カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

辛酸なめ子の現代社会学

2012-05-16 18:50:59 | 本日のしりきれとんぼ
新宿の施療室の待合空間に週刊文春が置いてある。
でも、徳さんはほとんど読まないで目を通す程度だ。
だが、ページをパラパラとめくって、辛酸なめ子のコーナーに目が止まった事がある。
ペンネームのネーミングがいい。
いささかラフなタッチで現代の若者の風俗が1コマ漫画で描かれ、辛酸さんの少し風変わりな寸評が載っている。

その辛酸さんが社会学の講義をしてくれるというので手にしてみた。

徳さん、こういうパターンは結構好きだ。

南しん坊さんが生徒役になって、様々な学問の最先端にいる人から講義を受けるシリーズは学校で習うどんな授業より面白かった。
しん坊さんは聞き上手、質問上手で、先生から思わぬ過剰で親切な説明を引き出している。

辛酸さんの取り組み方はそれと少し違う。
感性と好奇心を武器に、呆れたり、感心したり、危惧したり、影響を受けたり、、。
見かけと、主張とは裏腹に結構肉体派なのだ。

この本はドキュメンタリーだったのだ。

純愛プレー、スローライフ、アキバ、王子、女子アナ、モンスター、エコ教、、、。

徳さんの知らない世界の羅列に出くわし、徳さん、オロオロ。

徳さんって、ほんと、世界の端っこで生きてるんだな~、と、しみじみ、、、。


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M君、蜂窩織炎で入院

2012-05-15 19:23:53 | 本日の患者さん
蜂窩織炎はこのあざみに似ていなくもない。

リンパ浮腫などで、足などが浮腫んだ状態にあると、組織の隙間に蛋白と水分が過剰に貯留し循環が悪くなってしまう。
栄養豊富で、細菌が繁殖するのに最適の環境だ。
そのため僅かな細菌が侵入しただけで、一気に脚または腕全体に広がり、増殖してしままう。
そして強い炎症が起きると、細胞が一層だけの毛細血管壁のすきまが大きくなり、蛋白と水分が大量に組織間隙内に出て来てしまい、そこで固まって線維網を作ってしまう。
そのさまは、蜂の巣のようでもあり、あざみのようでもある。

徳さんが昔々教わったことによると、蜂窩織炎は炎症の中でも最悪のクラスに位置する。

「今日、退院したよ」

と、M君から電話があった。
やれやれである。
2週間の入院だった。
これは長い。
多分、M君の状態はかなりの程度だったんだろう。
先日、見舞いに行った特、40度の熱に見舞われた、と言っていた。

入院直前にM君を見かけた人が、M君の余りに憔悴し切った表情を見て、M君はもう駄目なんじゃないか?と感じたとも伝え聞いていた。

ともかく、今は元気を取り戻したようで良かった。

M君は脳性小児マヒで車椅子を利用している。
運動不足は否めなく、足の慢性的浮腫みは同伴者のようなものだ。
小さな傷、水虫などにも細心の注意を払っていかなければならない。


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『ヒューマン なぜ人は人間になれたのか』 NHKスペシャル取材班 

2012-05-14 18:25:47 | 本日の抜粋

     ***********************

** 「アテナイでコインが誕生したときに、現代人の心が生まれました。古代ギリシアの文化が我々にとってなじみ深いのは、彼らが、我々の生活を支配しているお金を持つようになった最初の人々であるからです。彼らが初めて感じ、考え、また警告したのと同じ危機感を、いま、我々も共有しているからです。** シーフォード教授

** しかし、アテナイの人々は、そのことを気に留めなかったという。コインによる繁栄と環境破壊のどちらをとるか。当時の人々の実際の行動は、やはり繁栄を取ったことを示している。
「私はギリシャ語やラテン語など古代文字をたくさん読みましたが、環境保護や資源を節約しようというような表現は、ほとんど見られません」
 例外は、プラトンだという。プラトンは「水の供給地を守るために、木を植えるべきだ」と述べている。
「プラトンが気付くことができたというのは、やはり非常に素晴らしいと思います。でも、問題は、こうした哲学者の警告が莫大な経済的利益の前にどれほどの影響力をもつことができたのかということです」** ドナルド・ヒューズ教授

NHKスペシャル取材班 『ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか』より 角川書店
     ***********************

NHKスペシャル取材班4名がそれぞれ各章を分担して書いている。
取材時期は3・11震災の前年に始まり、震災の翌年にこの本が出版されている。
微妙にあの震災が取材班の意識に繁栄している部分もある、、、。
(徳さんはニュース以外なかなかテレビを見る機会もないので、このさぞかし面白かったに違いない番組を見ていない)
こうして本になったものを後追いで読むしかない。

20万年前から、お金を発明したギリシャ時代までのホモ・サピエンスの歴史を、心の形成されていく過程を主題として、世界中の学者から取材したものだ。
構想12年というから、ちょっと、NHK以外では手が出せない。
(受信料の問題と絡めると、ここらはややこしい心情になる)

読み終えて、気になったのは、4章に分かれ、執筆担当者がそれぞれに書いているのだが、1,2,3章はベテラン記者が担当し、4章を若い?女性記者が書いている。
さすがベテランは上手い。
しかし、個性がなく、3章とも同じような文体になってしまっている。
巨大なシステムのなせる業なのかもしれない。
4章だけが、書いている本人がいる。

知的好奇心からだけでいうと、1~3章が断然面白い。
なにしろ、今まで知らない事のオンパレードなのだから。

だけど、身につまされるのは、お金が登場してからのお話、、、。
抜粋は4章から、、、。


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これは難題、骨棘のいたずら、ヨーぼう

2012-05-12 18:55:25 | 本日の患者さん
Fさんから問い合わせの電話。

「同僚で、腰が痛くて動けないのがいるんですが。
整形で見てもらった所、骨が尖がってると言われたそうなんですが、、。
そんなのは、先生の所で治療の対象になりますかねえ」

「骨が尖がってる、、、。圧迫骨折ですかねえ。
急性期でなければ、やれる事はあると思いますけど。
とにかく背骨を拝見しない事には、、、」

Fさんに付き添われてやって来たヨーぼうは、杖をついて体をくの字にして現れた。
左手を膝に当てて体を引きずるようにして歩いている。

「こうして左膝を手で支えてやると何とか歩けるんです。
他の格好は痛くて出来ないんですよ。
寝るのも、うつ伏せも、仰向けも出来ません。
膝を抱えて横寝するしかありません」

ご本人から話を聞くと、整形でレントゲンを撮ってもらい、腰椎の4,5番に骨棘が出来ていて神経を圧迫しているのが原因と診断されたそうだ。
手術の話は出ず、痛み止めと湿布とコルセットが処方されたが症状は改善していない。
以前から腰椎椎間板ヘルニアと診断されていて、腰に不安感は常に感じていたが、3日前の起床時に急に痛みで動けなくなったのだそうだ。

「カイロプラクティックというのは、骨を操作するように思われていますが、実際は靭帯や筋肉の緊張を取って、骨の並びを改善しようというものです。
だから、ヨーぼうのように腰椎に付着した骨のような棘が神経を圧迫しているとなると、それ自体は対象外なんです。
ただ、痛みによる周囲の筋肉の異常緊張で、味あわないで済む痛みを改善する事は出来るかも知れません。
ともかく、何が出来るかやってみましょう」

とは云ってみたものの、ヨーぼうはベッドに移るのも大変。
ようやくベッドに移り終えても、取れる姿勢は膝を抱えての横寝だけ。

しばらくの悪戦苦闘の末、仰向けで楽になる姿勢が見つかった。
とはいっても、ヨーぼうがやっている膝抱え姿勢を強力にしたものでしかないが、、。

「神経って、電線のように思いがちですけど、ちゃんとした生き物なんです。
今回のように、骨棘によって神経根が圧迫されると炎症を起こしてしまい、腫れて浮腫んだ状態になって断面積が広がり、圧迫を受けやすくもなってしまいます。
今、緊急の課題は神経様のお怒りを静めることです。
ヨーぼうにとって救いなのは、急性の痛みである事。
こうして痛みから解放される姿勢がある事です。
恐ろしい病気の可能性が排除されているからです。
ともかく、セカンドオピニオンを聞くつもりで、もう一軒、確かな病院で診断してもらって下さい。
ちょっと、今回の整形の先生の対応は腑に落ちないんですよ」

「今回のこんな症状なしに見えたとしても、ここでやる事は山ほどありますからうちもお忘れなく、、。ね。」


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スタンレー・ミリグラム 『服従の心理』 山形浩生訳 

2012-05-11 12:34:17 | 本日の抜粋

***********************

一部の人たちは、ナチの例をまじめに考えようとしない。われわれは民主主義社会に住んでいて、専制主義国家にいるのではないからだ。でも現実にはこれで問題がなくなるわけではない。というのも、問題は心理的態度群あるいは政治的組織の一種としての「専制主義」ではなく権威そのものだからだ。専制主義は民主主義的な慣行に取って代わられるかもしれないが、権威そのものは、いまわれわれの知るような形を続ける限り、廃止することはできない。
 民主主義では、人々は多数決の選挙を通じて役職に就く。だがいったんそのその地位になっていしまえば、他の手段でその地位についた人と比べて権威の度合いが変わるわけではない。そしてこれまで何度も見てきたように、民主主義的に設けたれた権威の要求だって良心と葛藤を起こすのである。何百万人もの黒人の輸入と奴隷化、アメリカインディアンたちの殲滅、日系アメリカ人の収容、ベトナムでの民間人に対するナパーム弾の使用などは、すべて民主国の権威から発した残酷な政策であり、どれも予想通りの服従をもって応えられた。いずれの場合にも、それぞれの行動について道徳的な懸念が述べられはしたが、一般人の典型的な応対は命令に服従することだった。
 アメリカ中の大学で、この服従実験について公演するたびに驚かされるのだが、若者たちは実験の被験者たちの行動に仰天して、自分なら絶対にそんな行動はしないと断言するのに、その同じ人が数ヶ月後には軍にとられて、被害者に電撃を加えるのとは比べものにならないような行動を、良心の呵責一切なしにやってのけるのである。この意味で、かれらは他の各種の時代に権威の目的に身を委ね、その破壊的プロセスの道具と化した人々と比べて、善悪の面で大差ないのだ。

スタンレー・ミルグラム 山形浩生訳 『服従の心理』より 河出書房新社

     ***********************

3月11日の震災後、これまでの日本にはびこる、ありとあらゆる悪弊が一掃され、厳しい現実を前にしつつも、一種、清々しい日本が再生するものとばかり思っていた。

しかし、そんなのは妄想でしかないようだ。

立ち塞がる壁の一つは、権力への服従、権威への服従、利権への服従、、、。

そう思って手にした本だった。

この本の実際は、大学教授の権威のもとに、崇高な実験目的のためにと、何ら訓練のされていない普通の社会人が、知らない他人にどれだけの電流が流せるかという実験に対する考察を展開したものだ。
何しろ、多くの被験者は、良心の呵責に耐えながら、またある者はただただ命令に忠実であろうとして、生命の危険が充分に考えられる電流を流してしまったのだ。(もちろん実験では、電流を流される人の、実際に電流が流されていると錯覚させる演技によってなされた)

人は権威の下、責任を権威者に委ねることによって、いくらでも残酷になれることが証明された実験報告だ。

ナチのホロコーストは異常な残忍な人がやったことではなく、ごく普通の人間の手によってなされた行為だった、ということだ。


今回の地震、津波、原発事故後の対応に、国民の信頼を裏切った権威への服従が見え隠れする。
そこには我々の中にある服従の心理もあるような気がしてならない。

誰が主人公なのか?
改めて問い直すことから始めなければならない。
善良な人々の傷口が剥き出しになったままに野ざらし状態を続けている、、、。


訳者、山口浩生のあとがき、それも後書きの蛇足として書かれた「服従実験批判」という文章が面白かった。
肥大化した社会においては権威の存在は不可欠だとし、その権威が信頼に足るもので有り続けるために、相互監視やチェックシステムの機能化の必要性を短い文章の中で提唱している。


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抜歯、仮歯

2012-05-09 20:20:13 | 本日の無惨
今日は朝から気合が入る。
久々の抜歯だ。

以前、立て続けに歯を抜かれた事がある。
かかった歯医者が悪かったのだ。
歯がぐらついてるから抜くしかないですと云われて唯々諾々としてそれに従った徳さんも情けないが、、、。
もちろん、近所の評判を聞いて行った歯医者だったのだが、評判の良いその先生は、亡くなった先代の歯医者さんだったと後で知らされた。
二代目にご用心!

それから十数年。
なんとか抜かずにやって来た。
その後の歯医者さんには恵まれたのだ。
歯がぐらついている事と抜歯の必要性は、必ずしも一致しないのだとは残念な後知恵。

そして今回は納得づくの抜歯。

抜かれた歯を見てビックリ。
歯根に歯石がびっしりとこびり付いている。
という事は、その歯は歯肉で守られることが無くなってかなりの時間が経っているということの証しである。
密閉の装置が壊れ、口内の雑菌に無防備状態で放置され続けていたという事になる。
これでは、その歯自体への治療が無効になる。

納得の抜歯を再納得した次第。

抜歯の後は、すぐに仮歯の作成へ。
これにはちょっと感動した。
無からの創造!
と、絶賛したい気分である。

ただ今、その愛すべき仮り歯のご協力の下に、ナッツ類を肴にポリポリやりながら、酒をチビリチビリとやっておりまする。
あ!
抜歯後のその夜はお酒は控えるようにと、云われていたんだっけ、、、。


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この連休の成果2 友川かずき流れで ちあきなおみ 『夜へ急ぐ人』

2012-05-08 16:54:47 | 本日の楽曲
Chiaki Naomi - Yorue Isogu Hito 夜へ急ぐ人


まず伏線。

時々、仕事帰りに立ち寄って、一合半の日本酒を飲ませてもらってるお店がある。
いつも渋い音楽がかかっている。
珍しく客足が途絶えたので
「今流れてるの、唄ってるのは誰?」
「○×って人」(徳さん、せっかく聞いたのに、もう忘れてしまってる、、、。情けなや)
「結構いいよね。ちょっと、友川かずきに似ているよね」
と、話は友川かずきに移っていく。
「あれって、客商売やってると、ちょっと流せないよね~」
「うちも、最終近くなって、大丈夫なお客さんだけにならないと流さないですよ。友川かずきならCD持ってますよ。貸しますよ」

なんて話の進み具合で、なんとCD5枚も借りたのだった。

そして連休。

高校時代の友人に会う。
ドリンクのお代わり無制限というところで延々数時間。
(もちろん徳さんはドリンク替わりにお酒をちびりちびり)
話は八方に散りながら、いつか友川かずきの話に。
「丁度、彼のCDを借りているから、コピーして送るよ」

別れて数時間後、徳さんの乗り越しを心配してメールが届く。
「今、途切れ途切れながら友川かずきをPCで聞いている。何十年ぶりか、、、。ホント凄い!こんな男の傍にいる女(女たち)を尊敬する!」

そうだ、YouTubeの手があった。
日頃愛用しているようで、利用しきれてないってのが、PC音痴の自分らしい。
早速見てみる。聴いてみる。

いや~。やっぱ、このエネルギーは凄ざましい。

と、場違いに、ちあきなおみが出てくるではないか。

『夜へ急ぐ人』

いや、これまた凄ざましい。
この歌が、友川かずきの作詞作曲だって知らなかった。

何十年か前のNHK紅白の模様だが、かつてこれほど、あの祭り気分をぶっ壊したものはなかったに違いない。
昔の紅白は大人だったということか、、。


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この連休中の成果、その1

2012-05-07 19:38:34 | 本日のセロ&ニーニャ
いつの休みもそうだが、直前までは意気込みに満ち溢れている。
それが、今回程度の連休規模ともなればなおさらだ。
日頃先延ばしにしてた事柄が詰め込められる。

図書館からの延滞注意、返本催促を無視して貯め込んだ本を読み終える。
なおざりにしてたギターの練習をみっちりやる。
一日に一単語覚えて満足しているていたらくのスペイン語の勉強を集中してやる。
友人の形見分けで貰った碁の本を参考に石を並べてみる。
引越し後、未だ手の加えられていない庭の手入れをする。
徳さんも歳が歳なので一日だけは完全ぐうたら日を設ける、、、、。

休みが終わってみれば、それら意気込みの羅列は絵に描いた餅同然のていたらく。
実行できたのは、ぐうたらのみ、、、。

こんな次第で、もう徳さん自身には何も期待しない事にした。

そんな中、子猫たちが頑張っている。
いや、頑張っちゃいないが、日々、確実に成長している。

最近は、彼らに部屋が解放され、かなり自由に我家の中を闊歩、時には疾走するようになった。
ただ問題は奴らが夜行性の生き物である事。
夜中の2時頃にはセロとニーニャの追っかけこのような騒ぎが必ずある。
家のものは慢性的な睡眠不足、、、。

改善策は無い!

ということで、他の部屋への通路を封鎖して、夜は酔いつぶれて爆睡している徳さんの寝室がセロ&ニーニャに解放される事になった。

これは大成功。
案の定、徳さんは子猫たちの夜の乱痴気騒ぎに気付く様子も無い。

朝、疲れ果てて、掛け布団の上で二匹仲良く丸まって寝ているセロ&ニーニャを寝ぼけた頭で、うい奴と思うだけである。




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久々に良い空気を吸った

2012-05-01 20:50:31 | 本日のしりきれとんぼ
千葉県いすみ市の某所。
そこに、友人の別荘があって、この五月連休の前半、誘われるままに行ってきた。

「今日はあいにく曇っていて何も見えないけど、ここの夜空は満点に星が一杯見えて素晴らしいんだよ。冬の空気が澄んだ時期だと、天の川が雲がかかったように見えるよ」

そうか、その星空だけは見たかったなあ~。

「でも、ここの冬は寒いよ」

と、釘を刺されてしまった。

「去年は、ホタルの乱舞を見たよ」

へえ~、そりゃまた羨ましい話で、、、。

「千葉は水の乏しい地域でなんだけど、この先に小さな川があってね」

なんて会話を交わしながら、やがて酔いつぶれて寝てしまった徳さんでした。
空気が清浄で、日頃のストレスから開放されれば、なに、自称飲んべの徳さんなんてたわいないもんでごじゃる。

さて、態度を変えて、この事態を少し観察してみよう。

なぜ友人がこの地に別荘を持てたのだろうか?

写真の手前は、かつて稲が植えられていた田んぼの残骸である。
減反政策とやらで放棄された田んぼだ。
最低限の草取りだけはと、ボランティアで近所の人がやってくれている。
その奥に、雑木林が見える。
写真で切り取られたこの光景は、ごくごく自然に見えるが、実は、ここもかつて田んぼだったところだそうだ。
草刈の手が追いつかず、成り行きのままに放置せざるを得なくなって、ここ二、三年での出来事なのだそうだ。

なんと、この地に友人が別荘を持てたのは、農村の破壊があったからなのだった。
やれやれ。


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