長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

マクロ、ミクロ。

2010-12-16 20:12:26 | Weblog
また久しぶりの顔出しの間に、今議会が昨日終了しました。

今回は、今回も公共交通政策について深く尋ねました。
前回も今回も繰り返していくうちに、担当局長の答弁が
少しづつ変化してきているように感じ、これは良い意味で。
なかなか腰重く、牛歩のように遅々としていた岡山市の
交通政策が、これからやっと少しづつ動き出しそうな予感を
与えてくれたように思います。
LRTが…路面電車が…路線バスが…という個別の案件に入る前に、
関係者各位が一堂に会して全体像、グランドデザインを真剣に
共同構築することが必要です。
そのための動きが昨今、出てきているので期待、注目です。。。


それはそうと…
“あんたは地元や地域のこと云々、じゃのぅて全体的な大きな
話題ばぁ興味もってやっとるけぇ、地元の人にもあんまり知られて
ねぇんじゃろ~”
とある日、母に手厳しい一言を受けました。
そのとおりだと、省みもし自覚も新たにしました。
母が言うのは経済学的にえばマクロとミクロとの差異でしょう。
少し前までは“政治経済”と、ひと括りにされることに疑問を
覚えていましたが、最近ではその意味を理解するようになりました。
頑固な人間でも、改心することはあるんですね(笑)

地域主権とは何なのか?
時間があると、このことばかり考えています。
きっと、地域主権にも多様性というか多岐にわたるもので、
ダイナミズムだけでは変えられない、動かせないエリアが存在する
でしょう。
繊細で、答えが一つではなくて、時と場合によって解や法が
変化するものだってあるでしょう。
まさにマクロミクロ双方の視点論点を備え、柔軟かつ潤滑に
運ぶ術も見出すべきでしょう。
…諸々想っていると、なんと大変な変革なんだろう、と途方に
暮れそうになることしばしば。

戦前と戦後の変化、明治維新の何十年、戦乱の世から江戸の太平への
移行…時代時代の変革期を、その当時の方々はどのように生き抜き、
組み立て積み上げてきたのでしょう・・・
そんな思いを致してまた、この時代に生まれ生きていることに
感謝し、奮い立つ何かを感じるのです。