こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

ゆ と り

2008年03月17日 | 仏教
千の風になっての訳者である新井満さんの言葉です。
「そこにいません、と言うのは、”一年中、お墓の中に閉じこめられて眠っているわけではありません” という意味。自由自在に吹きわたる風になって、遍満している。お墓も世界のうちの一つ。私はお墓はあった方がいいと思う。故人と会って、心の対話をしたいと思ったら、墓参りをした方がいいと思う。」
(新潟日報・平成十九年十月一日)

 新井満さんは、お墓の大切さを、
故人との心の対話、という表現で説かれています。
 春のお彼岸です。御先祖はもちろん、
恩師や知人に会うために、
ゆっくりとした気持ちでお墓参りができる、
そんな心のゆとりがほしいものです。

春のお彼岸法要

三月二十一日(金曜)

   午前十時半から

■卒塔婆供養
 ■ご詠歌の奉詠
 ■御法話

*布教師さま
 伊万里市 天福寺ご住職
 辛島高明 僧正

 万障お繰りあわせ、
     ご参詣下さいませ。

コメント
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