食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

凍ったシイタケ

2012年01月31日 20時33分35秒 | 日記

自然爺の活力源 自作の山小屋ライフ紹介

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久しぶりの晴天だったが気温は低く、日当たりに出てみると余計に寒いよう

感じた。ふと、シイタケのことを思い出し原木の所を覗いて見た。

そういえば、前回の収穫はタイミングが悪く、大きくなり過ぎお化けシイタケに

り変色して、食べられるものは少なかった。手ごろなものは6個ほどしかな

かったが、寒さのせいで凍っていた。

小さい芽が沢山出ていた。天候にもよるだろうが成長すれば、保存用に干

しておくほどは採れそうだ。本日のワーク、茶箱づくりの続き。

 原木に出いるシイタケの子ども

 

 

『がん保険』

昔話のようなことになるかもしれないが、私が入っていたがん保険は、最初の

のが40年以上前のもので、特約が変わるたびに更新していた。また、新規

のものが出た時に追加で加入していたが、何れも長い間の特約の変化で、契

約内容がよく分からなくなっていた。

最新のものとどう異なるのかなど興味も湧かなかったから、調べることもなかっ

た。私の家系にがんはなく、妻の家系にがんがあるからと妻のためにかけたは

ずの保険でもあったのに、私が使ってしまった。

昔と違い、がんの治療方法も保険の掛け方も違ってきていると思う。健康保険

の対象にならない先進治療を保障してくれるものが主流になっているのだろう

か。また、女性特約のようなものも沢山の種類がある。

心配すると限はないが、一番いい保険の掛け方はどんなものだろうか。私が、

一番安心できたのは、個室費用からの解放だった。化学治療で利尿剤が使

われ、30分に一度のトイレが何日も続いた時でも、何の遠慮も要らなかっ

た。もし、そういう費用のことを心配し、相部屋だったら他の患者さんに大き

迷惑をかけたかもしれない。

 

 

 


禁煙の不思議

2012年01月30日 19時55分14秒 | 日記

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昨晩、無料ホームページ開設のサイトを見ていたら、本当に便利な世の中に

なったものだと感心させられることしきり。こうしたこともさることながら、私が自

宅用のネットと関わり始めた頃は未だBBS、ワープロに通信機能がついてお

り、それにモデム(1200b)接続。

後のインターネットも似たような形だったから、データを大量に送受信するよ

なことになると、電話料金を心配したものだ。通信速度は飛躍的に上がり、

HPやブログ、オンラインストレージなどなど、無料のものや便利なものが溢

れ、ちょっと足踏みすると直ぐに『浦島太郎』になりそうだ。

 

『禁煙はしないはずだった』

以前にも記述した『禁煙』のことは何度、語っても語り尽くせないほど、不思議

ことだ。がんと診断されても、素知らぬ顔をして煙草と酒をやっていた。どう

せ、手術しなければならないし、そうなれば必然的に禁酒・禁煙になるのだか

ら、それまでの間にイライラして癌以外の病気にかかってはいけない・・・・・

なんてことは思わなかったが、それまでには減煙はするべきだと訳の分から

ない理屈をこねまわしていた。事実、『ニコチネルパッチ』を買い毎日、貼って

いた。

値段はよく覚えていないが結構なもので、私も2~3万円くらいの投資をしたと

う。病気が判明する1年くらい前のことだが、最高で1本/日を達成したこと

もあり、『ニコチネルパッチ』を止めると、また1箱近くに戻ったが、以前の半分

くらいに減っていた。

癌と分かってからは、煙草は旨くはなくなりかけていたが、それでも止めること

考えた訳ではない。

娘婿たちふたりは喫煙者、私もだったが『一番,止めそうにない父さんが止め

た』ということになってしまった。

主治医が消化器外科に代わってから、手術と喫煙の関係をとくとくと諭され、

『何十年も喫煙しているから、術後に痰が絡んで自力で切れないから大変に

るとか、肺活量が低いと手術への影響も大きい』、色々なことを言われ、何

か私は非人間的な罪を犯したかのように肩身の狭い思いをしていた。

仕方なしに、平成21年8月26日に当面は禁煙と決心した。それから煙草へ

執着心は『退院したら、プカーと一服』へと変わった。

しかし、『今日で禁煙何日・・・』と数える内に喫煙への想いは萎えていき、段

々と『折角、こんなに長く吸っていないのに再開するのは、ちょっと惜しいな』

という風になっていった。

病気という重しを背負わされての禁煙スタートだったから、止められたのかも

れないが、私にも分からない『何故、煙草を止めたのか』

長年の習慣は恐ろしい。仕事の合間になると今でも一服?と思い出すことが

ある。


茄子の取っ手づくり

2012年01月29日 18時51分58秒 | 日記

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いつになったら抜けるような青空を見せてくれるようになるのだろうか。

また、又雨・みぞれまじりの曇天。節分荒れと呼ばれる悪天候が待ち構えて

いるらしい。晴天を望みたいが当分は冬籠りと決め込むしかなさそうだ。

茶箱つくりの続きをゆっくりと。茶箱を運ぶ時の取っ手、前ふた用の茄子の

り物を工作した。勿論のこと、これらも製材し糸のこやナイフを使っての手

作り。最初は、見栄えの悪いものでも、手を加えていくにつれ段々と良くな

ってくるものだ。しかし何度、作っても納得のいくものは出来ない。

 

 茄子の取っ手

 

『空腹感は薄くなった』

食いしん坊の私は食べることが大好きで、ゴキブリ亭主の鏡。若い時には、

自炊していたこと、夜勤があったことから必要に迫られて料理学校に通い、

1年間勉学に励んだ。だからゴキブリ亭主の素養はできていたのだ。

食品専門店にも市場にもよく出かける。海外に行くと現地の野菜、魚市場

に行くのが楽しみの一つ。

ところが、病気はその食を阻害しようとしてしまった。食欲は以前と変わらな

いがそのお知らせなる空腹感を感じることがなくなった。以前は食事前にな

ると、腹が減ったと意地汚くしていたものだ。今は時が空腹を促す。

昼のニュースや番組が昼食のサイン、昼を少々すぎてもイライラすることも

なくなった。これは良いことなのか、都合の悪いことなのか分からないが、胃

の摘出が影響していると思う。

 


小白鳥の群れを・・

2012年01月28日 22時40分20秒 | 日記

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今日の一日

 

 

宝塚在住の甥が沖縄で身内だけの結婚をした。

兄弟、親族は色々な所で暮らしているから気を使って、そういう形になった

のかもしれない。沖縄の地はお嫁さんにとって、嬉しい場所ではなかったに

しても、想いのある地だったから、新しい人生の始発点にしたかったのだと

か。甥とも何年振りの再会だったが、すっかりと成長し、いい大人になって

た。

嬉しいことだ。また、気さくないいお嫁さんと一緒に道を歩むことを、本当に

ぶことができたひと時だった。96歳になる母は妹夫婦のところで厄介に

なっているが、こうした場に何とか出てこられるから、これもまた嬉しいこと。

きょうは、米子が会場だった。ここから行く途中、白鳥ロードと命名された場

所がある。『げげげの女房』で有名になった、実家の近くだ。そこには、沢山の

小白鳥が越冬にやって来る。

いつもは、目の前で餌を啄んでいるのに、きょうは遠くでおくつろぎ。写真

に撮ったが、少々・・・・いや大分、ちいさく見える。

 

 

 

白線のように一列になっているのが小白鳥の群れ


 

『一番、癌になりそうもない弟が』

甥のお父さん、つまり私の兄の言葉。我が家は癌の家系ではないと以前に綴

た。私ががんにかかり退院した時に兄が言ったのが一番なりそうにないと思

たのに、お前が・・・・。何故なら、兄弟の中では唯一、自然に囲まれた環境

の中で、野生児のように暮らしていたから、健康そうにみえたのだ。

 

事実、私もそう思っていたが、煙草と酒を裁量もわきまえず摂取すれば如何

る自然の中で暮らそうが、現代病からは逃げられないことになってしまうか

も。医学的な見地のことは分からないが、因果関係とリスク面からみると、この

明を受け入れざるを得ない。

誰も自分が癌にはかからないと勘違いしないでほしい。誰にも心配して欲し

い。もっともっと心配して健康な時にPET診断でチェックして欲しい。値段は

高いと思うなかれ、癌になり苦しむことを思えば安い。

高いと思っても、一番安価なことを分かって欲しい。

 


 

 

 

 

 


ブログの想い

2012年01月27日 22時27分03秒 | 日記

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本日は町づくりの会の後に他の町との交流会もあり、すっかりよばれていい

機嫌で帰ってきた。他の町の情報を参考にしながら、ここの特長を活かし

ていければいいし、そうしなければ町は衰退していくことになる。

微力を集めれば弱力になり、それを更にあつめれば力になっていくのだか

ら、地道に継続できる活動をしていきたいと思っている。

午前に茶箱づくりを、ちょこっとだけして、形になりかけているのが掲載の写

まだまだ、かかりそう。

  本日の作業結果、段々と茶箱らしくなるはず

 

『順不同、内容あれこれの癌のこと』

今までに思い返しながら、癌のことを書いてきたが、いつまでも続くネタがある

ではないので話が途切れたり、重複するようなことがでてくると思う。だけど、

も人の症状や、想っておられることを知りたい、それは自分が不安に感じた

時の心の拠り所になるから、何度でも書いていくだろう。私がそう想っているか

ら、ひょっとして、こんなブログでも読んで、少しでも気休めになればといい。

同病、相哀れむではいけない。もっと積極的な関わりであったり、前向きにな

るような、情報交換の場にしたい。

ブログは沢山の人にアクセスして貰うのが目的ではなく、日々の想いを日記

ように綴り、それを見た人に何かを感じとってもらうことだと思う。

ここでは、癌のことを綴っている。癌になっていない人は、ならないよう先人の

言葉として受け止め、予防になればいい。

だから、できるだけ飾らない本音の部分をお伝えできればと思っている。

 


食事は?

2012年01月26日 20時00分11秒 | 日記

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炭焼き中止

朝から炭の窯出しの予定だったが、雪のため急きょ中止になった。小屋の

の作業が中心だが窯立てとなると、雑木の準備で外の仕事も要るから時

期を改めてのことになった。

山小屋で進めている茶箱つくりの続きを始める。順調に進み過ぎると危な

ことが・・・と思ったら・・・・・やっぱりバカなことが、ちょいとしたミステイクだ

ら穴埋めでもして誤魔化すかと思ったが、和桐の細工などそうそうないか

ら、材料の作り直しから。

何とか、今日の内にリカバリーできたので、組立・手直しを繰り返しながらの

業に入れそうだ。急ぐこともないので、のんびりといきましょう。

 

  板に砥の粉、蝋を塗り、ささらで木目に刷り込む

 

『食事はどう?』

手術をしたことを知っている人から良く聞かれること。また、定期健診の時に

も先生からも同様のことを問われる。

結論から言えば、量は多少減ったくらい、朝はご飯で一ぜんとちょっと、昼

は麺類、は変わらないが夕食は一ぜん半くらいだから多少増えた。

おかずを食べる量は以前の半分くらいになったが、食後に果物、ゼリー、ヨ

ーグルトなどを食べるようになった。

夕食は酒を飲むことが主だったので、ご飯よりおかずを食べながらのものだ

たと思う。

食べるのに、咽喉につかえるとか、違和感を覚えるようなことはなくスムース

とることができるので、手術の影響は感じられない。

しかし、胃の1/3くらいは摘出しているので、食べ過ぎると満腹=喉元ちか

まで食べ物が詰まっているような感じになる。食道がんが健在の時は、詰

と息苦しいような何とも言えない嫌悪感を伴ったものだが、それはない。

食物の制限はないので何でも食べる。痩せているから太りたいので肉の脂

も平気で食べられる。食道・胃がんを患いながら食の苦労が殆どないのは

がたい。 

ただ、胃の噴門部がなくなったこと、元来の機能が失われたことによる逆流

注意すれば未だ防げるから影響はごく少といえる。気を抜いて頭を低くし

横になったりすると、咽喉の辺りにチョロット酸っぱいような味がすると、それ

が急激に広がり耳の奥の方もしびれる感じになる。そして、それはへばりつ

いているようで水を飲んでもとれないで、ただただ治るのを待つのみ、長く

ても20分すれば収まってくる。

 


大根漬け持参の訪問者

2012年01月25日 20時31分32秒 | 日記

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大寒を過ぎたばかりだから雪降りは当たり前だろうが、それにして小出しに

 て降ってくる。今日も一日中、降ったり止んだり。 

午前中は知り合いの方が珍しい材料を見てくれと持って来られ、ストーブに

 たりながら、お茶のみで終わった。この御仁は面白い人で、『お茶でも飲

みますか』と言うと、『口取りはあるか?』と言いもって、やわら車から大根漬

けを取り出し、『これは家で漬けたものだが、評判がいい』、本当に美味しか

った。 

沢山の野菜を作っては知り合いの人に配る、その際お茶をよばれることが

いので、口取りとして大根漬けを持ち歩いているとのこと。 

口取り持参のお茶飲みで話に花が咲き午前は終わった。 

昨日の続きで茶箱の材料加工、溝掘り、砥の粉塗りで終了。

 

明日は炭の釜出しと釜立て(炭木を入れて新たに炭焼きをする)の予定

 

 加工中の材料  自作の溝切り

 

『がん患者の心配より・・・?』

私の場合、3か月に1回は血液検査で腫瘍マーカーのチェックをして貰って

いるし、半年に1回はCTで転移などの検査をしている。

だから、万全だなんて言えないだろうが、一般的な人よりもきめ細かなチェッ

クと言える。なのに、そうした人たちが癌になった人のことを心配して下さる。

人の心配より自分の心配をして下さいと言いたい。自分だけは大病や癌など

かからないはずと誰も思っている。

地震や津波の被害に、自分は遭わないだろうと思っているのと同じ。大好き

ブルーハーツの歌にこんなのがある。

♪『だれの上にも雨は降るけど、

   時々、素知らぬ顔をしてチャンスも降ってくる』♪

チャンスだけではなく、禍も病も降ってくるのだ。

自分が癌にかかったから、やっと人様の心配ができるように成長した?

なんて、本当は格好の悪いことだが本当のこと。

 

 


茶箱つくりの準備

2012年01月24日 20時25分30秒 | 日記

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桐を製材し板にしたので、今日から茶箱つくりの準備にかかった。

製材した板は品質がバラバラなので、いいところを目につくところに当て、逆

に目につかない、つき難いところに節があるところや、傷のあるところを割り当

てる。

そこを上手くやらないと材料が、いくらでも必要になってくる。最終的には、妥

協の産物みたいになるけど。

加工と、若干の製材をしながら形を整えていくが、茶箱は何年も作っていな

いので虎の巻を見ながらになる。

 

  丸太を断ち切り、板にしていく 瞬間接着剤で張り付ける

 

『5年生存率 ?』

妻と先生の説明を受けた時、私の記憶では5年生存率は60%くらいだったが、妻

は40%くらいだったと言う。うーん、そうか40%だったかもしれない。

その頃は5年先のことよりも、目の前にある症状との闘いで手一杯、いくら

説明されても、心そこに非らずだったから、先生の説明も残っていないの

だ。この春で2.5年目、丁度半分に到達するが、半分過ぎようが頂点の

5年を過ぎても癌から解放されることはないのではないかと思う。つまり、安

心という衣に包まれることはなく、不安を上手くなだめ続けることなのか。

気にしていないと人には言う。正確に言えば、気にしないようにしている。

マーカーなどに怪しい数値が出ると、負けないで頑張るぞ!

先ほどまで居た『生存率は気にしないぞ』と言っていた人は、こちら側の不

安ゾーンに移ってきている。

暫くして、また向こう側に戻れそうだ

振り子のように,行っては戻りつつ・・・・・

そして、やっぱり、自分は勝つと言い聞かせる。

 

 

 


寒波再来

2012年01月23日 21時12分26秒 | 日記

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昨日、久々の酒をよばれて日本酒で1.5合弱くらいは飲んだ。以前なら、も

っと飲 んで多分、二日酔いでグダグダしていたものだろうが、今はそんなこと

もなく快調。 

朝から白いものがチラホラしていたが家を出たら、牡丹雪(当地方ではダンベ

ラ、ダ ンヒラ)が周囲を白に変えていた。 

今日も山小屋に出勤し、木工細工を再開。 

桐の丸太をチェーン―ソーで縦割りにしていたものから、電気鋸とカンナを使

って 1cmの板を作る。今回は貴重になった日本桐だから大切にしないと。 

最近の桐材も中国からの輸入品が大半。 

桐は板幅が足らないと瞬間接着剤で接着すると簡単に広げることができる。 

10枚ほどできたので茶箱を作ろうかと思っている。

 あっという間に白くなった

 

『元気で海外旅行も』

大手術をしたのだから、今後の生活が大きく変化したり、制限をうけるのでは

ないか心配する人もいるだろうが、私の場合は何も知らないから『手術をすれ

ば大体、前と同じような生活ができる』のではないかと思っていた。先生の言

ではすこぶる順調に回復している。術後の回復度合いは個人差が大きいらし

く、元の半分も回復できない人も多いとか。

退院して年が明け寒い日が続くと、右胸を開けた時の後遺症で肋骨付近が

痛み風呂に入ったりして温めていたので、温かい所に旅行したいと思ってい

た。そこで丁度いいコースをみつけ温かいタイ行きを決め、申し込んだところ

米子~韓国()は切符がとれるが韓国~タイが満席でキャンセル待ちも難

しいと回答があった。

何でも中国経済の好景気で中国人観光客のツアーで押さえられているらし

い。折角、旅行を計画したのだからと、寒い寒い韓国に行く、何ってこっち

ゃ?。タイ行きは、その後『赤シャツ軍団』のデモ騒ぎでツアーが中止になっ

たりした。

結局、梅雨前に岡山発の東方航空で上海経由の旅となった。

昨年は、2度目のアンコール・ワット、東日本大震災で多額の寄付をしてくれ

た台湾に行ってみたくなり出かけた。

また、秋には1週間ほど、自家用車で白川郷、黒部ダム、善光寺などを回る

旅も出かけた。

今年は3月、トルコへの旅を計画している。

体力は術前より大きく落ちたし、体重も45Kgとベスト50Kgへは戻らないから

全体的な馬力は無くなっているのは確かだが、クヨクヨしない、癌には勝つと

口では弱音を吐かないことにしている。

 

 


炭焼き初仕事

2012年01月22日 20時53分06秒 | 癌のこと

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炭焼初仕事

初仕事は、材料を倒し炭木を作ることだった。午前中は天気もよく順調に終

えたが午後になると、シトシトと降り出し、その内しっとりからはっきりと濡れてし

まった。

次に焼くだけの材料の準備ができ、26日に釜にある炭を出し、新たな炭木を

入れて火をつけることになった。夕方から新年会で久しぶりの日本酒をご馳走

になり、予想よりも早い帰宅で未だ元気。

 

 

    

  山から木出し        薪割り

 

 

『外国人のがん』

以前、アマチュア無線に興じていた頃、無線を通じて知り合ったアメリカ人の

OM(線の世界では先輩のこと)と意気投合した。当時70歳を越える人だっ

た。通信を重ねる度に心安くなり遂にはアメリカに行き、会うことができた。そ

の息子さんは40代だったがメロラノーム(悪性の皮膚がん)になり、最終的に

は全身に転移し若くして他界された。その方の墓参りもしたかったのが渡米を

後押ししたのだと思う。

 

我が家にホームステーしたスロバキアの若夫婦の従妹さんは、肝臓がんになり

今、闘いの最中だとか。年齢は未だ30代の若者で何とか闘いに勝ってほしい

と、キリスト教徒の彼に『地元の神社のお守りで異教徒の区別はしない。神様の

ご加護を受け取って欲しい』とお札を託した。

藁にも縋る思いはいずこも同じ。少しでも元気になって欲しいものだ。

 

同じくホームステーしたシンガポールの御嬢さんの母君が昨年秋にすい臓が

が判明。私たちはシンガポールに行った際、お会いしている。このがんの悪

なこと、判明時には手術もできないステージになっているのが大半。それから

れることなく事例通りのけ結果になっている。

彼女は日本に来ることがあるので、母と一緒に我が家に来たいと言っている。

勿論,歓待。

 

当たり前のことだが、日本人だろうが外国人だろうが、身近なところで癌ははび

こっている。がん健診、生活習慣の見直しなど予防に、腰を据えた備えをしても

防げない厄介者が癌のこと

 

 


便利な画像縮小ソフト

2012年01月21日 23時28分59秒 | 日記

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今日の一日

 

画像縮小ソフトの発見。

本当に便利な時代になったと思う。HPの容量は20MBで昨日、やっとそれに

収まりこの作業を収束したが、容量を抑えるのに簡単なフリーソフトを探してみ

るとあるわ、あるわ。

早速に使ってみると本当に簡単に縮小でき、画質も落ちないから言うことなし。

19.7MBだったHPの写真を縮小したら僅か6.2MBへと大スリム。

これで、HPの中身を大幅に変えても十分、対応できそうなので・・・・・どうしよう

かな????

明日は、炭焼き作業があり、その後からは新年会があるので、明日のブログは

怪しい。

 

『行方不明になった歯』

手術の日程が決まり、段々と忙しくなっていったが以前から怪しかった前歯が、

グラグラしてきた。手術には関係ないないだろうが何かのはずみで取れてしま

うと危ないか、と思ったが歯医者は嫌いだからと放置していた。しかし、本当に

もうとれるくらいグラグラしてきたので意を決して医者に出かけた。

受付で事情を話し診察室へ、『接着剤でグラグラしないようにして下さい』先生

が診て一言

 『これは、どうしようもありません。抜いておきましょうか』 グラグラしているとは

いえ未練

はある。『結構です。自分で抜きます』

結局、何もしなかったので初診料も取られずロハ、ちょっと恰好悪かった。

 

いざ、手術室へ 『歯が抜けるかもしれないので注意してください』と馬鹿げた

文をつける。ICUを出て、5日ぶりに個室に戻って気づくと歯がない。必要な

ものではないが、飲み込んでしまっていたら?と不安になる。心肺装置などをく

わえていたから、抜けてどこかに行ったんだろうか。

看護師さんにだれか知っておられる人がいるか聞いてみたが不明だった。

飲み込んだら便と一緒に出てくるだろうが・・・・

♪ ぼくの右手をしりませんか? ♪ ブルーハーツならぬ 

♪ ぼくの前歯をしりませんか?

 


HPリニューアル収束

2012年01月20日 22時22分20秒 | 日記

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今日の一日

本日も雨の一日。

HPのリニューアルは佳境に入ったし容量一杯の20MB近くになったので今回

はこれで収束させることにした。これでやっと他のことができる。

 

今日の山仕事は、以前もらっていた桐の丸太から板に製材すること。チェーン

ソーで断割り、電気鋸、かんなで形を作り板にしていくが、中心付近に大きな

虫食いの穴が長く続いていて沢山はとれそうにない。製材したら、違い棚でも

作ってみようと思っている。

夕方からは、国税庁の確定申告作成コーナーを使って、申請書類を作成、

明日には発送しょうと思っている。

 

『味覚の変化』

退院してから半年した春、韓国旅行に行った。韓国へは何度か行っているの

で、明洞に滞在なら地下鉄に乗って近場の移動は可能だから、目新しい場所

を見つけては自分たちでいっている。

韓国うどんの店に入り、沢山は食べられないだろうかもしれないと、うどんを2

人前と餃子を1皿頼んだ。ところが、このうどんの量ときたら私たちにとっては

半端なものではない。仕方なしに食べ続けたが私は直ぐにgive up。。

韓国で食事といえばキムチはつきもの食べ放題だ。テーブルに置いてあるキ

ムチをパクリと一口、次の瞬間にむせかえオエーッ!、恥ずかしながら吐き出

してしまった。幸い他の客には分からなかったようだが、余りの辛さに耐えきれ

ず・・・・以前なら、少々の辛さなら平気だったのに、術後にはすっかりとヘナチ

ョコになってしまった。

ワサビ、洋からしの辛さは以前と同じなのに、トウガラシには物凄く敏感になり、

高菜の漬物に入っているものでも・・・・。

また、その他の味覚変化は甘党への変身だ。甘納豆、最中、餡、饅頭などは

見向きもしなかったのに、今ではわざわざ買いに行くようになった。

多分、胃の摘出の関係でダンピング症状も関係しているのかもしれないし、

煙草を吸わなくなったことも原因かも。

 


お年寄りにblogを紹介してください

2012年01月19日 19時33分43秒 | 日記

私は昭和21年生まれの65歳。

癌になり食道と胃の一部を摘出し、今は術後の経過観察と再発兆候がないか

のチェックを続けている。最初の一年は、腫瘍マーカーの結果はすべてが基

準以下だった。ところが僅かながら基準を超えた時期があり、それが再発だと

か移転の兆候を示すものではないと言われても、不安は頭をもたげる。

事実、それまでは何の心配もしていなかったから診察に行くのも平気だった

が、検査結果を聞く日には腹を据えて冷静に聞くようにしていた。本当は怖か

ったけど。

数値が元に戻り平常値になっているが、癌との闘いは終わったのではなく、今

でもこれからも未だ闘い続けなければならないと改めて肝に命じた出来事だっ

た。5年生存が一応の目安らしいから、あと3年ほどの健康を保てば、癌による

死から少しは逃れられるかもしれない。座して待つことなかれ、歳を少々とっても

色々なことに目を向けて、動けば病もよそに行くかも。

歳を少々とったが外国の友人とメールのやりとり、海外旅行(近場が多い)も年

に2回くらいは行くし、楽器にも興味を持ち遊んだりして、若者にも負けないく

らいのバイタリティーがある。

もし、シュンとしたお年寄りがおられたら、癌と一緒に暮らしている爺さんがい

ることを話して元気づけてあげて欲しい。

 

今日も雨降り、HPつくりに精をだしやっと形ができた。

四苦八苦して作ったHPは未完なれどupしたので、そんなこともしていると付け

加えて

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『布団を上げるのは私の役目』

入院中、ベッドのシーツ交換は係員がやってくれるが、朝起きたら自分で片

つけをしなければならなかった。毎日そうしている内に、といってもたったの

2~3週間で習慣になってしまった。

だから退院してからも、朝の布団の片つけは私がやり始め、今では私の役目

になった。もう2年も続いている。余所の家でも、こんなのあるのかな?


花壇の被害

2012年01月18日 19時10分59秒 | 日記

 

 花壇には不似合いの電気柵

町の『花いっぱい運動』に参加するために、前自治会長と国道沿い(432号線

で狭い古いもの)に勝手にブロックで花壇を作った。以来、年末になると正月

向けに葉牡丹を植えている。昨年の冬は年末からの大雪で、除雪車が雪かき

をしたら花壇が埋まってしまい当分観ることができなかった。

雪が溶けたら、ネズミを大きくした(大きいものは子犬くらい)ヌートリアが毎晩、

出没して食べてしまった。花壇は川の傍だから被害は避けられないが、今年も

そうならないことを願っていたが少々、食べられてしまった。

花壇に防除用の電気柵など使うなんて聞いたことはないが、仕方なしに設置、

全く要らない仕事をさせてくれる。

 

『親族のがん事情』

私の家系は癌とは縁のないものだった。だから癌にはならない、なり難いので

はと思っていた。妻の家系は癌の家系、父親が肝臓、母親は胃、姉が乳がん

だ。ところが、近年になって異変が生じた。従妹が乳がん、兄が舌癌と立て続

けに癌に襲われた。それから、一年もしない内に私が食道・胃がんになってし

まった。

兄弟5人、従妹3人、計8人の内、3人も癌になった。親、祖父母には癌はい

ないのに。食生活の変化なのか原因は分からないが共通項は酒・たばこの組

み合わせ。親族と本人の癌に関係があるの?、癌は遺伝するの?

そういえば、先生からも『親族の方に癌になった方はいますか?』と聞かれた。

遺伝はしないと言われているが、こう聞かれるとやはり何か関係あるのかな?と

思ったりするが。

 

 

 

 


親兄弟にも内緒で

2012年01月17日 23時29分34秒 | 癌のこと

阪神淡路大地震でなくなられた方々に黙とう・・・・

 

今日もHPB(Home Page Builder)のお付き合い、やっと簡易の全体像をアップ

してリンクやらのチェックして、先が見えてきたと思い作り続けていたら、プロバ

イダーの許容値(20MB)を越えてしまっていて、また とほほほ。明日は、天気が

良さそうなので、先日倒した楢の始末をしなければならないし・・・・・。

変わり映えのない日々だったが、山ですることのない時に、ギターでも始めて

みようと思い、安いエレキギターセット(Elioth)を購入。リズム感のない私でも大

昔に弾いたことがある程度なのでゼロからのスタートと同じだが、ジャーンとや

ってみよう。

 『手術前日まで親にも内緒』

あの年の初めに大阪在住の兄が舌癌になり手術をした。それに続けとばかり

ではないが、次は弟が食道・胃がんになったバッドニュースだから、あんまり

心配かけたくないと思っていた。

自分で勝手に『直ぐ死ぬようなことはないだろうから』と思っていたから、妻に

も『手術が終わったら言うことにしよう』と言っていた。だから、友人や近所の

人さえ一言も言ってなかった。

お見舞いに来られると、同じことをその都度繰り返し説明することになるし、

うっとおしいから面会謝絶でいこうと決めていた。だが、万が一でも手術でや

ばくなったら、私は分からないからいいけど妻が責められるのは可哀そうだか

ら、直近に母親に説明。

だから、手術日の家族は来なくてもいいと思っていたが、また先生に叱られる

ので妻ひとりのエコでと思っていたが、娘も一緒に居てくれたそうだ。

それから、家にいる妻は私を訪ねてくる人に、適当なことを言い、悟られない

ようにしていた。全ての人に面会謝絶を決めていたが、一組だけは断りきれ

ずに許可。見舞客の相手をしなくてもいいし気楽な入院生活をエンジョイ。


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