こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

巨大な風見鶏、風力発電

2005年03月16日 | つれづれ
先月の晦日から供用がスタートした、
鹿町ウインドファームの風力発電所。

車を運転していても、散歩していても、
必ずと言っていいほど、視界に入ってくる。

でっかいしねえ、15基もたってるし、
当然といえば当然だが。

シュン、シュン、シュン、と
回り始めた当初は気が付かなかったけど、
あれって風向きにあわせて方向を修正するんですね。

いつも右回りに回転していた三枚羽ねが、
ある時、突然左回りに廻っている。
「あれれれえ?・・・右回りに飽きたのかなあ?」

よく見ると、ずっとこっち向いてたのが、今日は、
お尻を向けそっぽ向いて回転してる。
「あらまあ、今日はオーストラリアの方に向いてるぞ!」
(・・・ってちょっとおおげさか)

供用開始の頃は冬型の気候で、
もっぱら北風を受けて廻っていた風車。
ここ何日かは、寒くなったり暖かくなったりの
繰り返しで、三枚羽ねはあっち向いたり
こっち向いたり。

今日は午後から、北よりの風から南よりの風に
変化していった模様。
なぜかというと、
お昼過ぎ風車を見たら、
ほとんどの風車の羽が停止して、
少しづつ、少しずつ、ほんのちょっとずつ、
向きを変えていたから。

季節の変わり目では、
特に風向きも著しく変化するだろう。
その変化にあわせて、
15基の扇風機もこまめに
方角を変えていくわけだね。

身体はデッカイくせに、まめだねえ。

折々の風向きを、
ウインドファームの風見鶏が
教えてくれる。
環境にやさしいエネルギー供給に
とどまらず。

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