カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

『ヘンな日本美術史』山口晃

2013-03-22 16:25:52 | 本日の抜粋
いろんなことに音痴な徳さんである。
それが、音楽、美術、いわゆる芸術となると好き嫌いしか分からない。
だから、当然、山口晃なる画家の存在を知らなかった。
題名に惹かれて手にした。

しかし、読み進んでしばらくのうちはピンとこなかった。
途中ではたと気付いた。
この本は芸術論を述べた本ではなく、技術書なんだと。
そう思って読むと面白い。
昔の日本の画家がどんな工夫をしていたか、西洋の画家がこだわる何を無視していたのかがわかる。

この山口晃画伯はどんな絵を描く人なのだろう?




これなどは意表を突かれる。
なんで、オオサンショウウオと少女なのか、、、?
でも、こう描かれると、卑猥さのないエロティシズムが伝わってくるから不思議だ。



こっちは徳さん、お好みから外れる。
昔の洛中洛外図の現代転用で、面白いだけでそれまでよ。
まあ、こんな人らしい。

サービス精神旺盛の人のようで、昔の作者の工夫をサッサとデッサンして絵解きしてくれる。



これは雪舟の絵を解説してくれたものだ。
う~ん、なるほど。



こちらは、月岡芳年という画家が、ある時から上手くなった理由だ。
う~ん、なるほど。

いずれにしても、絵が描けるって羨ましい才能だ。
おまけに、茶目っ気もたっぷりお持ちのようで、、、、。




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