（遅くなりましたが・・・）今市事件に無期懲役・・・

10年が過ぎたこの事件にも、ようやく判決が・・・・。
余りにも世間の注目を集めたこの事件・・・。（三大事件などと呼ばれた）



裁判員裁判で、２月29日の初公判からの延べ日数は40日。
検察側と弁護側が真っ向から対立する中で、
決め手となったのは、録音録画された映像だった。

それまでは犯行を否認していたが、
検事の追及に、次第に息遣いが荒くなって・・・・、
検事：「有希ちゃんを殺したの君だね」
犯人：「・・・・はい」
被告が自白に転じた瞬間だった。
さらに、胸を刺す動作も再現してみせた。

この日の映像が無ければ、難しい判決が迫られたという・・・・。
そしてこの録音録画が、冤罪を防いだり、強硬な取り調べの監視役だったりする筈ですが
もう一方、今回の様に自供に重きを置いた場には、重要な証拠となりうる。

※無期懲役の判決も、高裁に控訴しています。


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※今市事件（以下、下野新聞WEB版より転載させて戴きました）

　日光市（旧今市市）大沢小１年だった吉田有希ちゃん＝当時７歳＝が、
２００５年12月１日午後２時50分ごろ、
同市木和田島の通学路の三差路で下校途中の同級生３人と別れた後、
何者かに車で連れ去られ、約23時間後の２日午後２時すぎ、
約60キロ東の茨城県常陸大宮市三美のヒノキ林内の斜面で遺体で見つかった。
鋭利な刃物で胸を十数カ所刺されて殺害され、
現場に着衣やランドセルの所持品はなかった。