こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

危機管理の重要性。

2014年05月27日 | 仏教

 

26日開催の渡唐大師顕彰法要。
前夜の暴風雨で参拝者用テントが6張り破損し、拝殿の隅瓦にも直撃。
法要開始時間間近になっても風雨おさまる気配なく、
急遽、西の高野山最教寺様奥の院をメイン会場となして、大護摩供法要を執行。

九州教区教区長はじめ、関係役員様方の適切、かつ迅速な判断で、
りっぱなご法要が執行され事なきを得ました。


しかしながら、貸し切りバスで九州各地より続々とお参りにやってこられる参拝の方々が、
突然の予定変更にもかかわらず、何らクレームもなく整然とスムースに対応されていたのには、
正直驚きました。さすが大師信仰のなせる技です。

  
(メイン会場になった最教寺奥の院・大勢の方がお堂の中に座ることができず、外に立って静かに手を合わせ。)

日頃からの危機管理体制の重要性を、つくづく思い知らされた出来事でした。

コメント
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