食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『指の攣り(つり)』

2013年10月13日 18時10分44秒 | 日記

癌と闘っている人のブログの中に、足や指などが頻繁に攣ることがあり、苦労してお

られる情景が綴られていた。『攣る症状と原因』について調べてみたが原因は特定さ

れていなかった。一般的な説明ではミネラル分が不足したり、水分が不足して筋肉

の代謝が十分行えなくなると、神経が異常な興奮状態になり筋肉の痙攣を起こす可

能性が高くなる。実は、私もスポーツ以外でこうした経験がある。癌が発覚する前、恐

らく1~2年前くらいから、急に指が攣る症状が出始めた。攣り始めると親指下の筋肉

が硬直し、揉んで痛みを取ろうとするが痛くてそれどころではなく、ただ痛みが早く引

いてくれるのを祈るばかりだった。足は中指の攣りが顕著でこむら返りのようにふくら

はぎが硬直し、この場合もなす術はなく耐えるのみだった。

今から思えば、癌が成長過程の出来事だから、取り込む栄養分が正しく吸収されずミ

ネラル分などの不足につながっていた可能性はある。攣る症状、時間などに規則性は

ないから始末が悪い。運転中に足が攣ったりするとマニュアル車の場合、運転に支障

をきたすから安全な場所で停車して、症状をやり過ごしていた。

癌が発覚して治療してから攣ることがなかったから、以前のことを思い返すことはなかっ

た。治療したこと、食生活の変化などにより攣る症状に不足していた何かが正常になっ

たものと思う。

ブログで症状を訴えていた人は私と逆で、癌治療を受けて数年後から出始めている。

冒頭に述べたように原因が分からないから、和らげるにもこれといった妙案がなく、耐

えることが治療という悲しい現状だ。


『招かれざる客、癌が来た時』

2013年05月06日 18時53分22秒 | 日記

過日、リンパ節癌の放射線治療を終え自宅で体力回復中のご仁と立ち話をした。

首にできたグリグリによって影響を受けた視聴神経などの機能低下を防ぐ外科手

術、癌への攻撃のケモラジ。リンパ節癌は他の癌のように臓器がやられるのではな

く身体中、張り巡らされているリンパ腺管の溜桝のような役目をしている所だから、

節を取り除けば癌退治ができると言うものではないらしい。この癌のことを調べてみ

るが、難解なもので簡単に説明がつくものではないから素人記者の報告はなしとす

る。立ち話では癌であることに思いはゼロだったから、大変な驚きだった。医者から

説明を受けたが結局のところその大半は理解不足、私のケースとよく似ていた。つ

まり、病状や治療方法の説明を受けても恐らく『上の空』、本人は必死だから一生懸

命に聞いて理解しようとしているつもりなのだが、結果してそんな感じになってしまっ

ていた。

説明を受けながら医者を信頼して『全てをお任せする』意を強くし、無駄な質問やお願

いはしなかった。一般的に術後に起こる可能性のある症状でQOLがどの程度低下する

のかや、5年生存率などの説明もなされなかったが今更、ジタバタしても何も変わらない

と腹を括り、治療に専念することにした。だから、リンパ癌についてどのような治療法があ

るのか、後遺症はあるか等は一切調べないで闘いに挑んだのだ。

彼もリンパ癌なるものは実態のない癌として捉えていたから、最初の外科治療は付録とし

ても、リンパ節への治療については幾つもの疑問符付で理解しがたいものだった。

ケモラジは予想以上にきつく、口内炎、吐き気、気力低下、起きていても寝ていても、常

気分が悪く、耐えに耐え抜いた。外科手術でQOLの低下は想像しがたい程のものだ

ったから、ケモラジで癌を多少押さえつけることができても、本当に生きる価値があるの

か、そんなギリギリの考えまで頭を過ったりしたと言う。

話を聞くと、癌だと知らされ、または自分で判断したとしても、『癌か』と、病名に負けてし

い最初から『白旗』ではなく、『癌に勝つ』いう意思が最初にあったことは二人とも共通

していた。だから、QOLは低下してしまったが『体力の回復は気力の回復でもある』と元

気よくウォーキングにも精を出している。私の友人、知人など沢山の人が癌になり、多く

人が去っていった。そうした人たちと、癌になった時の細かな話をしたことはなかった

が、共に戦う仲間として、ちょっぴりだったが心の中をさらけ出せた。同病相哀れむは大

嫌いだ。今度、酒でも飲みながら存念を語らい、明日への希望につなげたいものだ。


『顛末記について』

2012年12月10日 18時16分50秒 | 日記

入院中は暇で何かすることを探していたのに、日記めいたものやメモ程度のこともPC

に記録していない。唯一の記録としてOUTLOOKの予定表に抗がん剤治療のことを残

していたが僅かなものでしかなかった上に、Windows7が発売された時にバックアップを

取り忘れ、病院でアップグレードしてしまい何もかもパーになった。

残っているのは私と妻の頭の中だけで、かなり怪しいから早く書き溜めておかなければ

と気は競れるものの筆の進みは遅い。昨年の暮れに始めたこのブログのおかけで、ざっ

くりとした病気の経過を残すことができた。

顛末とは最初から最後までだから発病から完治までという位置づけになるが、癌には完

治はないからきちんとした意味づけからすると顛末記とは成りえない。名前にいいものを

思いつかないから、一応これまでの所を区切りとして書き綴っている。

あんなに暇人だったのだからメモでも書き留めておけば・・・と何度も悔やんでみたが、

みその皺が延びてしまわない内にと頑張って書いている。

今度は時系列に纏めつつあるので、ブログにアップしてあるようなバラバラな形態では

くなり、読み易いものになればと思いながらの仕事だ。元々、このブログの主旨は同じ

病気で困っている人の参考や励ましなればと思い始めたものだが、今は回復後(取り敢

えず・・・)の日常生活が主になっている。癌になった。治療した。何とかやっている。こう

した延長線上にある今も癌と闘っていることには違いないから、本当は『闘病記?』

『冬でーす』

今朝も風が強く時折、横なぶりの雪が舞っていた。山小屋の朝一は火の気ゼロだし谷間

だから風は通り冷蔵庫の中のようだ。ストーブに火を入れても鋳物製だから、直ぐには温

かくならず15分以上は、寒い所で我慢比べをしているようだ。

しかし一旦温まると冷めにくく、薪が燃え尽き炭になっても十分な熱を発するから、熱効率

もいい。沢山の薪を焚くと沢山の炭が溜まるので、それを隣の部屋の囲炉裏に入れてや

る。するとこの部屋も暖かくなるから・・・・と言ってもこの部屋では何もしないから不要なれ

ど、捨てるのも惜しいからこんなことに利用している。

寒いと私は騒いでいるが、本番はこれからのこと。本腰を入れて冬に向かうぞ。


『自律神経について』

2012年11月12日 17時58分40秒 | 日記

術後、水を飲む、食事を摂るのに練習をする。なんと大げさなことを、と思っていたが

人によっては大変な困難であり、苦難を伴うそうだ。食べ物を食べた時、気管と食道側

の切り替えが上手くいかないと気管に入り込み、むせたり他の障害を起こしたりする。

このことは健康体の人でも一寸した拍子に気管に入り込むことはあるが、ごく稀なことで

しかも一時的なものだ。私より1年くらい前に大腸がんの手術をした人が今でもトイレコ

ントロールは薬によってしなければならないと言っていた。例えばゴルフのコースに出る

場合などは、週単位で調節し当日は万全の体制にしないと、コースの途中で急に・・・・

なんてことになると・・・・その時は大変なんだなー、としか言えなかったが何故そのような

ことになるのかについては考えなかった。

大腸は身長くらい(150cm~160cm)の長さがあり、その人は約20cmを切除し、大腸どうし

を接続しているから、別の臓器との接続と異なり条件はいいと思われる。大腸全体からみ

ればたったの20cmくらい短くなっただけなら何の問題は生じないのではなかろうかと考え

てしまう。しかし現実は違い、たった20cm短くなっただけで先述のようなことになっている。

恐らくのこと、大腸が栄養分を吸収するためには、この長さが必要ということになるのだろ

う。だから例え20cmでも短くなると消化器官として不具合が生じ後の消化過程にも大きな

影響を与えていると推定している。こうした動きは明らかに人の意志ですることではないか

ら、自律神経の為せる業なのか。人の身体に限らず動物も、生体のメカニズムは実に緻

密で神秘的なものだ。科学がこんなに発達しても脳や神経と器官の関係について解明さ

れていないことが多くある。私などは医学のことも病気のことも薄学で疑問に思うことに対

する、自分なりの解説は恐らく見当違いと言われると思う。

『干し柿の季節』

昨日の収穫祭はカメラを準備していたのに売り子に徹し写真を撮ることが出来ず終い。私

たちと同じ所で店を出しておられた中に『柿の店』があった。あわせ柿、ドライアイスで渋を

抜いたものと『干し柿セット』を売っていた。干し柿セットは生柿を20個と吊るす紐付で1200

円也。昨年は柿の当たり年で何処でもたわわに実り枝が折れんばかりの豊作だったが、今

年は一転して裏年のようになり疎らな状態だ。だから品薄で値段も高いのかと思っていたら、

それは素人考えらしい。本職は裏年、当たり年にならないよう摘果して一定の量を確保する

のだとか。柿本来の裏表による性質のようなものがあったとしても、このような作業でその影響

を回避する。昨年は天候不順による乾燥不良でプロでも多くの失敗作を作り込んでしまった

と、店の人の話。私も大量に渋柿を貰い干し柿にしたものの、全体が乾燥せず外側だけ乾燥

したようになり、やがてはカビにやられてしまい大量に破棄した。

隣の東出雲町は干し柿の産地で専用の干す建屋がある。2~3階建てのもので家の中は吊る

した柿で溢れている。初冬の風物詩としてこれがTVなどで流されると、年末に向けてすごい

いで背中を押され始める。


『9.11』

2012年09月12日 17時55分58秒 | 日記

昨日は9.11.2001から11年目の忌まわしき日だったが、新聞やTV報道は日常

の雑事を取り上げ、これといった内容は見られなかった。もう、忘れてしまったの

かと思うほど。

あの日、NHKのニュースを観ていたら第一報の放送中に次の飛行機が突入する

場面が中継の形になった。誰が、何の目的であの事件になったのか分からなか

ったが、咄嗟に『戦争が始まる』と思った。アメリカの過去の国策からみて『目には

目を歯には歯を』だから、何か証拠らしきものを探して、相手を特定するだろうと

予測できた。

このテロはWTCにとどまらずペンタゴン、更に飛行中に犯行発覚の末、墜落事

故など、全て関連性があるとは思えない規模で組織的なものと判明した。

あの事件を契機にイラク、アフガニスタンが戦場になり、未だ出口の見えない中、

治安が安定したとして各国は撤退しつつある。両国はテロの温床になり、自爆テ

ロ、自動車爆弾テロが日常化してしまった。当時、戦争を始めた人たち、支持し

た人たちは、今は素知らぬ顔をしてござる。

テロリストと呼ぶ人、テロリストと呼ばれる人、本当のテロリストはどちらだろうか。

 

『アガリクス』

私はサルノコシカケ、レイシ、フコイダンなどの癌に対する使用方法、効果を全く

知らない。ネットでよく見かけるが、普通のサブリや補助薬などのように商品の効

果や値段を前面に押し出したものは殆どないように思う。

会員登録をすれば何か情報が貰えるようなシステムになっているのか。

使用した人の体験談、末期がんが治った。一方でウィキペディアや他の医療情

報では『癌に対する効果は確認されていない』、どっちが本当なのだろうか。

効果ありに共通するのは西洋医学から見放された、ステージⅣなどの末期がん

患者が、こうした商品を利用し劇的な回復を見せるに至った話だ。

逆に西洋医学を否定し、こうした商品や民間療法を頼り亡くなった人の話もある。

私の知り合いの人が、自分の身内のこととしてアガリクスの事を話してくれた。

子宮がんでステージⅣbと診断され、治癒の治療を望めなくなり、藁にもすがる思

いで、アガリクスを服用し始めた。最初は粉末だったから効果が出なかったらしい

が(ここの辺りは少し、はっきりしない)、違うタイプのものにしたら効果が出始めて

最終的には癌が消滅し、今も元気で存命しておられる、そんな話だった。

この方は私に嘘の作り話をする必要も、そんな動機もないので、本当の事だと信

じている。人によって、こんな例があっても不思議ではないが、やはりごく稀なこと

に違いない。でなければ、もっと沢山の人が救われているはずだし、治療薬承認

への動きもあるはずだ。

医学的に説明のつかないことは沢山あるが、患者は藁でもいい、一縷の望みに

命をつないでいる。こうした分野の研究も進めて頂きたい。


『ぶどう狩り』

2012年09月02日 18時16分34秒 | 日記

 例年は、孫たちの夏休み期間に行っていたが今年の余りにもの暑さは、暑さに強

い、この私でさえ外出を敬遠していた。屋根はビニールハウス、周囲はネットで外

気と通じていても、むせ返るような熱気,湿気は容易に想像でき、ドンキホーテの

ように、敢えて戦を挑むこともなかろう、そんな心境だった。

少々涼しさも感じられるようになり急きょ<ぶどう狩りが決定したのは昨日のこと。

昼前に集合し、我が家から一山越した町にあるぶどう園で、品種は多くないが

近隣に、こうした所があるのを知った初めての場所なので、贔屓(ひいき)にして

いる。それに子供たちには寛大で、小学生2人、幼児1人は無料にしてくれ、大

人5人分だけの入園料で済んだ。

これとは別に我が家から1時間ほどのぶどう園は種類も多く、様々な味が楽しめ

少しながら入園料は安い魅力的な所もある。

しかし、孫の一人が車に弱いこともあり、近場のぶどう園を利用している。

夏休み明けの最初の日曜日、流石に子供連れという客はいなかった。暑さのせ

いか客足も乏しく、たまに新しい客が来るものの閑散としたぶどう園は我が一族

貸切状態だった。

デラウェアはほぼ終わり、ぶら下がっている大半は皺しわになりかけたもので、た

まに未だ瑞々しい物が残っている状態。主流は巨峰、ピンクの安芸クイーン、マ

スカット、マスカットによく似た皮の薄い物で大粒のものばかり。何れも、その特徴

を表した味を出していた中で、安芸クイーンが一番との裁定が下された。

食べ残したものが1Kg以上あり、これとは別にお土産用に2Kgを持ち帰りにした

ら食べ残しは無料、土産用が1200円と、これまた大サービスだった。

例年は、もっと早く来るからデラウェア主体で、他の品種は殆ど口にすることはで

きなかったから、今年はいい思いをした。

最初にこのぶどう園に来たのは、癌と自己診断し病院に行く前だったから、食べ

物が詰まりやすい状況下だった。身体的にも、倦怠感、食欲不振だから楽しく、

ぶどうの味を楽しむような体調ではなかったから、膝を抱えるような恰好をし座っ

てぶどうを食べている私の姿を猿と重ねて、孫たちが『じいちゃんは猿ぶどう』と

表現していて、ここに来ると話題になる。

同じ場所で同じものを食べているのに雲泥の差、健康の有難さに感謝。

ぶどう園でしこたまぶどうを食べて満腹、もう何も欲しくはない、それは当たり前だ

ろうと言われても仕方がないほど食べているから。だが違う。

帰り道にあるスーパーに立ち寄り、昼食用に軽く何かを買って帰るのがコースに

含まれているのだ。孫たちはカップ麺、大人は蕎麦やら何とか飯を買って帰り、

すぐさま湯を沸かして、先ほどの満腹は無かったかのように食べ始める。

健康な胃に,身体に感謝である。

               安芸クイーンと巨峰

              貸切り状態のブドウ園と2人の孫


『女性の食道がん』

2012年09月01日 18時12分38秒 | 日記

昨晩はとても涼しい夜だった。今日、草刈りで出会ったNPOの人と話をしていた

ら『昨夜は23℃だった』と具体的な数字を上げていた。昨日の昼間、先述の彼岸

花の為の川土手、草刈りの続きを決行した際も、暑いことは暑かったが目まいを

起こすようなこともなく、汗で濡れたシャツに風が当たると冷却効果は抜群だっ

た。

前日までは、作業中も休憩中も汗をかきっ放しだったことからすれば、体感温度

はかなり下がっているように感じた。今日は更に涼しく感じ、午前中の草刈りだっ

たが汗をかくこともなく、軽い水分補給で済んだ。

そういえば、夜にはいつの間にか虫たちが泣き始めている。暑いと口癖になって

いるが、季節はちゃんと『暑さ寒さも彼岸まで』に合わせるように調整しているのだ

ろうか。

 

『女性の食道がん』

女性の食道がん患者さんが綴るブログが目に付いた。癌の要因の多くは煙草と

酒、60歳前くらいから発症し易いなどと言われている。男女の比率は3:1で男の方

が発症率は高いそうだ。酒+煙草を嗜好品としての比率と同じかどうかは分からな

いが近似傾向にあるのかな。

女性の患者さんの闘病記らしく、食生活を丹念に紹介しておられる。最初から最

後まで見てないから分からないけど、発症後からのものもあったように思う。

私には食卓のプロの人が計画的に作られたメニューに思え、妻には悪いが我が

家とは比較対象が違うように見えた。それほど手が込んで練られた食事が、毎

日、三度、三度続くのだ。考えるだけでも大変なのに、すごい努力に感心せざる

を得なかった。術後の食事内容は個人の経過にもより、そのまま流用することは

ないだろうが、食材、食べ方による工夫など参考になる点が沢山あると思う。

この方は現在も存命中で経過良好の日々を送っておられる。

一方、別の方は、術後の経過が悪かった上に胃に転移し、治療半ばで緩和ケア

を選択された後に亡くなられた。

女性の方がかかり難い病気でも、かかってしまうと、男女の差はなく『どこかの分

岐点』で予後の選択もされているようだ。


『Web情報の切取り便利ツール』

2012年08月31日 18時07分05秒 | 日記

 

今更、Windowsのツールについての話などと言わないで・・・・・・・

昔からあったらいいなと思っていたのが、『snipping Tool』なるWindows7に付属し

ている優れものツールだ。この機能を知ったのは一年前くらいの『日経パソコン』

の記事だった。

Web上にある情報は文字は勿論、写真、図画などがミックスされたもので、その一

部だけを切り取ることはできなかった。Snip=切り取る、そのものの名称で、写真を

トリミングのように任意の場所で任意の大きさに切り取ることが出来る。

それをコピペで自分の文章の中に貼ることも可能だ。

66歳になり昔のような記憶容量がないから、大事なことや参考になる事はOffice

のOne noteにコピペし備忘録としている。

例えば腫瘍マーカーSCCについての説明、色々なところにある情報を一か所に

集めておけば、再度調べる時に便利。

例  ・SCCは1.5だが実質は2.0くらいを上限とする(一部の見解)

   ・日差変動が25%ある

   ・汗・唾液にもSCC成分があるから測定誤差を生みやすい

情報源となるWebサイトは無数にあり、出入りも激しいから、いい情報は確実に残

しておくのに便利だ。今後、ジャンルを広げて自分の便利メモメートにしたい。


『インターフェロン』

2012年08月24日 18時20分04秒 | 日記

昨晩は元職場仲間と言っても男3人、女性1人の4人だったが、古い話を織り交

ぜて笑いあり、怒りあり、悲しみありだった。時は苦しさや悲しさを洗い流し、笑え

る思い出話に変えてくれるから話題は尽きなかった。

今回の退職者はH女子で丁度30年間務めたそうだ。今の会社に来る前は親会

社の方にいたから通算すると40年近くになる。そう言えば私が退職する時に『50

歳になるまでは何があっても会社を辞めるな』と遺言を残した。彼女はそれを無

事に乗り越え、定年退職となったから私も嬉しい。

さて、今回参加の男性群、二人とも肝臓障害持ち。一人はB型肝炎で定期的に

通院し治療継続中(生活に支障はなくアルバイトも可)、もう一人は現役でC型肝

炎のキャリアだが監視継続中。

もう、20年以上前のことだが、C型肝炎のキャリアと言われたが、当時そのことに

対して治療法が確立されていなかったし、世間的にもよく知られていなかった。

その当時、癌やこの肝炎に有効と言われていたのが『丸山ワクチン』だったと思う。

彼は私の部下だった。ある日、彼の事で話したいから来て欲しいと病院から電話

があった。様子は聞いていたが、直ぐに何かの治療をするとは聞いていなかった

から、何の用か見当がつかないまま先生にお会いした。

開口一番『お宅の社員は随分と仕事熱心なんですね』、褒められるにしては余り

にも唐突過ぎる、話を聞いていくと『あきれた社員』を遠回しに言っていたのだ。

先生の話では『国からインターフェロンの割り当てがあり、誰に使おうかと検討の

結果、若くて治癒に結びつく可能性の高い人を人選した。千載一遇のチャンスと

思い、お宅の社員に説明したら、仕事が忙しいから休めないと言う。だから、上司

の方にお願いする』というものだった。

先生には宜しくお願いし、今後の日程を決めて貰うことにした。当然、帰社後に

『馬鹿たれ』と一言。説明ではインターフェロンを打つと微熱が続き、入院でない

と対応ができないというものだった。値段にすると500万円くらいだというから、す

ごく貴重な薬剤だったのだ。

そのお蔭かどうかは分からないが、今になっても発症することなく酒も煙草もやっ

ているから幸せ者だ。煙草だけは止めた方がいいぞと失敗談。


『フコイダン』

2012年08月21日 18時32分16秒 | 日記

食道と胃がんの治療として、摘出手術と前後の化学治療を受けた後は、投薬を

含めて一切の治療と呼ばれるものはない。  CT検査、血液検査(腫瘍マーカー)

だけの経過観察で特段の異常もないから、サルノコシカケやフコイダンなどにつ

いて調べることはなかった。

私は今でも所謂、癌に効くとか、調子が良くなるなど言われている、この種のもの

について全くと言っていいほど知らない。話はよく聞くし、聞いたこともある。

シンガポールのEさんからメールで尋ねられたことがある。ママの癌に少しでも効

果があるならフコイダンを使用してみようと思っているが、私が使ったことはあるの

か、何か知っていることはないのかと。その商品名かキャッチフレーズが『海のし

づく』か何かだったように記憶している。現地のHPを見たが私には分からなかっ

た。ネットで調べてみると『メールアドレスを登録すると情報がもらえる』とか実際に

試した人の話で『癌が治った、小さくなった』などの手記もある。こうした事を調べ

ると温熱療法だの何だのと『癌治療に有効』な色々なものにつながっていく。

溺れる者をば藁をもつかむ、人の弱みに突け込んだインチキもあるかもしれない

し、本当にその人には効果があったのかもしれない。私には、良し悪しの判断を

するだけの知識はないし理解できなかった。

Eさんには『自分がいいと判断したら使用してみればいい』、としか言えないと返

事を書いた。そして『効果は別として悔いを残さない結論を出すこと』と付け加え

ておいた。

フコイダンは医学的には『癌に有効』とは証明されていないと聞いているが、ネッ

トでは効果をうたっている業者も多いから要注意だ。

 

『彼岸花のために』

彼岸花は不思議な花だ。一般的な花は苗から段々と成長し蕾をつけて花が咲

く。その過程が分かるから大体いつ頃咲くか分かるが、彼岸花は前触れもなく彼

岸になると急に赤い花を咲かせる。

本当は茎と蕾がひっそりと準備しているのかも知れないが、全くその気配には気

づかない。八雲町には彼岸花が纏まって咲いている所がある。人工的にそうして

いるのではない。私の所でも川の向こう土手に少しだが花を咲かせる。

しかし、いつも草に負けてしまい草葉の陰から顔を覗かす程度。もう少しきれいに

咲かせたいと昨年は彼岸前に草刈りをしてみたが、時期が悪かったのか、花の数

が少なかった。ならばと、今年は早めに草刈りを思いつき、本日実施。

暑いの、草が深いの、大変なの、本当に疲れた。

 休憩時、赤とんぼが


『幸せ』

2012年08月20日 18時10分57秒 | 日記

 

蔓枯れしたスイカを収穫し、草取りや蔓の片つけなどを済ませたので、やっと畑を

耕す段取りになった。炎天下と思いきや、急変して夕立のように雨が降ったりと、

不安定な模様が続いており、午後の作業は様子を見ながらにならざるを得ない。

耕運機で畑を起こしている時、雨が落ちてきたら直ぐに中止できるように、必要最

低限の道具しか持参しないようにする。

今日は安定した天気だったので、安心して・・・・その代り炎天下。

汗だくになりながらの作業、コーラ、お茶、アイスコーヒー,ポカリと冷たい物をた

っぷりと準備し熱中症対策とする。畑は炎天下、車の陰に身を寄せて腰を下ろ

す。汗をかきながら冷たいものをグビグビと飲む。

いつもながら、最高に幸せだと思う。

術後、未だ水も飲めない時に心底から願ったことが、今ではこうして、いつでもで

きるからだ。何の変哲もないことだが、病気になって初めて分かることもある。


ダンピング?

2012年08月03日 18時16分21秒 | 日記

極々、稀にであるがダンピングと思われる症状が起こる。私自身がこの症状

を正確に知っているのではないが、入院中に受けた管理栄養士さんの説明

から、察するにダンピングと思う。

何かしら、わなわなとした感じがし、甘いものを食べたくなるのだ。以前は腹

が減った時だったと思うが、ここのところ起こるタイミングはまちまちで、食前

、食後などの共通性はない。飴でもチョコでも少し摂取すると、何か落ち着

き『わなわな感』がしなくなる。

そこで甘いものを食べなくても暫くすると感じなくなるし、別の症状が起こる

のではない。だから、ダンピングにしても軽微なものだと思われる。

甘いものを欲しがる糖尿病にみられるような症状だと安穏とはしておられな

いが、先生に相談しなければならないような事ではなさそうなので静観して

いる。

 藁で日照り対策のスイカ

さし木で育てたミニトマト、ピンポン玉くらいの大きさ

『やはり、汗かきの方が健康的』

今日も朝からかんかん照りのドピーカン。汗をかかないで静かに過ごすこと

は性分に合わないし、体の具合も快調とはいかないので、一転して朝から

畑に出てみた。

暑い、熱い、確かに確かに。スイカ畑に草が生え種をたわわにつけている

ので、それの退治にかかった。本当に暑いから、少し作業しては日陰で休

み、体を冷やし水分補給、再び突撃。

大した作業ではなかったので1時間ほどで終了。スイカの蔓は枯れかけて

いるが、未だ生きているし西瓜もぶら下がっている。しかし、かんかん照りの

下、スイカ本体も煮たように温かい。もう少し畑にいてもらうために、藁をかけ

日照り対策をする。ここで、畑作業はgive up

 

午後から、孟宗竹を貰いに山にでかけ、大きなものを2本倒し、小屋に持ち

帰った。竹は切り倒そうとしても、隣の竹に寄りかかり簡単には倒れてくれない。

根元を持ち、引きずるようにして倒そうとするが重いこと。一人で大木のセミ

のように頑張る。竹林には蚊が一杯、殺虫スプレーで退治しながらの格闘

だ。畑仕事、竹取り物語ともに健康的な?汗だくの一日だった。

 


逆流の逆襲

2012年07月20日 17時50分29秒 | 日記

Gooブログの機能にバックアップ、書籍化(有料)がある。アップしたブログを本

にしてくれるという便利なサービスに興味を持ち、無料でできるブログファイル

のPDF化までやってみた。表紙や,目次もある本そのものにまで形づくらる。

サイズ、構成など意のままとはいかないようだが、記録として残しておきたい人

や、写真を中心にしている人には便利だ。本の表紙や枚数で値段は変わる

が、枚数が多くなると結構なお値段になるので、小まめに作っておくのも一つ

の方法だ。難点は編集するのにブログの更新でしかできないため、テンプレ

ートを頻繁に変えると大変。

私の場合、約半年分を見積もると9000円を超えるため、本件は保留とした。

Gooブログはデータのバックアップをとってくれるので、ダウンロードしたデー

タを暇な時に加工し、気ままなものを作ってみるのもありだと思う。

 

『逆流の逆襲』

体調が悪いのではないが、何かの加減で気を緩め真横になって寝ていると、

当然のこと逆流の餌食になる。気をつているが、寝返りを打って、そのついで

に、ちょいと横むきなんてことだろうと思う。

何か喉がむずかゆくなった感じになった時は、ちょろりと逆流が起こっている。

すぐその後にあの喉から耳の奥あたりをインベーダーがかじるような洗礼を受ける。

幸いなことに、初期に味わったような苦い、苦しいものではない。喉元にへば

りついて離れない、あの頑強さはないから、咳払いで済むこともある。深刻な

問題ではないが、こいつとは今世の間は出来の悪い伴侶のように、連れ添

ないといけないようだ。踏んではいけない影を、何かの拍子で踏むようなも

だ。

元来、寝相は悪いから、こんなことで寝姿に制約を受けるのは辛いことだ。思

い切り、寝相の悪い、うつ伏せから逆に向き、更に横寝なんて夢の夢。

そういえば、手術を終え未だ水も飲めない時の夢は『コーラをグイッと思い切り

飲む』ことだった。適う夢、諦める夢、病気の中にも様々なことがあるもんだ。


がん診療連携拠点病院

2012年07月17日 17時26分01秒 | 日記

『料理の写真を撮りたがる日本人』

いつの頃からこういう事になったのだろうか。国内でも海外でもレストランやホテ

ルの食堂などで、料理をテーブルに並べると、パチリ・パチリと写真を撮る人の

姿が増えだし、特に若い女性が多い。

名物料理ならいざ知らず、何の変哲もない料理でさえそうだ。食べたものの記

録、人に見せる、ブログなどに載せるなど理由は様々だろう。

先般、Eさんに聞いてみた。日本人の多くは料理の写真を撮るのが好きだが、

ンガポーリアンは料理の写真を撮るかと。答えはノーだった。食事の場面を

撮るときに写るもの、話題になる料理だから撮っておくものはあろう。

では、料理に著作権なり肖像権はあるのか?

つまりそんな権利が生じたら、無断で写真を撮ると・・・・・・・・・・やばい

3つ星レスランのような有名な創作料理などにはあるらしい。では長蛇の列が

きる有名ラーメン屋は?

私に分かるはずはないが、意外なところからお叱りを受けることもあるかも。

昨日、益田市からの帰り道、大田市で食事をとった。ごくありふれた一般大衆

のレストランで、私はとんかつ定食、妻は箱寿司定食を食べた。斜め向

こうで老婆と娘と思われる二人連れは寿司+そばを注文した。

テーブルに並べられると娘らしき人が写メでパチリ、こんなもの写真に撮って

どうするのだろう?大きなお世話か!

 

 『がん診療連携拠点病院』

私がお世話になった松江市立病院は『がん診療連携拠点病院』に指定されて

る。「がん診療連携拠点病院」とは、厚生労働省の施策として平成16年度か

ら開始された『第3次対 がん10か年総合戦略』に基づき、全国どこでも質の高

いがん医療を受けることができるようがん医療の『均てん化』の実現に向け、各

都道府において2次医療圏に1カ所程度、整備することとして指定されたもの。

継続に全人的な質の高いがん医療を提供する体制を確保する。

  1.地域におけるがん診療に従事する医師等に対する研修の機会を提供す

   

  2.地域の医療機関及び県民に対し、必要ながん医療に関する情報提供

う。           (松江市立病院のHPより、詳細はそちらで)

 要するに、癌治療の質の向上と地域格差の是正を目的としているが、こうした

定に付随して様々な対応が取られていくから、癌を患った人には心強い。病

種類で対応は異なるべきではないと思うが、患者数や増減によって、今の

代は癌なんだろうと思う。昔なら、結核が重点的に対応がとられていた。

こうした取り組みの中には『がん相談支援センター』も開設されており、患者や

族の悩み事・相談などに応じて貰える。その一環として体験談、交流会など

をがんサロン、『ハートフル・サロン松江』の名称で開設されている。

『癌です』と告知され頭の中が真っ白になった人、これから病院にいき検査を

貰うが癌か否か心配な方など、何にでもすがりたい方には力強い味方に

なって貰ると思う。

『癌です』と告知され、医者から死の宣告を受け一人で悩む、そんな時代は終

ったのだ。


無謀なWin8へのアップグレード

2012年06月19日 19時07分48秒 | 日記

『無謀なWin8へのアップグレード』

昨日、その後のWindows8を語ったが、ダメもとでデスクトップにもWin8をセット

アップしてみようと、意を決してマウスを進める。チェックなどは済んでいるから、

いきなりダウロード。これは約18分ほどで終わり、『全てを引き継ぐ』を選択し、

インストールの開始。PCはNECのVN770、割と新しいモデルだ。

今回は1.5時間くらいしたところで『エラーがあり再起動』のメッセージが出た。

インストールそのものは終了し立ち上げ時のタイミングだった。その再起動で

も回復できず、勝手にもとのバージョンに戻しますと、さっさと復旧作業を始

 めた。もう、どうでもいいから後は放置しておいたら見慣れたWin7の画面に

戻っていた。

昨日のセキュア・ブートの関係と思われるが、もしそうならば多くのPCはBIOS

か何か知らないけど変更なくしてはWin8に移行できないことになる。MSがデ

ジタル署名を認めたもののみが動作できるようにするものらしいから、個人が

何かの設定を変更して済むような問題なのか、もっと根幹のことなのか???

どういうことになるのか、暫くは世間の動向を眺めることにした。

 

『中村勘三郎さん、食道癌』

テレビのニュースで知りびっくりした。食道がんはもともと自覚症状の少ないも

のだ。勘三郎さんは定期検診を受けておられたから、前回の検診以降に発

症したことになる。以前私の友人のことで記述したが、一年周期の検診で

見され『余命半年』などというケースもある。癌の種が蒔かれてから僅かな間

に芽を出すようだ。

初期の癌ということで、内視鏡手術らしい。外科的な傷の大きさ、患者の負担

は大幅に軽減されるだろうから、一日も早い回復をお祈りしたい。


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