食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、バス賃騒動』

2013年10月28日 17時19分44秒 | 旅行

SF最後の夜は夕方からレイたちと一緒に夕食を食べに行くことになっているから、余

を持って帰りたかった。バス停で別れ私たちはバスを待つ間、88セントのことを思い

出し、探してみたが88セントにはほど遠い30セントくらいしかなかった。バス停の周辺

に店屋は全くないから絶望の中、不幸のバスがやって来た。乗るしかないから乗って

直ぐ、隣のお爺さんに恐る恐る両替をお願いすると『銀行に行け』と話にならない。こん

な断わられ方をすると次にお願いする気力も萎えてしまい、暫く声をかける勇気が湧か

なかったが、意を決して頼んでみた。すると自分はないと言いつつ他の乗客に聞いて

くれた。一人の人が交換してあげると手を挙げてくれたので無事に下車用運賃88セン

トを調達できた。

もし、ここで88セント用意できなかったら、運賃箱に1$札を放り込んで『needles change』

つり銭は要らないと運ちゃんに告げて強行突破する心算でいた。平和的に下車できハ

ラハラ・ドキドキのバスの旅を終えることができた。

夕食を共にするレイとキャシーが迎えに来てくれ、郊外にあるレストランに向かうが、どの

方向に行っているのか最後まで全く分からず。食事はアメリカ式だから大量の料理、前

菜、ステーキなど半分くらいしか食べられないからテーブルの上には料理が並びっ放し

になり片付かない。最後に大きなとても甘いケーキが止めに出てきた。

レイとキャシーは老人なのに全てを平らげて平気な顔をしており、私たち若者は大量に

食べ残し、それにしてもよく食べる人種だと感心ばかりしていた。

初対面から僅かな日数しか経っていないのに、昔からの知り合いのような間柄になり、異

国の地で歓待してもらった。普通のツアー旅行に絡めてアマチュア無線で知り合った人

とのアイボール、知己との再会と思い出沢山の旅行になった。

この頃のお土産の定番は洋酒、日本で数万円もするブランデーが数千円で買えるから、

お世話になった人には特別にと買った。


『そばの収穫』

2013年10月28日 17時14分56秒 | 日記

昨日、話をしていた時、蕎麦の話になった。収穫は蕎麦の実が全て熟した状態になる

のを待つのではなく、白い花が少し残るくらいを蕎麦粉にすると香りが際立ち美味しさ

が増すという。熟れ過ぎると収穫の際、実がパラパラと落ちてしまい大減収になるから、

時期はちゃんと見極めなければならない。私も気にしていたから様子を見ながら時期

を計っていたが、どうも今らしい。

思い立ったが吉日と、昼前から収穫を開始。種まき直後からの鳩被害で初回蒔きは半

分以上を食べられてしまい2度蒔きしているから、背丈が2段になっている。最初のもの

は実も大きくなっているが2回目のものはやはり小さい。全体的に実の付きはよろしくな

い。以前、作った時は実はもっと大きく育ち数もびっしりとついていたのに、今回は貧弱

な結果に終わった。

軽トラ荷台に半分くらいの収穫、これから乾燥させて実だけにすると1升くらいは取れる

と思うが、種蒔きした実の量は、1升以上はあったような気がする。という事は蕎麦の実、

種を買ってきて畑で減らしただけのことになるのか・・・

いや、そうではない。蕎麦をまいた後、草押さえになり草は少ししか生えなかったから、

そうした初期の目的は果たしている。

乾燥までは良い天気になってもらい、その後の雨降りには蕎麦の実取り、つまり脱穀を

手作業でするとしよう。

 

 


リンク