今夜、伊香保温泉で小・中学時代のクラス会があり顔を出して、浜辺や稲刈り後の田んぼを遊びまわった“互いの若き日”を懐かしんでくる。
伊香保温泉には旅館が五十余軒あるが、今宵の会場は岸権旅館。室町時代から受け継がれている三軒の一つ。
春の夜の ふけてあふるゝ 湯壷かな
大正14年(1925)春、岸権に投宿した俳人村上鬼城が詠んだ句。
十ヶ所ある岸権の湯は全てが『源泉かけ流し』だと聞く。酒席の前に、贅沢な温泉に身をゆだねるとしよう。
写真は新潟大学五十嵐キャンパスで撮影したツツジ。今宵、小生の顔はピンク色を通り越して、紅顔の、かつての美少年?に…