・朝顔に つるべ取られて もらい水
の句で有名な加賀千代女が、 1775年73歳で永眠致しました。
千代女は、加賀の国松任(現在の白山市)に生まれ、幼少時から俳句をたしなむ。
18歳で嫁ぐが、僅か2年後には死別する。
30歳で、画を学び、52歳には剃髪し、素園と号した。
72歳の時、与謝蕪村の『玉藻集』の序文を書く。
73歳で没す。
生涯で、1,700余の句を残したといわれている。
私みたいな全くの門外漢でも知っている句は、二つある。
・朝顔に つるべ取られて もらい水
・蜻蛉釣り 今日は何処まで 行ったやら
二作目は、隣近所で子供が遊んでいる風情を詠んだ句ではない。
千代女には一人の子どもがいた。しかし、その子が幼いままに亡くなった。
のどかな夕暮れ、赤とんぼが群れ飛んでいる中でも、
思い出すのは小さいまま亡くなったわが子の事・・・。
千代女の頬には涙があふれ、子どもの名前をつぶやき続けていたかもしれない。
の句で有名な加賀千代女が、 1775年73歳で永眠致しました。
千代女は、加賀の国松任(現在の白山市)に生まれ、幼少時から俳句をたしなむ。
18歳で嫁ぐが、僅か2年後には死別する。
30歳で、画を学び、52歳には剃髪し、素園と号した。
72歳の時、与謝蕪村の『玉藻集』の序文を書く。
73歳で没す。
生涯で、1,700余の句を残したといわれている。
私みたいな全くの門外漢でも知っている句は、二つある。
・朝顔に つるべ取られて もらい水
・蜻蛉釣り 今日は何処まで 行ったやら
二作目は、隣近所で子供が遊んでいる風情を詠んだ句ではない。
千代女には一人の子どもがいた。しかし、その子が幼いままに亡くなった。
のどかな夕暮れ、赤とんぼが群れ飛んでいる中でも、
思い出すのは小さいまま亡くなったわが子の事・・・。
千代女の頬には涙があふれ、子どもの名前をつぶやき続けていたかもしれない。
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