食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『手術から4年経過』

2013年10月09日 17時55分35秒 | 癌のこと

今日、10月9日は私が手術を受けた日、丁度4年が過ぎた。月日の移り変わりをあり

ふれた言葉で言うなら『遅いようで早い』となる。5年生存率の話をする時には月日の

経つのは遅く感じるが、年末を迎え1つ歳をとるとなれば早く感じる。私は術後、何日

経過したのかを表す術後カレンダーなるものを作っており、それによると今日は1460

日目になる。こうして日数にすると、やはり早いスピードで過ぎているようにも思える。

不摂生が祟ったり事故に遭ったりするものは外的な要因だから、そうしたものを除い

て考えた場合、自分の身体に宿命があるのだろうか不思議に思う。

しかし生きていく内には様々なことが起きるから、生命はそうしたものが複合的に絡ま

って決まる。私は手術をして癌を切除して貰ったが、恐らくこの時点から新しい宿命が

待ち受けていたと思う。自分の願いに叶うものなのか否か、それこそ分からないのが宿

命だ。5年生存率40%を背負いながら術後、幸いにもこれといった大きな不具合に遭わ

ずに済んでいる。5年生存まであと1年になったが恐らく5年を過ぎても癌との関わりを

忘れ去ることは出来ないから、癌細胞の有無に関わらず『癌との共生』は避けられない

と思う。何はともあれ、素直に4年経過を喜びたい。


『拍子抜けの台風通過』

2013年10月09日 17時51分47秒 | 日記

大型の台風24号が日本海を抜ける。いつぞやの台風19号が辿ったコースと似ている。

勢力は19号の時より弱いと予報されていた。

夜12時ころは、台風の風と思われる弱い風が吹き始めていた。明け方が一番接近し午

前中は大荒れが続くから警戒するように注意が出ていた。

午前4時ころ、風の音で目が覚めた。かなり強い風で近所のどこかの物が転がったり、ビ

ニール屋根がパタパタと大きな音を出している。TVをつけて様子を確認すると、どうも一

番近いところにあるようだった。風音や物音で再び寝付かないかと思っていたが、いつの

間にか寝入り目が覚めた7時半には風も弱く、注意報も解除されていた。この調子なら畑

やハウスに少しは影響があるかもしれないと覚悟をしていたが、茎ブロッコリーの苗が吹

き飛ばされ根がちぎれていた以外に被害なし。昨日、ハウスに設置している雨水を溜め

るバスタブ、汚れた水を捨てて雨を期待していた。ところが風台風だったらしく雨水は10

cmくらいしか溜まっていなかった。山では強い風が吹いたおかげで木に残っていた栗が

いい具合に落とされ、最後の収穫となった。

4時ころの状況では被害があってもおかしくはないと思っていたが、その後のニュースに

よると、台風一過による被害はなかったようで安堵した。


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