食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、謝らなかったガイド』

2013年11月28日 17時19分39秒 | 旅行

2度目のアンコールワットに行った時ソウル経由で出かけ、帰国時は早朝ソウルに到着

した。ここから岡山便は夕方発だから時間はたっぷりあり、自分で何とかしなさいというツ

アーだったら不人気で募集しても参加者は少ないだろう。そこはツアー会社、半日韓国

ツアーを設定して所謂、暇つぶしをさせる魂胆だ。確か午前5時30分着で早朝のことだ

から手続きはテキパキと進み、洗面歯磨きを済ませて1時間もしない内にガイドと待ち合

わせる出口に着いた。

こんな朝早くからガイドと落ち合って、何処に行こうというのか。実は、出発前に早朝のソ

ウル着で観光なんて出来るのか心配だったから、旅行会社に問い合わせていたが、私

が不在中に予定通りと妻に電話があった。それにしても腑に落ちない思いでガイドを探

すが、それらしき人は見つからない。早朝だから混雑もなく私たちがガイドを探せないは

ずはないのに、お互いが探し出せない。妻と別れて端のゲートの方にいってみるが、到

着便はないからがらんとしている。1時間ほどしてから、案内所に行き『旅行会社のガイド

と会えないので呼び出しして欲しい』と頼んだら『相手の名前が分からないと呼べない規

則になっている』と言う。旅行会社の名前しか分からないと粘ってもルールだからと受け

付けてくれない。

私たちは韓国へは何度も来ておりソウル市内の観光など、どうでもよかったが、ツアー代

金の中に含まれているから仕方なしに行く観光だ。

どうでもいい・・・・それから更に1時間ほどしてから妻が旅行会社の紙を持ったガイドを発

見しやっと出会えた。

開口一番『どこで待っていたんですか』『最初は出口ゲートで・・』

それから暫く説明していたが、ガイドは、自分はちゃんと待っていたのに私たちが動いたり

したから会えなかったので、自分は悪くない。こんな風な思いが見え見えの口ぶりで自己

護していた。ここは日本ではなく韓国だから日本式は通用しないが日本なら、こんな場

合にお客様が悪く自分は悪くないなどと主張するサービス提供者はあり得ない。出会って

から、別れるまでガイドの口から謝罪の言葉は一言も聞くことはなかった。

ガイドさんに非があるのか旅行会社に非があるのか知らないし、知りたくもなかったから放

置したままだが、私は旅行会社の日程の方が異常だと思っている。ある日本人ガイドと話

ている時、『韓国のガイドは何があっても謝らない』と聞いたことがある。その時は『フーン』

いう感じ聞き流していた。というのが過去に何度も韓国のガイドさんにお世話なり、色々な

に連れて行って貰いとても親切にして頂いていた。

今までに出掛けた国々のガイドさんは全てがそうだったから、韓国だけ特別だとは受け取ら

れなかったし、今でもそうだ。恐らく、このガイドは何処の国にもいる粗悪なガイドの一人だ

たに過ぎない事だと思っている。


『臨時休業』

2013年11月28日 17時18分34秒 | 日記

寒さが増してくると天気予報で言っていた通り、今朝から小さな霰(あられ)のようなもの

や雪がチラついてきた。山小屋に出かけて最初の行事はストーブの火入れ、寒いから

ビビりながらのことになる。秋の行事、薪作りは時期的には早目にしたから乾き具合は

いいが、寒さが早目にきた関係で薪を使うのも早くなり、消耗具合も早い。

今の調子だと恐らく不足になる模様なので、追加の焚き木を調達しなければならないの

ではないかと思う。寒さを凌ぐのに山小屋にも炬燵を考えてみたが、木工作業で木くず

や誇りまみれになり、炬燵布団は散々なことになりそうで、実現していない。炭を入れる

昔ながらの炬燵窯、ヤグラは調達済みなれど・・・・。

明日、29日から12月初旬までブログは臨時休業の予定。


『回想旅行記、キムチ作りと宮廷料理』

2013年11月27日 17時26分22秒 | 旅行

韓国文化に触れてみようと二つのツアーを予約した。

キムチ作りは庶民の文化、本場のキムチはどのようにして作られるのか体験できるもの

だ。このコースも自分たちで予約したものだから地下鉄に乗り地図を片手に料理教室

を探し当てた。

私は左程キムチを食べる方ではないし、作り方に興味を持っていたのではなかったが、

韓国でも自宅で作る人が減り中国産キムチを食べる人が多くなったと聞いて、ならば習

ってみようと変な論理で参加した。親切なガイドさんに当たると『最近のキムチは中国産

が多いので、安いからと中国産を掴まされないように注意して』と教えてくれる有様。

頭の中にある具材と違っていたのは、生カキ、生イカ、塩辛エビ(網エビの塩辛)は欠かせ

ないこと、味付けは専用のキムチの素が市販品であり、それを使う。そして本場、韓国の

唐辛子は2種類のものをブレンドして辛さを出す。日本では見たことのない大きな辛子(辛

くない)と普通の唐辛子粉を使う。少し塩漬けした白菜に具材をすり込んでいくのはお馴染

みの工程で、普通にやればよかった。全部詰め終えると、もうこれで完成だから食べられる。

試食してみると、味付けの素と網エビの塩辛により日本で買うものよりコクが出ているように

思う。ここでふと心配になったのが生ガキの存在だ。生ガキは新鮮なものでも食中毒を起こ

すことがあり、そのような食材を漬物にしてしかも長い時間をかけてから食する、本当に大

丈夫か心配する。実際には、ここで食べた時も、帰国後に食べた時にも異常はなかったか

ら大丈夫みたいだが、安心して生ガキを入れる心境にはならなかった。

作ったキムチはビニール袋に詰めて持ち帰るが、帰国した頃が一番おいしいだろうと先生

の話だった。秘訣を聞いて意外と簡単だったから、南大門市場に寄りキムチの素と大きい

唐辛子、網エビの塩辛を購入し、やる気満々だったが冷蔵庫の肥やしで終わってしまった。

 

場所を変えて私たちは韓国のマナーを習い、高貴な方が着る衣装を身に着け宮廷料理を

頂くコース。宮廷には行けないので、韓国の古民家のような場所で体験することが出来た。

着慣れない服をつけて目上の人への挨拶の仕方、夫婦間の挨拶とか習ったが一夜漬けに

もならない教育だったから、直ぐに忘れてしまった。

韓国料理は少量の料理が多種出される。韓国料理の講習会で習った九節板(クジョルパン)と

いう料理は八角形の区切られた器に色々な料理が盛られる。日本料理の中で似ているの

は幕の内弁当、仕切りが沢山ありそこに料理が盛られ一つの器として扱われている。

宮廷料理は一つの料理の量は少ないが、種類が多くお膳の上は料理のお皿で一杯になっ

てしまい、どれから食べていいのやら迷ってしまう。漬物でも何種類もあり色々な味を楽しむ

ことができる。宮廷料理だから味は割とあっさりしたものだった。これと似た料理は明洞ある

『アミソ』という店で食べることが出来る。

 


『借用書と猪瀬知事』

2013年11月27日 17時24分33秒 | 日記

猪瀬直樹は作家として幾つかの社会問題を提起し根本にある不正に立ち向かおうとし

てきた。大分前のことになるが『日本国の研究』を購読した。高速道路にまつわる利権

保護、天下り等々官僚たちのやりたい放題の実態、政治家と金にまつわることなど、闇

の世界について書かれていた。内容を詳細には覚えていないが自治体のコンピュータ

導入に政治家が関与し何らかの利益供与を得ていたことなどについても記載されてい

た。政治の世界でどのように金が動くのか、都合が悪ければどのような手法で正当性を持

たせようとするのか、このようなことを調べないで本に書くことなど不可能だ。どこかの政治

家がコレコレで金を貰ったらしいが詳細は分からない・・・・これだけのネタで本を書いても

誰も買わないだろう。

そして、このような場面で借用書や領収書などを発行しないで現金でやり取りをし、金融機

関に残る痕跡を出来るだけ作らないのは、作家でなくても、世間の一般常識に疎い人でも

誰でも知っている。

記者会見で話すことが二転三転する。証拠となるものを提出し証明せよと問われると、有無

を曖昧にする、仕方なしに証拠となるものを出したら逆に疑いを深くされてしまう。これと全く

同じ経路を辿り失脚した細川元首相のことを御存知ではないようだ。

佐川急便から金を借りた、返したとすったもんだの挙句、証拠となる領収書だったか借用書

だったか、今回猪瀬知事が提出したものと同程度のものだった。つまり庶民目線で見ても只

のメモ書きにしか見えない代物だ。本人はいたって真面目に『原本』だと言うから、余計に失

笑を買う。

作家だから、過去の疑獄事件や汚金にまみれた事件のことは知らないらしい。

また、作家だから借用書に印鑑を押すことも、2通作り双方が持ち合うことも知らないらしい。

まず、第一に作家だから赤の他人が5,000万円もの金を無利子・無担保で貸してくれるのが尋

常ではないとは思わないのである。また徳田虎雄氏の率いる徳洲会が都内に医療施設を持っ

ている事すら知らないと説明している。

一般常識のこんなことを知らないで責任ある都の行政ができるのだろうか。

仕事は職員がすること、どうせ知事は中身も見ないで印を押しているだけのことか・・・。


『回想旅行記、ナンタ』

2013年11月26日 17時39分12秒 | 旅行

ハングルは全く判らない。それなのに調理器具を使ったコメディーが面白いと聞いたの

で鑑賞することにした。日本でもよく知られているくらいだから、韓国では当然のこと大人

気。観光案内によると、こうした演劇グループは幾つかあるらしく、何処の会場も盛況だと

あった。

人気のある公演だから事前に予約しておかないと、いきなり行って当日券が手に入るかど

うか分からないのでコネストを頼り日本で注文しておいた。こうしたものもツアー会社に頼む

と食事をつけたりしたOPツアーにして倍くらいの値段になってしまうので、出来れば自分で

予約するのがいい。バウチャーを持って劇場に出向くと案の定、観客は大入りの様子で切

符を求めて並んでいた。劇場は日本で言えば小劇場と中の間くらいが満席になり、ハング

ル会話の中に日本語の会話が聞き取れる。そして特筆すべきは観客の大半が若者と言う

全く予想外に展開に驚いた。包丁で野菜を刻むリズムや調理器具で音を出し、役者の動作

に合わせ物語を形成していく。動きや役者の表情で役回りは理解できるから、言葉は分から

なくても面白さは伝わり笑いも出てくる。笑いや音楽は言葉が分からなくても伝えること、感じ

ることができるものだとつくづく感心させられる。

包丁さばきに一つとっても見ている方がハラハラするようなことを事もなげにしてしまうから、

簡単そうに見えるが本当は難易度の高いパフォーマンスだ。タイミングが狂えば自分の手や

相方の手などを切ってしまうことさえ起こり得る。ストーリーが進むに従って舞台の上は野菜く

ずで汚れていき、話も盛り上がっていく内に終わりを迎える。

観客は大拍手で満足の意を表す。言葉の分からない私たちも。

劇場は明洞の真ん中にある。


『迷惑メール』

2013年11月26日 17時36分10秒 | 日記

迷惑メールで悩まされる方は多いだろう。PCでも始末に大変なのに携帯にどっさりと送

られてはと同情申し上げる。一体何時からこんなバカな事態が放置され続けているのだ

ろうかと思う反面、こういう事に国が関与し出したら中国のようにガンジガラメになってし

まいかねない。

一方の側に居ると窮屈でも他方が良く見えてしまうこともあり、丁度いいところは存在しな

いのが世の常だ。以前、PCのメアドが何かの方法で割り出され存在が確認されたら、来

るわ来るわワンサカ・ワンサカとお誘いのメールが。こんなものに関わるつもりはないが始

末をしなければならないから、関わらざるを得ない。誰に文句をいう事もできず、

megaeggに500円払ってメアドの変更をした。以来、そんな馬鹿げたメールは来なくなり安

心していたら、最近は流行りの渦に巻き込まれたらしく、関わってはいけないと有名なメー

ルがやってき出した。どちらの書体も日本のPCで一般的に使うものではないし、文面は明

らかに日本語に精通していない人と分かるものだ。例えば私が書いた英語の文章のように

意味が通じにくいもの。

この頃、頻繁に送られて来るその一つに『三菱東京UFJ銀行』を語り

  こんにちは!
 
これは三菱東京UFJ銀行によって行っているユーザ番号の調査です。
あなたのユーザ番号は使用停止になっているかどうかをチェックしています。
あなたのユーザ番号は合法的であることが保障できるために、下記のリンクをクリックしてください。
https://entry11.bk.mufg
.......

あなたのユーザ番号の承認が完成された後、三菱東京UFJ銀行よりあなたのユーザ番号をチェックしていただきます。

このようなメールが送付され、記載のURL(途中で切っている)に誘導して口座番号、暗証番

号などを入力させようとするものらしい。自分の知らない人や心当たりのないメールには興味

や関心を持たず開かないで削除してしまうことが一番のセキュリティーだ。

この種の相談でよくあるのが、AVサイトに誘導されクリックしたら『契約成立』契約金の支払い

義務があるとPCにウィルスを送りつけられ画面が消えないものがある。その回答として慌て

ず、ウィルス退治の処置があるのでそれで始末する。相手が自分のPCを特定することは出来

ないので、脅しがあっても安心して始末すればいい。ヤフーの知恵袋などに対処方法が記載

されている。


『回想旅行記、魚市場食堂』

2013年11月25日 17時17分32秒 | 旅行

ノ・リャンジャンは地下鉄で漢河を越えた所にある。電車を降りると駅から市場に直行の

陸橋がある。ここの魚市場はソウルの胃袋でもあろう。大きな魚市場には日本で見慣れ

た魚や貝が生きたまま売られている。私たち島根県と日本海を挟んで同じ海の幸を捕

獲しているのだから、市場で見かける海産物は全くと言っていいほど変わり映えしなか

った。市場全体は清潔で魚が腐ったような臭いは全くない。

この市場で日本人は特にアワビとヒラメのニーズが高いらしく、日本人と分かると流暢な

日本語で、アワビが安いとかヒラメが食べごろだとか激しい勧誘に合い、立ち止まってゆ

っくりと眺める暇はない。店で魚を買うと提携している食堂で調理してくれる寸法になっ

ている。手術をして半年くらいの時だったから、食は細く見た目では沢山食べてみたくて

も、実際はほんのチョットあれば間に合う程度だった。

しかし、市場だから細切れのものはなく1匹単位での買い物になる。

ヒラメが安いと言うから一番小さいものを頼んだが、30cmを優に越える大きさだった。それ

に刺身用の小さなアワビを添えた。食堂に連れて行かれ、刺身とアラ鍋にしてもらう。

私が食べても刺身は数切れ、鍋にしても然り、妻が大量の刺身と鍋に戦いを挑んだ。結果

は歴然としている。敗北だった。もっと小さい魚の寄せ鍋がよかったなーと反省の弁。

普段なら海外の魚市場に来ていて何か買い物をする事などないが、キムチ作りで教わった

網エビの塩辛を購入する目的があったから、鮮魚とは少し離れた店を探した。塩辛類は種

類も多く網エビ以外にも買っておこうかと思ったが、こうした加工品は特別な味わいがある

のではないだろうからと諦めた。


『演劇鑑賞、安寿と厨子王』

2013年11月25日 17時15分01秒 | 日記

若い方には馴染のない物語かもしれないが森鴎外著の山椒大夫を演劇にしたもので

多分、私たちが小学校の頃に何かで習ったのであろうかよく覚えている。これと同じよ

うな頃だと思うが悲しい物語としては杜子春を覚えている。昔はこうした物語を授業の

片隅か先生の語りで聞いたのだろうが、その過程をはっきりと覚えていないけど、三つ

子の魂百までのように忘れはしていない。

八雲町にある、しいのみシアターでは昨年に続いて安寿と厨子王の公演が行われ、昨

日はその最終公演だった。劇場は立見を入れて140~150人くらいの小さな劇場。主宰

者の園山土筆さんが言われるように『観客は演じる人の息遣い、役者は観客の息遣い

聞こえるほどの距離感は贅沢な劇場』まさにその通りだ。

いつもは最前列に近い席を選ぶが今回は早く行ったつもりなのに最後尾の席だったが、

それでも役者の息遣いまで感じられる迫力のある演劇を鑑賞できた。

今回も女性客が7~8割と多かった。

劇の山場は生き別れになった母と再会するラストシーンにあり、悲しみ苦しみを乗り越え

労の末のことだから、観客の多くから小さな嗚咽や暗い照明の中で涙を拭う姿が見ら

れた。筋は昔から良く知っているし昨年にも鑑賞していたから幸いなことに免疫があり、

そうした人たちの仲間入りだけは避けられた。

昨年の公演では、NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』でほら吹きの老婆役をした、有名な女優さ

が厨子王の母役をしていた。キャストの事情を知る由はないが所謂、大物女優が演じ

た母役と今回の役者さんで、知名度に天地の差はあるものの演技力に天地の差があるよ

うには見えなかった。

だとすると、見る側がパンフのキャッチコピーを過剰に取り入れてしまい、その女優に勝手

期待をしてしまったのではないかと思った。逆に言えば、素人目からみればそれだけ今

回の母役の演技が素晴らしかったとも言える。

役者さんの見送りを受けながら階段を下る途中に、赤も鮮やかな紅葉が際立ち、今は秋で

あることを忘れないでと、語りかけているようだった。


『回想旅行記、南大門市場』

2013年11月24日 17時17分04秒 | 旅行

何から何まで揃う庶民市場。屋台で買ったトッポギやオデンを片手にブラリショッピング

も楽しい。広大な市場は小さな店が犇めき合っていて、大雑把なカテゴリー分けはされ

ているが、店の入れ替わりが激しいのか、他の理由があるのかかなり崩れている。

欲しいものは探せば必ず見つかるのではないかというほど、品揃えはしてありそうだ。た

だ、この市場の中を歩くと店員の客引きがかなり強引だから無視することのできる強い

意志を必要とする。値段は日本より安いが土産物のような現地の人が買わないものは観

光客価格をつけられているに違いない。私は食品を見て歩くのが好きだから、そうした店

が集まっている所を探して歩く。いつも人が多く、かき分けて歩く活気の溢れる市場だ。

ツアーで行くと短時間で回るだけのことしかできないので、本当の面白さは味わえないか

ら、自由行動の時に行ってみる価値はある。韓国は眼鏡店が多く南大門の中にも店があ

り、簡単な視力検査をして注文すると加工後ホテルに届けてくれる。安いもので5~6,000

円くらいからあった。私もここで作ったものを長年、使用していたがレンズがプラスチック

製だったから傷ついて使えなくなってしまった事がある。

変り種は日本でおなじみの韓国産マツタケ、段ボール箱にいれたものが売られている。

店頭には山積みのマツタケ。日本では高値がついているが、ここでは日本より相当安い。

だから日本人観光客を見つけると、一段と力を入れて買わせようとする。『社長さん・・・』

コールの連発。

こうしたものは植物検疫で通関は難しいのではないかと思っていたら、米子空港で検疫

を受け通った人を見たから、多分大丈夫ではないかと思うわれる。

南大門は観光名所であり市場の入口としての役目があった。残念なことだが放火によっ

て焼失してしまい、最後に訪れた時は未だ工事用の防護壁で覆われ再建の最中だった。

東日本大震災の後に訪れた時は大きな看板に『日本の復興を祈る』と書かれていたが、

最近は反日で且つ中国客が多くなったから『歓迎、日本』から『歓迎、中国』に変わって

いるのではないかと思う。南大門に対し東大門市場も活気ある観光客にも人気の市場だ。

こちらはファッションに関わるものが多く、小物のアクセサリーなどを売る店は余りにも多い

品数に圧倒されてしまう。中には業者向けのような店舗もあり、そうした所は店というより倉

庫に迷い込んだような感覚になる。私は食いしん坊がベースになっているから、南大門市

場の方が好きだ。


『風呂暖房』

2013年11月24日 17時15分32秒 | 日記

一昨日からすることが詰まり何やかにやと忙しくしてきた。一連のことをやっと終えて普

段のペースに戻ってブログにも手が回るようになった。昔から冬場の風呂場は湯気が上

がっているのに入る時にはブルルッと寒いし、上がる時にも脱衣場は寒いのが相場だっ

た。温泉や銭湯などの施設では全館空調がかかっているから、そのようなことはなく快適

である。これからは風呂の出入時の温度変化で血圧が大きく振られ、場合によっては致

死を招くことも起こり得る。そんな心配もあるが兎に角、風呂場が寒いのでは苦痛に他な

らないと、オーバーに考えるようになった。そこで風呂暖房を思いつき得意のネットショッ

プで物色したところ、TOTO製の200Vタイプのものが気に入り、自分でどれくらいの工事

ができるか調べてみた。

機器の取付は既存の換気口枠に追加加工すれば何とかできそうだが、詳細はやってみ

ないと分からない。電源は200V、分電盤の中で200Vのブレーカーが空いているので、そ

れを使用すればいいが問題は分電盤から暖房機器(浴室外側で接続する)への電源工事。

資格を持つ友人に相談したところ、これらのノウハウの伝授と工事は彼がやってくれること

になり、先日から機器取付の作業をしていた。昨日、それを終えて今朝から電源工事を開

始。分電盤の裏から壁に穴を空け、線を通し空のブーレーカーに接続し電源を確保する。

分電盤の裏と風呂場は3mの線があれば届く距離なのでプロテクターなどの工事も簡単に

終えることが出来た。ざっと説明すると簡単に終わるが、機器取付枠の加工は面倒だった

し雨水混入防止のシリコン剤コーキングも必要で、途切れ途切れの仕事で3日かかり完成

となった。

さて費用は定価が約15万円ちょっとだが半額で買える。取付用の材料費が約3,000円、電

源工事は友人だから持ちつ持たれつ攻撃によりコーヒー1杯で済んだ。自分で工事をした

りするのが好きだから、一寸の助けがあればプロの仕上がりには敵わないが、随分と安価

で仕上げることになる。 試運転は上々で、寒さが増した後の実用でどのような効果がある

のか知ることになる。風呂に入るのに寒いから暖房するなんて変な話だが、時代は変わっ

て今では当たり前になっている。


『痩せの冬』

2013年11月22日 23時11分44秒 | 日記

炭焼きグループの提出書類の締め切りがせまり急きょ招集され、書類作りに追われ、ブ

ログ・アップもままならず。明日は久々の子供たちとの食事会を予定しているので、一寸

一杯だとまたアップが怪しくなりそう。

それにしても過日のゴロゴロ騒ぎから、すっかりと冬になってしまい、夕方からあれば良か

った炬燵は、完全に日中も必要となった。手術以前から痩せごんぼだったのに、胃と食道

の手術では念願の太ることなど到底望めそうにない。

世の女性からは羨ましがられるかもしれないが、痩せは辛い。第一、硬い椅子に座ると尻

が痛い。公園や美術館などにある洒落た椅子などには硬いものが多く、そんな所はちっと

もロマンチックではなく虐待の場所になる。

冬がやってくると皮の下はほぼ骨みたいなものだから、身体の芯から冷える。

無理と承知で希望していたのは、止めようとは思いもしなかった煙草を身体が勝手に止め

てしまったから、太る方向に向かうこと。しかし病気が病気だけに叶わぬ夢。辛い寒さと喧嘩

をしないようポチポチとやるしかなさそうだ。


『回想旅行記、第3トンネル』

2013年11月21日 17時18分54秒 | 旅行

第3と言う事は1も2もあることになるが、実際には確認がとれないから幾つあるのか分か

らないのが本当。第3は観光客も体験できるように整備されており、敵の戦闘侵略行為

にも近い結果から生まれた異色の観光スポット。でも、それは表面上だけのことで実態

を知ると観光スポットではなく、北朝鮮の恐怖と韓国征服の鬼気を感じざるを得ない。

私たちはTVのニュースで北朝鮮のことを知るが、それは言葉や一部の映像だけのこと、

その恐ろしさ執念深さはここのトンネルを見れば、百聞は一見にしかず。

トンネル入口からトロッコ列車が出ており、約70m下にあるトンネルまで連れて行ってく

れ、そこから徒歩でトンネル内を見学する。入口はDMZから500mくらいの所にある。つ

まり国境を越えて韓国側に侵入してきている。どこまで掘り続ける計画だったのか知る

由はないが、このトンネルは1時間に約7000人の兵士を韓国側に送り込むことができ、

ソウルまで1時間ほどだから、他のトンネルが完成すれば大型武器や兵站、車なども運

ぶことも可能になり、本格的にソウル制圧の絵図面でも描いていたろう。

トロッコで下に降りると、高さ2m弱のトンネルが続いている。音が漏れないように全て手

作業、壁には石ノミで削られた跡がそのまま残されており、何かで黒く塗られている。こ

れはばれた時に炭鉱だと言い逃れをする口実に使う為ではなかったのかと推測されて

いる。トンネルは韓国側の最終、北との国境で閉じられており、そこから折り返して出口

に戻る。歩いたトンネルの行程は全て岩石の部分だから、工事は大変困難だったと思

われる。少しの区間は硬くて人手では無理だったらしく、少量の発破が行われたらしい。

その際、発破音が聞こえなくするために地上では大音量の音楽を流して作業を進めた

と推察される。

あの手、この手で掘り続けたが、韓国にとっては運のいいことがあり発見に至った。それ

は何かの調査中に穴があり、そこに石を落したら深い位置までいったことが手掛かりに

なった。その後、脱北者の証言や地質調査で10本ほどのトンネルを確認できたが、正確

には幾つのトンネルがあるのかは分からない。

こうした危ないエリアの見学が終わり、帰りにあるDMZショップに行くと今まで、サングラス

をして怖そうな付き添いだった兵士と一緒に写真を撮ることができた。サングラスを外すと、

あどけない顔をした若い兵士で急に親しみを覚える。

ここは休戦協定で休戦している緊張のエリア、過去に何度も銃撃戦や殺し合いになった

歴史がある。トンネルを掘る執念、休戦から停戦に向かうような気すらしなくなった。


『やまとミュージアム』

2013年11月21日 17時16分45秒 | 回顧録

昨日、所属する炭焼きクラブの年に1度のレクリエーションがあり、呉市のやまとミュージ

アムに出かけた。集合が7時50分ということだから、私にとってはいつもよりずっと早起き

の6時半に布団から抜け出す。折角のレクなのに生憎の雨模様だが目的地の天気予報

は曇り後晴れとなっているから

、現地での行動に不自由することはなさそうだった。小雨の降りしきる中、総勢26名人で

バスに乗り込み、夏前だったか開通した松江自動車道路を走って三次東経由で呉市を

目指す。この道路、途中までは走ったことはある三次までの全線を通しては初めてのこと。

少々前のこと、妻とこの道の開通で広島空港に車で行くのに随分と楽になりそうだから、

どんなものか走ってみるかと話していた。そして今回は三次までの検証が出来るので、そ

の状況確認も兼ねていた。以前のように大回りしないで自動車道で三次に約1時間で行

けるから、これだと岡山空港に行くのとあまり変わりなくなり、私たちにとっては大幅な改善

になる。海外旅行に行くことが簡単になったが、今度は出発地の選択が広がり更に便利

になり益々、楽しみになって来た。頓原から長いトンネルに入りトンネル内で県境を渡り、

広島県側に出ると真っ白な雪景色に一同、ビックリ仰天。島根県側でその兆候があり広

島もその延長なら話は分かるが、その逆だから驚きは倍増する。

空は山陰の冬に見られるどんよりとした厚い雲、水分を含んだ重い雪がボタボタと降って

いる。暫くの間、雪景色を見ながら中国山脈を下ると、やっと山陽側の天気に戻り日差し

も差してきた。

呉には昼食を摂るタイミングで走行することになっていたらしいが、雪はあったものの余り

にも順調で、安佐PAで臨時の休憩をとり時間調整をする。食後向かったやまとミュージア

ムは日本人なら誰でも知っている、第2次世界大戦に造られた世界最大級の戦艦。機能

や規模は他国の軍艦を大きく凌ぐものを持ちながら、これを活用する戦術を展開できず、

最後は哀れな結末を迎えることになった。

戦艦大和のうんちくは別として、当時の資料や残されたものを組み合わせ戦艦の能力を

説明している。どこの国でもそうだが、軍事に関する技術開発は後々の民需品に応用さ

れることが多く、ある意味ではそうしたものの先駆けになっている。やまとの技術は現代に

引き継がれ実用に寄与しているものもたくさんあるが、同様のものを製作しようとするとコス

トがかかり過ぎて叶わない物もあるそうだ。過去のこと、現在との比較で物を考えないと、戦

艦大和は素晴らしかった。日本の技術で新しい戦艦大和を作ろう・・・・と宣伝することも可

能、一方ではこんな悲惨な経験はすべきではないとの反面教師の役割を持っているのか

しれない。

 

 

 


『回想旅行記、DMZ、板門店Ⅱ』

2013年11月20日 17時01分20秒 | 旅行

板門店は重要な役目を担った場所であるが、建物や周辺の設備などを見学しても、特

別な感慨を持てる場所ではない。ここの意味と意義を噛みしめ、平和の有り難さを再認

識する場所だと思う。

近くにある展望台からは北のDMZエリアを望むことができる。北の緩衝地帯2Kmの幅に

は夥しい数の地雷で埋め尽くされていると説明されたが、韓国のエリアがどういう状態な

のか説明はなかった。

イムジン河、水清く・・・の歌詞にある『水鳥自由に 群がり飛び交うよ』統一展望台でイム

ジン河を見た時、鳥は自由に飛んで北と南を往来していた。ここでも同じように鳥には国

朝鮮側を丸裸にできない。北の兵士は薪にも困窮しているから本当は伐採して暖に、料

理に使いたいだろうが・・・ここへの行きだったか帰りだったか定かではないが、北と接続

されている韓国最後の駅、トラサン駅を見学した。確かに線路はあるがどう見ても列車が

走りそうもない雰囲気の駅だ。立派な建屋はあるが周辺を含めて殆ど人の姿はない。もし、

交流が始まるとか、多少でもその兆候があれば、この辺りの賑わいをみせてくるだろう。駅

の中に入ると奥の方に韓国最後の駅としてスタンプを押すことが出来る。

パスポートに記念として押すのもいいとガイドのお勧めもあって、私たちもペタリ。物は考え

ようで北との友好を象徴とする駅にするならば、韓国最北端、最後の駅ではなく北朝鮮へ

の始まりの駅になる。今のところ、関係は天秤の様に振れて安定しないから、どちらの位置

づけになるのかは分からない。


『Where have my CD-Tray gone ?』

2013年11月20日 17時00分26秒 | 日記

馬鹿みたいな本当の話。良い調子で動きスピードも機能の満足していたマルチ機能プ

リンターが突然の異常停止で、修理を諦め新しいプリンターを調達した。梱包を開け添

付品は多くないから一応、チェックできたはずだった。

設定を済ませテストプリントするためには、用紙カセット内に貼りつけているCDプリント用

トレーを外して、用紙をセットしてから行うとマニュアルに記載されている。恐らくその通り

にしてCDトレーを外してプリントし成功した。

前のプリンターでもCDにプリントすることは殆どなかったが、先般の姪のビデオや写真を

DVDに焼いたので、久々に使った。その直後に故障してしまった。さて、使おうと思った時

にない・・・・見つからない・・・・これが世の常。何処に置いたのか、全く記憶にない。箱の

中やクッションのなどに挟まっていないか、調べても見つからない。ついこの前のことで箱

やら梱包材まで何一つとして捨てていないから、炬燵の周辺にあるはずなのにと思えば思

うほど気がかりになった。

今すぐ必要ではないが、急に使うことになりそうなもの。仕方がないのでメーカーの直販店

で探してみたら、私のようなドジな奴が沢山いるらしく、ちゃんと販売されていた。861円也、

送料525円、送料が高いとか文句を言っている場合ではなく意地で注文した。

もう注文してしまったから、今更ひょっこりと現れて貰うと更に増した馬鹿さ加減を味わわな

いといけなくなるので探すことは一切やらない。どうか、出てきませんように・・・・。


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