金嬉老事件・・・

先日、「金嬉老」が亡くなったとニュースで報じられていた。



　　　　　　　　　　　　　　

事件は、今から42年前の昭和43年2月、静岡県清水市（現・静岡市）のクラブで起こった
暴力団員2名を射殺し、13名を人質にして同県の「寸又峡」の旅館に篭城。
立てこもった部屋に、報道陣を招いて在日韓国人の受ける不利な扱いや不満を述べた。
連日のご高説だと、どうしても「油断」が生じる。
その内に、報道陣の中に警察官が紛れ込み逮捕されてしまう。

その後、無期懲役の判決を受けるが、韓国内では英雄視され、映画も作成される。
服役後 仮釈放されて韓国に渡り、最近になり「母親の墓参り」を理由に日本に一時帰国を申請していたが
韓国に渡る際に、二度と日本には戻らない事を条件に許可しており、拒否されていたらしい。


私が、清水市に就職する一ヶ月前の出来事であり、ビックリやら、恐ろしいところと認識したりで
かなりのインパクトがあった事件です。

余談ながら、「寸又峡」に今の妻と交際中に紅葉を観に行った日は、（昭和45年11月25日）
作家「三島由紀夫」が楯の会メンバー4名とともに自衛隊に乱入し、総監を人質にし、檄文を隊員に撒き
演説後、割腹自殺をした日である。
何とも、大事件と縁のある場所でもあります。