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自治会だよりに作業告知をしておいたところ、十数人が顔を見せた。例年より多い。保管場所から点検場所へ移し、まず①このまま使えるモノ②修理が必要③もう使えない~の3通りに分類。
修理が必要なモノは、カナヅチとクギ、ロープなどを使って修繕=写真=することに…。使えないトロ箱から“使える板切れ”を取るなどして、クギ打ちしたり、ロープがけして“使える木箱”に蘇らせてくれた。
木箱は、魚を入れていた【トロ箱(函)】。大きな方は町内を流れる用排水路に“渡す”ことができるので、鋤簾(じょれん)ですくい上げた泥を入れ、水切りを行う為に使っている。魚箱も近年は発泡スチロール箱が急増しており、自治会所有?のトロ箱は今や貴重品!
なので毎年4月、自治会活動のトップを切る形で「ドロ箱点検&修繕」は行われている。
【トロ箱(函)】は、なんでもトロール漁法で摂った魚を入れていた箱を【トロ函】といったのが始まり。それが魚を入れる木箱を「トロ函」というようになったとか。わが自治会では、トロならぬドロ(泥)を入れさせてもらってるわけだ。