こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

掛屋 剛志(かけやつよし)くんのCD(DVD)発売中です!

2006年11月10日 | 仏教
何度聞いてもウルウルと涙腺が開いてしまう音楽です。


「やすらぎの時代(とき)へ」。


是非買って聴いてみて下さい。お奨めします。

平尾昌明さんが応援団長。

心の清らかさと、

透明感、

そして生きる喜びと勇気、エネルギーを感じさせてくれる、

天使の歌声ですよ。

神様の響き、佛さまの声です。

天は、必要に応じてこんな天才児をこの世に送り込むようです。

生まれながらに視覚・知的等の複合障害を持つ剛志くん。

自作の曲は100曲を超えます。

先月、この町でも彼のコンサートがあったんですけど、

澄みきった声と、卓越したリズム感は、人間業ではありません。

身の回りのものを何でも楽器にして演奏します。

先日は、そのへんのダンボール箱を使って感動させてくれました。

ダンボールを指先で複雑に刻むと、リズムだけでなく、

叩く強弱で音程まで奏でるんです。・・・もう、驚愕のいたり。


そんな剛志くんの心の奥底からの音楽や歌を収録したCDです。

一度聴けば忘れられない感動につつまれること、間違いありません!

どうぞ、是非、お聞き下さい。
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かわいいでしょう?

2006年11月03日 | つれづれ
山寺の裏山には、小さな広場があります。
毎日、地域のお年寄りが集って、グランドゴルフを楽しくプレーする場所。

夕刻に、息子と一緒にボール遊びをしておりましたら、
息子が小さなスイカを発見!
「おとうさあん!スイカのなっとる!」
「はあ?」
半信半疑で息子の足下を凝視すれば、
そこには確かにツルが伸びかわいらしいスイカが生っているではありませんか。
なぜでしょうか?
自然に自生したのでしょうか?
夏休みのキャンプで飛ばしたスイカの種から、
ツルが伸びりっぱなプチスイカを育んだのかも知れません。
原因は分かりませんが、ともかくも、
この広場は、毎日何十人もの人が利用している広場ですから、
このスイカの存在に誰も気がつかない、わけがない。
おそらく、お年寄りのひとり一人が、毎日このスイカのツルと、
見事に実ったスイカをまなでながら、グランドゴルフをされているんだろう。
なんてほのぼのした話でしょう。

「おとうさん!持って帰って食べようよ!」
「う~ん、もしかしたらお婆ちゃんやお爺ちゃん達が
わざわざ育てているのかもしれんから、そーっとしとこうよ。」
「そうやね。」

そういって、カラスも鳴くので、家に帰りました。

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がたがた ガタガタ さわぐな!足もとば 見らんかい!!

2006年11月01日 | 教育
年の功と申しますか、やっぱり百戦錬磨生き抜いてきた人たちのお言葉には、
とても深いものがございます。目からうろこが何枚も・・・。

先日、とある地区御堂の仏像開眼法要がありまして、魔事なく修行。
楽しい祝膳へと時間は移り、いつの間にやら酔い気分。

私の周囲には、昔、我が師僧とともに悲喜苦楽をともに過ごした往年の強者ばかり。
私のことをほとんど親父同様に?見てくれている。
嬉しい限り。


私「しかし、最近は子どもの事件で、学校や教育委員会は大変みたいですね。」

強者「ガタガタ騒ぐな!子どもは親が全力で守れ!
   それが親っちゅうもんやろ?」


私「でもね、親の目の届かんところで・・・」

強者「せからしかあ!目の届かんとは親じゃなか!
  魂でわかれ。だろう?和尚!」


私「あ、はい。でも先生の能力や教育界の体質も関係して・・・」

強者「やかましかあ!そげん人のセイにばっかするけん、
   ろくな子どもに育たんとたい!責任転嫁大国日本、チャチャチャッ!」

私「なんか最近では、陰湿かいじめ問題の・・・」

強者「いじめられたら、大きな声で泣いて悲しめ!
   いじめられたら腹ばたてろ!
   いじめられたら大きか声で助けば求めろ!
   いじめられたら、必死に抵抗しろ!」


私「なるほど、そういう育て方は・・・」

強者「親なら当然じゃろがあ!
   子どもの命ば護るとが親じゃろう?違うかあ?」

私「その通りですねえ。しかし、いろんな事件の多すぎですね。」

強者「もっとね、あんたら若いもんは、足下ば見らんばあダメ!
   テレビやら新聞の情報に踊らされよろうがあ!」

私「ばってん!新聞かテレビしか真実ば見る方法のなかですたい。」

強者「アホたれい!青二才!
  40もとっくに過ぎとって、まあだそげん青かことば!」

私「・・・?」

強者「だいたいやねえ、マスコミっていう仕事はビジネスぞ。
   スポンサーの気に入らん情報はながさんし、
   大きか力ばもっとる人の都合に合わせるとぞ。
   おかかえ記者クラブなんかその象徴たい!」

私「へえええ。。。。」

強者「そいけんが、どげん新聞やテレビ見ても、大きか一面記事は
   どこもおなじやろうが。ね?おかしかって普通は思うやろ?
   マスコミが、本当のことば真実として報道しよったらさあ、
   たぶん日本では生きていかれんじゃろ。アメリカでも無理じゃろ。」

私「う~ん・・・」

強者「マスコミのする報道はさあ、特に立て続けの社会問題にはさ、
   その裏側になんか在るねえ、臭かねえ、って感じながら読まんばダメと。」

私「ほほ~・・・北朝鮮と同じじゃなかですか?」

強者「おんなじさあ!最近の、履修科目や自殺、いじめ、教職員、
教育委員会なんかのマスコミの報道はさあ、ひどすぎるじゃろうがあ?」

私「どげん裏のあるとですか?」

強者「こりゃあ、国策たい。犠牲しゃば出すだけ出して、
   政策のしやすかごと環境ば設定しよらすとたい。
   阿部総理大臣は、教育改革けんね。公約が。」


私「ほ~!!」

強者「あんまり美しか国になったら、俺のごと見憎くかもんは
   この国に住まれんごとなるばい!」

私「へえぇ~!美しすぎると罪ですねえ。」

強者「ばい菌もおらんなら、バランス崩して自滅するぞ!」


私「ごもっとも!」

強者「こげんマスコミのキャンペーンに踊らされる日本人は、
   平和さねえ。世間はマスコミが勝手につくりよるとぞ。」

私「今日は、私も非常に平和であります!大先輩!感謝!!かんぱ~い!」


・・・・これ以降の会話は、全く意識がへろへろで・・・。
ところどころ覚えてはいるものの、
これ以上書くと、
私の身の危険が・・・・体重計も危険!禁煙1週間目突入!!パッパカパ~♪

明日は、勉強会のあと親睦会。

禁煙中第一の難関門也!



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