
ただ溜め息の出る思いなだけです。

…まだこんなレベルを繰り返すか。
…くだらない。

 民主党はじめ野党の発信も褒められたものとは思えない。
情けなさ…さえ覚える。
さらなる徹底追及…それもまた善しかもしれないが、
ある程度は求められる作業なのかもしれないが、
相手の失策に猛烈に群れ、声高に圧を上げ、
ここぞとばかりに“頑張る姿”に何の美学も感じない。
 とくに前政権を担った民主党からは、
“今回の件に触れるにつけ、自分たちの政権時代にも
さまざまな失策があり迷惑をかけ、失望感を増長していたことを
思い直す。現政権の失態を今一度、自分たちの気を引き締め直す
良い機会と捉え、今一度政治を正しく機能させるメンバーの一員としての
自覚と成長の機会ともしていきたい”
のような発信があれば、とてもカッコ良いと思うのだけど。

 立派な大人が選ばれて揃っているはずなのに、
やってることはホントに子どものケンカと同レベルではなかろうか。
そんなことに汗かくより、もっと素敵な、もっと夢のある話に、
政策提案・遂行に邁進してくれないかな。。。

 非難を覚悟であえて申し上げれば、
ボクはとくに“気持ち悪さ”を感じない。幾分、毒されているのかも
しれない自分を省みながらでも。
 うちわを配って、
 観劇会を開いて、
お二人なりにその時がんばったんだろうな。
支援者の方々も、一生懸命“良かれ”と思って汗かいたんだろうな。
ほんの一握りの、ちょっと悪い奴が
お金をくすねた可能性は、あるな。
 小渕さんは、
 松島さんは、
何か物理的な得をするために奔走したかな。
選んでもらう側として、頑張ったんだろうな。
 この感情はとくに、あらかじめ“持ってる”グループには芯から理解は
できない。僕らのように、何も“持ってない”ところから頑張って、
選んでもらうために努力するグループには骨身に沁みる。
…ただ、小渕さんも松島さんも、
どちらかといえば“持ってる側”の方々なのが思いの腰を折るが…

 これから先、自治体を含めて日本の政治を健全に機能させていくために、
国際的にもレベルを上げていくために必要な改革は
「ルールの改正」である。

 いまの様々なルールは、くだらないこと、的を外している観点が多すぎる。
きちんと選ばれた政治家が、
政務以外の雑務に追われたり
実質担えないであろう責任に問われたり、
しないように納得感のあるルールに変えていくこと。
 これはじつは、ボクが以前から市の選管に提案を続けている内容に関連する。
余計な金を使わくても、
きちんと選挙を戦える、
平等に、公平に、訴えて聴いてもらって考えてもらえる。
そんな選挙づくりがいい。

 後援会は、その方を支援している独自のグループ。
最大限の裁量が与えられて然るべきではないか。
嫌なら参加しなければいいものだし、
法的な悪さが発覚したら悪さした奴をきちんと罰する。それだけのこと。
自由と責任は、いつも同居する。その自覚が足りない時に問題が起きるけど。
 さてこれに、支援されている側の政治家がどこまで責任をとれるのか。
これが小渕さんの問題。幾許かの同情を覚える方は少なくないのではないか。
 …うちわは、どうでもいい。
これに限らず、似たようなモノを今まで何度も何個も見てきたぞ?
お金があって、余力があって、
喜んでもらってくれる方々に囲まれている状況があるのでしょう。

 どこまで書いても真意本意が著せそうにないので
このあたりで止めときます。
 が、ホントに、もう沢山な感じです。
政治家、有権者、マスコミ、法曹界、全体で変わっていかなければ
しんどいです。

期待サーフィン。

2014-10-20 08:26:09 | Weblog
以前、ここでも記した小渕大臣への期待感。
その期待感はいささかも変わってないのに、
また...お金の問題で沈められそうです。

とくに21世紀に入ってから、大臣らの不正などの
報道が増え、失脚に追いやられる事例が、マスコミの
カルチャーのように繰り返される。
時の野党は ここぞとばかり攻撃、
ここぞとばかり 攻め立てられる。

おそらく、辞任することになるのでしょう。
そして新しい誰かがポストに就き...
ホントにこれでいいのでしょうか?
皆さんはこれで満足で、その都度納得しますか?

自民も民主も、ほかの方々も、
そういう仕事?に胸を張れますか?
そういう“ 浄化”って、日本のためになってますか?
いっつもいっつも、やり切れない思いになります。

お金にとてもキレイで、
完全無欠の120%善人な人物の集合体が、
政治に求められる要素...なのでしょうか?
そんな集まりに、人の営み、生業、社会や経済、
人の何某が解って、政治として機能させられるので
しょうか。

少々の弱点や間違い、誤りがあっても、
大臣は大臣としてどうなのか、どうだったか...
ウチワを配ったとしても...
答弁を求められた時にニヤニヤし、
それらの要求を雑音と言い返してみたり、
きちんと喋れないような輩はすぐに居なくなればいい。
何でもかんでも一緒くたにして、
立場ある者を突っつく行為を重視する...

こんなことでホントに、政治が動いていくのでしょうか。

小渕大臣に限らず、
足の引っ張り合いが常態化させることから、
そろそろ抜け出してほしいものです。

敬老会。記事のタイトルを入力してください(必須)

2014-10-16 21:00:00 | Weblog
岡山市全域が対象の敬老会が今日、ドームで行われました。
ボクの地元の吉備学区など、その地域で個別に行われる
ところもありますが、そうでない地域の方々のための、
岡山市と連合町内会と婦人会、社会福祉協議会をあげての
盛大な会です。
今年も80歳以上の元気な先輩方が大勢、お集まりでした。

地元の敬老会を先に終えているボクは、この会に対して
何かに...何処かに肩入れや思い入れをすることなく、
ごく客観的に所感を抱きます。
毎年感じることだけど、沢山ご参加の皆さんは、
この会でホントに楽しんでいただけてるのかな...
例えばもし、ここに綾小路きみまろさん!なんかが
来て話して下さったら...むっちゃ喜んでもらえる
だろうな、とか。
この先輩方の生き様、紡いで来られた人生を、
もし一言で “ 幸せ” と捉えるとすれば、ボクら世代は
ある意味で一生、幸せにはありつけないんじゃない
だろうか...戦後復興、高度経済成長、経済大国...
同じシナリオは到来しないし、ある意味では到来
させてもならない。然れば、後に続く後輩たちは
積極的に、それ等とは違った新しい “ 幸せ” の定義や
価値観を生み出す、見出す努力をしなければならない
んじゃないか、とか。

ただ漫然と愛想良く振る舞って、当たり障りのない
会を重ねていく作業よりももっと、先輩方に喜んで
もらえる日本の今後、岡山の未来を提案してあげたい、
ワクワクしてもらいたい...

そんな漠然とした使命感的な脳内ウンチクを、
式の最後にスピーチなさった、ある老齢の奥様が
全てスッキリさせてくれたのでした。
御歳にして物腰低く、しとやかな語り口で耳と心に
スッと入ってくる内容、過去の素敵な思い出を大切に
話されて凛とし、我々世代に将来を託さんと柔らかな
エール、少しの茶目っ気をチラリとさせながらお話し
終えられました。

これからの世代が、どのような幸せを模索し、手に入れ、
人生を全うしようとするのか...そのシフトもたぶん大事。
でもたぶん、それ以上に、
どんな形で紡いできた自身の人生にせよ、成したあとに
振り返り、後輩たちに何かを伝えようとする時、
この方のように素晴らしい姿であること、のほうが、
とても大事なんだと感じたのです。


28歳なのに立派な人。

2014-10-15 17:53:10 | Weblog
 最近は毎日毎日、何かと騒がしくニュースが走りますね。
その時その時 思ってることをすぐに書いとかないと、
すぐにまた違うニュース、ニュース、ニュース…で追いつかない。。。

 高橋大輔さん、本当におつかれさまでした。
岡山…でも倉敷なのが少しジェラスだけど笑、郷土の誇り…という
言葉が当てはまり過ぎるばかりの活躍、偉業でした。
 今までも昨日も、ドキュメント的なシーンではあまりにも
お母さんがクローズアップされてて印象的だったけど笑、それもまたいい。
 地元での記者会見ではあまりにもRyobiが目立ってて、老婆心ながら
幾許かの心配もしてしまったけど苦笑、それもまたいいか。

 氷の上では戦慄が走るほどの輝きを放ち、
シューズを脱ぐと拍子が抜けるほど普通の若者に戻る、
そのカリスマと素朴を併せ持つ素敵な才能を、
おそらく本人は気付かぬままひたむきに氷に挑み続け…

やっと、ちょっと休もうかな…って思えたのかな。

 彼が会見で話した諸々のなかで特に印象に残ったフレーズ。

“この歳になるまで、ちゃんと自分を見つめ直して、
将来のこととか大人として考える…という感じのことを、
ボクは今までできてなかったんです。大人の皆さんは
誰もがやられてますよね笑…
そういうこと、ちゃんとしたいと思うんです”

 もちろん一語一句は合っていないけど、こんなニュアンスのこと。
そういうことを思えてる時点で、彼はちゃんとしてる。
 そして高橋さん、
あなたはそう言うが、あなたはあなたにしかできない、
あなたにしか見せられない、素敵な、素晴らしい感動や高鳴りを
僕らに贈り続けてくれてたじゃないですか。
そのことに是非胸を張って、
そのことを誇りに思って、
これからも是非、アナザー大輔を見せ続けてほしいです。

 個人的には、真央ちゃんと結ばれてくれたりしたら
たまらなく嬉しいですけど…余計なお世話です、よね。。。

天に唾を吐くことになるのか。

2014-10-07 17:07:38 | Weblog
移動の合間、業務の合間にたまたま観れた国会中継。

“~の災害で被害に遭われた方々へ心からお見舞い申し上げます”
“復旧に取り組まれている皆さまに心から敬意を表します”

…その類のセリフくらいは、どうか原稿を見ずに
自分の言葉として前向いて言ってくれないだろうか…と。
“心から”なんでしょうから。

“~について、私は~と思うのですが、大臣はどう思われますか?”
“はい、~委員のおっしゃるとおりだと思います”
“ありがとうございます。頑張ってください”

こんな遣り取りをするために、予算委員会が開かれているはずがない。
失笑に近い笑いを拾い、
“頑張れよ!!”的な拍手で質問を終えていく議員の姿。
どれほど優秀なのか、
どれだけ良い人なのか、
知り得ないけれどボクは得心がいかないし、笑えない。

選挙で選ばれ、政治という仕事をやらせていただくという
ことに、どれくらいの理解があるのだろうか。
何をしに、どんな野望や信念を携えて議会に臨むのか。
国政であれ、市政であれ、
その大切さは何ら変わらない。
この国の「政治偏差値」の改善のために、
あらゆる立場、視点からチャレンジが求められる気がします。。。