カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

酔いから醒めたら元旦、帚木蓬正『白い夏の墓標』+大晦日の芸術

2012-12-31 16:21:00 | 本日の抜粋
ムム!ウーム。ウン?

酔いつぶれてる間に年が変わってしまった。

ウーン。
こんな感じで徳さんにとって世が過ぎていく、ってのが常なんだなあ~。

もちろん、こんな事でいいはずもない。
気を取り直してこの一年に臨むとしよう。

ということで、謹賀新年。

ともかく、昨日の大晦日からやり直しすることにいたしまする、、、。

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 あの日々にぼくの青春と、真の意味でのサイエンスがあったと思う。
 ウィルスもバクテリアも、それ自体は、ニュートラルな興味の対象でしかない。山と同様、究めつくすことに快感がある存在だろう。まっとうな科学も、逆立ちした科学もそれは同じことだ。
 それでは、研究者を、逆立ちした科学に向かう者と、まっとうな科学を目ざす者に振り分けるものは一体何か。実は、何もない。未知なものを究めること自体が快楽としてひとり歩きしはじめると、まっとうな科学も、いつのまにか逆立ちしてしまう。
 ぼくたちがやっていることは確かに、逆立ちした科学だ。だが、もっと恐ろしいのは、まっとうだと思いこみ、また人からもそう信じられ、その実、逆立ちしている科学ではないのか。

 帚木蓬生 『白い夏の墓標』より 新潮文庫

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「日本未来の党」というのがあった。
過去形でいうのは失礼なんだが、、、。
政治通を自称するおじさん方からは、小沢一郎に利用され、踊らされただけのピエロ扱いを受けている。

でも、あのドサクサの中で結党した代表の嘉田さんの一言は大事にしなくてはならない。

「今回の選挙は、あの東東北大震災、大津波、それに続く原発事故後の最初の選挙です。国民は今まで一度も原発についての判断の機会を与えられていませんでした。」

それが、争点をぼやかされてしまった。
必死になってぼやかした奴もいるし、駆け込み脱原発で反原発の色合いを薄めた奴もいる。
ともかく、原点に返らねば、、、、。



本日のおまけ

 小沢基弘個展⑤ 





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