食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『肌寒い一日』

2013年10月05日 17時54分59秒 | 日記

朝から小雨模様の始まり。天候次第ではもみ殻を貰いに行く予定にしていたが、こ

れでは湿ったものをビニール袋に保存することになり、カビでは生えたらややこしい

から、後日に延期した。

雨の場合に何をすると決めていなかったから、取り敢えず山小屋に向かうと、小雨に

丁度いい仕事があった。先日、倒した椎木の小枝が山のように積まれており、その

始末に小雨は打ってつけだ。

枯れ枝に火をつけて椎の小枝を少し乗せて燃やす。未だ生だが火力が出て来ると

枯葉と変わらないくらいよく燃える。山火事の時、生木が燃え盛るのと同じ。

1時間ほどで焼き尽くしてしまった。暑いと騒いでいたのに、こうして火を焚いていて

も丁度いい位だから、季節は移り変わっている。

午後からは、これから始まる木工細工のためにノミ研ぎに精を出す。

もう少しすると、ストーブの火入れなんて・・・


『雑想考、原発の資格』

2013年10月05日 17時25分24秒 | その他

原発稼働開始後、過去約40年間は福島原発で起きているような重大な事故は起こ

っていなかった。何世代も前のコンピューターの世界での信頼性を表すMTBF(Mean

 Time Between Failure)という時間軸があった。コンピューター自体成熟したものでは

なかったから数100時間、こんな感じではなかったと思うがはっきりと覚えていない。

意味はそのままで誤動作、故障が起こる間隔を時間で示す。

こうしたものを原発に当てはめて、どれくらいのものなのか当てずっぽうでも推測する

ことは出来ない。私たちが原発事故と報道でしるものは恐らく氷山の一角で、停止し

て点検・修理を要するもの又はそれに近いものだけではないかと思う。電力会社と立

地自治体で協定を結んでいる範囲の事故でさえ、隠しきれなくなりそうになると遅れ

ばせながら報告される。その都度、自治体から抗議されると『遺憾、改善』判で押した

回答をすれば事が済むと思っているから、体質的に隠せるものは隠す、それ以外は

ぎりぎりまで抑える努力をする。これはあくまでも推察であるが、多分Bingo

安倍首相のアンダーコントロール発言以来、福島原発の汚染水処理は輪をかけて悪

い方向に向いている。何度も汚染水漏れを繰り返しているから、話を聞いていてもい

つの分なのか判らなくなってくる。

ALPSにしても稼働停止、再開、停止などやっているから今、稼働しているのかすら判

らない。原発の模型を見せて貰ったことがある。一言で言うと炉心などを除くと曲がりく

ねったものや、直角に近い曲りなどパイプのお化けの印象が強い。パイプの破損、劣

化、経年変化などで水や蒸気漏れなどの小さなトラブルは沢山発生すると思われる。

原発は核反応の発熱で水を沸かして出る蒸気で発電機を回転させるから発熱を除け

ば、水・蒸気の制御が根幹になっている。極論になるが原発を扱う社は広義に解釈す

れば水制御のプロでなくてはならないのだ。今、東電はその矢面に立たされているが、

果たして他の電力会社は東電よりも優れたスキルを持ち合わせているのだろうか。原

子力規制委員会の一部の委員は『東電に資格云々・・』と言及していた。もし、他の電

力会社に東電を上回るスキルを持っているなら、直ぐ東電に力を貸すべきだ。

貸すだけのスキルがないなら、自社の原発で同じことを繰り返すことになるから、東電

同様に資格はないのではないか。

原発を扱う社の最低条件はベントをつけるとか防波堤を作ることではなく、福島原発を

始末できることである。責任のとれないことをするなと学校で習わなかったのか?

習っていなかったのなら、今教えてやったから、意味をよく考えてごらん。


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